教師のための「非認知能力」の育て方

教師のための「非認知能力」の育て方

総合58位

重版出来

好評7刷

学校で育てたい「非認知能力」のすべてがわかる!

テストでは測れない「非認知能力」。その中から学校で活用できる「自分と向き合う力、自分を高める力、他者とつながる力」に着目し、非認知能力を認知能力と合わせて育成する方法を、5つのステップにわけて小・中学校・高等学校などの実践例とともに詳しく紹介します。


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PDF
ISBN:
978-4-18-265252-3
ジャンル:
授業全般
刊行:
7刷
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 168頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年7月16日

目次

もくじの詳細表示

はじめに
本書の使い方
第0章 学校で育てたい「非認知能力」とは
1.「非認知能力」という力について
2.時代に要請される非認知能力の育成
3.非認知能力の育成のあり方―働きかけるところは?
4.非認知能力の育成のあり方―働きかけるとは?
5.チームで非認知能力を育成するために―教育実践ステップ5.0
第1章 ステップ1.0 Chunk down 抽象的な教育目標から具体的な行動指標へ
1.学校教育目標が「絵にかいた餅」になっていませんか?
2.学校教育目標を「絵にかいた餅」にしないために
3.アイデアドーナツで抽象と具体の中間をつくる
4.小学校,中学校,高等学校,自治体での挑戦事例
5.チームとしての軸を作るためのステップ1.0
第2章 ステップ2.0 Feedback 日常的な見取りとフィードバックで意識づけ
1.直接的な意識づけはまず見取りから
2.エピソード記録と4K分析に挑戦
3.見取った後はフィードバックで価値を共有
4.児童・生徒が自分で見取ってフィードバックできるために
第3章 ステップ3.0 Gimmick 意図的な仕掛けと感情への働きかけ
1.教師は能動的な仕掛け人になることもできる
2.ギミックを使いこなせるようになるために
3.授業で認知能力と非認知能力を一体的に育成する
4.プロジェクト・ベースト・ラーニングを使いこなすために
第4章 ステップ4.0 Assessment 量的×質的な振り返りと定期的な自己評価
1.非認知能力をどう評価する?
2.振り返りによる評価
3.児童・生徒の助けを借りよう!
4.振り返りによるログとアセスメント,メタ認知
5.非認知能力の定量的な評価への挑戦
第5章 ステップ5.0 Reflection 反省的実践者としての教師自身の省察
1.教師は反省的実践家なんだから
2.教師も環境の一部なんだから
3.学級・学校という場を豊かな環境に
参考文献
おわりに

はじめに

 小中高すべての校種で学習指導要領が改訂され,早いもので2023年度には,中学校のすべての学年が新課程で進められることになりました。そのような中,児童・生徒たちの「学びに向かう力,人間性等」をいかに学校現場で育み,「主体的に学習に取り組む態度」としていかに評価するのかという課題について,現場にいらっしゃる先生方は日々向き合っていらっしゃることとお察しいたします。


 2018年11月に私が上梓した『学力テストで測れない非認知能力が子どもを伸ばす』(東京書籍)という一冊は,新しい学習指導要領の波が押し寄せようとしていた当時のたくさんの先生方にフックがかかり,以降は校種や地域を問わず本当にいろいろな学校や自治体へ招聘していただき,そこにいる先生方と共に課題解決を進めることができました。


 そうしていく内に,現場の先生方に手ごたえを感じていただきながら,実践力をより一層発揮されるようになり,学校や自治体が活性化していくことを私自身もはっきりと実感できるようになっていきました。この先生たちの変化によって,私自身も現場の先生方に負けないように自らを高めていくことができたと思います。お互いの立場は違っていても,共に児童・生徒たちのため,現場の教育のために力を注ぎ合える関係というのは,最高の宝物であると確信できました。


 さて,そんな年数を重ねていく内に,これはそろそろより多くの学校や自治体の方々へ発信していく必要があるのではないかと思い始め,この度明治図書出版さんに相談させていただいた次第です。幸いなことに,今回のご提案を快諾していただき,読者のみなさんのお手元に本書をお届けすることが叶いました。本書は,一言で言えば「子どもたちに認知能力と非認知能力の一体的な育成を!」というコンセプトを持っていますが,それはあくまでも個人ではなくチームの実践によってです。


 これまで本当にたくさんの学校の先生方と共に行ってきた課題解決の先にあったのは,認知能力と非認知能力は切り離さずに育成すべきであるということ,そして,この育成をチーム学校,チーム自治体で組織的に取り組んでいくためには,ある一定のステップ(段階)が必要になってくるということ……これらを本書では具体的に提案していきます。その際の最大のポイントになるのが「教育実践ステップ5.0」というものです。こちらに関するそれぞれのステップと非認知能力についてのそもそも論を含めて本書は構成されています。これまで共に取り組んできた小中高の各校種の先生方の実践事例や自治体の取組事例なども紹介していますので,少しでも読者のみなさんの「やってみようかな」を誘うことができれば幸いです。


 さて,それでは次頁から読み進んでいってください! そして,本書を読み終えたとき,みなさんが私たちのパートナーになってくださっていたら,こんなにうれしいことはありません! どうぞよろしくお願いいたします。


  2023年7月   /中山 芳一

著者紹介

中山 芳一(なかやま よしかず)著書を検索»

1976年1月,岡山県岡山市生まれ,現職は岡山大学教育推進機構准教授。岡山で小学校教員を目指して岡山大学教育学部を卒業したが,小学校教員ではなく学童保育の指導員へ。そこで,学童保育の研究が必要だと確信し,教育方法学研究の道へ進む。岡山大学に在職してからは,学生たちのキャリア教育や課外活動支援を担当。そして,自らの実践経験は,非認知能力の育成に取り組んできたのだと確信し,全国各地の学校や幼保こども園で非認知能力を育成するための教育実践の在り方を提唱し始める。さらに,現場の教職員と協働で様々な非認知能力に関する課題解決を行うことによって,各校園の授業や取組の質的な改善や荒れていた学校の立て直しなどにも貢献している。

All HEROs合同会社代表社員。日本放課後学会代表理事。岡山県生涯学習審議会及び岡山県社会教育委員会会長。岡山県教育委員会「夢育」アドバイザー。文部科学省進路指導審査会委員。京都府第3次教育振興プラン検討会議委員。大阪府茨木市茨木っ子プランアドバイザーなどを務める。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 著者の講演をきいて、もっと詳しく知りたいと思い、購入しました。とてもわかりやすかったです。
      2024/3/140代・女性
    • 非認知能力の知識を得ることができました。また、今後の個人および学校での課題も浮き彫りになり、大変参考になりました。
      2023/10/1640代・高校教員
    • 現場でぜひとも実践してみたいと思わせてくれる一冊でした。
      2023/9/22ぴくみん
読者アンケート回答でもれなく300円分のクーポンプレゼント!

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