- はじめに
- 1 基本的な概念
- 1−1.ビットとバイト
- パソコンにおける情報の「量」/ パソコンにおけるデータの単位/ ビットとバイトの関係
- 1−2.メディアデータの基本概念
- ラスター画像とベクター画像/ 動画データの画像の種類/ 音楽・音声データの種類/ 画像データにおける色の扱い方
- 1−3.画像の解像度とは?
- 解像度を理解しよう/ 解像度の単位について/ マルチメディアと解像度/ 解像度の変更方法/ 総ピクセル数の変更方法
- <コラム> モニタ解像度は72dpi?
- 2 静止画データの作成
- 2−1.デジタルカメラの活用
- デジタルカメラのデータの取り込み/ モニタの表示領域と画素数/ デジタルカメラの出力解像度
- 2−2.スキャナによる画像の取り込み
- デジタルカメラとの違い/ 解像度は高いほどよいのか?/ 最終的にはどのくらい?/ スキャナでの基本的な取り込みの手順
- 2−3.画像の加工
- レベル補正について/ 不必要な部分を消す/ コピースタンプツールの使い方/ 飾りを施した文字を作る/ レイヤースタイルを使った効果/ 日本語の文字詰め/ 他にもある様々な機能
- 2−4.圧縮とファイル管理
- ラスター画像とファイルサイズ/ 画像データの圧縮の基本的な仕組み/ 圧縮のリスクとデータの管理/ JPEG形式の書き出し/ GIF形式の書き出し/ PNG形式の書き出し
- <コラム> レイヤーとは?
- 3 動画データの作成
- 3−1.ビデオ編集の流れと留意点
- ビデオ編集の基本的な流れ/ マルチメディアにおけるビデオ編集の留意点
- 3−2.ビデオ編集の基本1
- iMovieによるビデオ編集/ ビデオ映像の素材を編集用アプリケーションに取り込む/ 素材映像の中で必要な部分だけを切り取る/ 見せたい順に並べる/ トランジション(映像が切り替わる時の効果)を入れる/ 音楽や効果音などを入れる/ タイトルやテロップを入れる
- 3−3.ビデオ編集の基本2
- Windowsムービーメーカーによるビデオ編集/ ビデオ映像の素材を編集用アプリケーションに取り込む/ 素材映像の中で必要な部分だけを切り取る/ 見せたい順に並べる/ トランジション(映像が切り替わる時の効果)を入れる/ 音楽や効果音などを入れる/ タイトルやテロップを入れる
- 3−4.アニメーションづくり
- ベクターアニメーションを作ろう/ 作業の手順/ 菱形を作る/ 菱形を回転させるための準備/ 菱形の回転/ 中抜きの円(ドーナツ形)をつくる/ ドーナツのアニメーション/ ドーナツのアニメーションを重ねる/ シーンに配置する/ Flashの特徴と留意点
- 3−5.データの形式と書き出し
- 動画データの形式/ WindowsムービーメーカーとHelix Producer Basic(RealMedia)の連携/ iMovieとRealProducer Basic(RealMedia)の連携
- <コラム> FlashアニメーションをiMovieに取り込む
- 4 メディアデータの統合
- 4−1.PowerPointでの統合
- プレゼンテーションからインタラクティブコンテンツへ/ メディアデータの読み込み/ プレゼンテーションとの違い/ 画面制御の方法/ 目隠しボタンの作成
- 4−2.ホームページでの統合
- 見るのは簡単、作るのは?/ 基本のホームページの形式/ 画像の表示方法/ rmファイルの表示方法/ wmvファイルの表示方法/ movファイルの表示方法
- 4−3.Flash MXでの統合
- 「マルチメディアビューアー」を作ろう/ ビデオファイルの変換/ ビューアーの作成
はじめに
現在私たちは、「マルチメディア」という言葉を特に意識しなくても日常的に利用しています。現在の一般的な認識としては、コンピュータ画面などでの様々な表現(文字、映像、音楽等)とインタラクティブな機能の組み合わせを「マルチメディア」と理解しても差し支えないと思います。
マルチメディアコンテンツがパソコン上で制作可能になり、ブロードバンド環境が一般的になるにつれて、マルチメディアはドキュメント制作技法として今後ますます手軽に取り組むことができるようになるでしょう。一方では、マルチメディアもまた多くの人が体験できるメディアであり、コミュニケーションの手段でもあります。教育関係の皆様が学校や地域の内外で多くの人と情報をやり取りし、マルチメディアをコミュニケーションに役立てることで、全体的なメディアリテラシーの向上や、新しい取り組みへとつながっていくことが期待されます。
本書はどちらかといえば、高度な知識・技術よりも、むしろDIY/日曜大工や料理のように、自分で作り上げていくことを目標とした、マルチメディアについての基礎的な知識に焦点を当てたものになっています。対象としては、これまでメールやホームページ等でパソコンを使用されてきた方々、あるいは、ワープロや表計算でパソコンを利用されてきた方々を想定しています。教育現場で、マルチメディアコンテンツ作りに取り組む必要がある方々が、市販のマニュアル本などを読む前後に一通り理解しておくと役に立つ情報を提供しようと心がけました。もちろん、これから趣味や仕事で取り組んでみたいという方々にとっても、パソコンを使ったマルチメディア表現技法の大枠を理解していただければ幸いです。
最後に、本書を出版するにあたり、イラストを提供していただいたカシワギ マリ様、出版の労をとっていただきました、明治図書出版編集部、石塚嘉典様、庄司進様に心より感謝申し上げます。
平成14年11月 上山 輝
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明治図書
















