令和型生徒指導マップ つみきメソッド実践ガイド

令和型生徒指導マップ つみきメソッド実践ガイド

近日刊行予定

多様化した令和ならではの生徒指導に、つみきメソッドで挑む!

かつて地域やまわりの大人が作ってくれていた「生徒指導の土台」が揺らいでいる今、多様な子どもたちに教師ができることとは。「厳しさか受容か」の2者択一ではない、子どもたちを支えてつみ上げる子ども支援・生徒指導について、場面別の対話例も入れて解説しました。


紙版価格: 2,046円(税込)

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ISBN:
978-4-18-257523-5
ジャンル:
生活・生徒・進路指導
刊行:
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 152頁
状態:
近日刊行
出荷:
2026年4月17日

もくじ

もくじの詳細表示

はじめに
序章 これまでの指導が通じない子どもたち
ある日の教室 能勢先生の場合
ある日の教室 笹江先生の場合
1章 令和型生徒指導に最適! つみきメソッドのしくみ
自己肯定感は主体性から
主体性には,痛みより喜び
子どもとの間にある空白を埋める
解説 つみきメソッドのしくみ
2章 子どもの言動や気持ちを「観察」する
関わる前後が観察のタイミング
見えないものを観察するために
感情的になったときが観察のチャンス
観察に必要な3つの「めがね」
観察する3つの方法
解説 子どもの言動や気持ちを「観察」する
3章 子どもと一緒に「ゴール」を設定する
ゴールが必要な理由
ゴール設定は「成長の4段階」に合わせて
ゴールの見通しを立てる
解説 子どもと一緒に「ゴール」を設定する
4章 子どもの気持ちに寄り添い「ささえる」
2つの「ささえる」
心の余裕を可視化する
時間めがねで子どものネガティブをささえる
時間めがねで子どものポジティブをささえる
解説 子どもの気持ちに寄り添い「ささえる」
5章 子どもに技術や知識を「つむ」
基礎を教える
考える力を高めるために問いかける
4つの聴く
解説 子どもに技術や知識を「つむ」
6章 子どもの「成長」と大人の期待は一致しない
「成長」には,3つの側面がある
成長は子ども自身にしかできない
成長したくなる環境を整える
大人が成長するから,子どもも成長する
解説 子どもの「成長」と大人の期待は一致しない
7章 つみきメソッドによる「いじめ対応」
これまでのいじめ対応
これからのいじめ対応
事実と願いを揃える
4つの聴く 被害者の場合
4つの聴く 加害者の場合
8章 つみきメソッドによる「不登校対応」
なかなか外せない「自分めがね」
「相手めがね」で観る
「時間めがね」で観る
「ゴール」を設定する
安心・自信を「ささえる」
更新したイメージを「つむ」
「成長」を信じる
9章 つみきメソッドによる「保護者対応」
相手が正しくないと思うから難しくなる
「修学旅行の班編成を変えろ」という場合
「教師の感情的な指導をどうにかして」という場合
特に攻撃性が強い場合の対応
10章 つみきメソッドシートを活用する
問題発生時には全体像と見通しを
同級生の持ち物を盗んでしまった子どもには
序章に出てきたナカジマくん
おわりに
参考文献

はじめに

 令和に入り,生徒指導はますます難しく,複雑になっています。かつて当たり前だった指導の背景には,地域や人間関係に支えられた“見えない土台”がありました。しかし,社会の変化によってその土台が揺らいでいます。その土台がないまま,これまで通りの指導をしても,効果がないだけでなく,人間関係も崩れる一方です。

 そこで「つみきメソッド」の登場です。不安定なつみきに,周りと同じ高さを目指して無理につみ上げようとしても,山はすぐに崩れてしまいます。そんなときに必要なのは,「つむ」ことではなく,まず「ささえる」ことです。

 また,同じ問題行動でも「指導が甘い」「受容が足りない」と教師によって見方が異なり,バラバラではチームとしての指導が機能しません。共通言語と見立てをもつことで,子どもへの理解が深まり,効果的な支援が可能になります。

 つみきメソッドは,「厳しさか受容か」という二者択一ではなく,子どもの状態をよく“観察”し,目指す“ゴール”を見据え,“ささえる”か“つむ”かを選びながら“成長”を目指す柔軟なアプローチです。

 開発者の中島征一郎さんは,私にとって“ブレーン”ともいえる存在です。多くの指導のヒントと勇気をいただきました。出会いについては,おわりににゆずりますが,いじめをなくしたいという思いでつながることができました。

 本書『令和型生徒指導マップ つみきメソッド実践ガイド』が,日々の問題解決の助けとなることを心から願っています。


   /千葉 孝司

著者紹介

千葉 孝司(ちば こうじ)著書を検索»

1970年,北海道生まれ。元公立中学校教諭。ちばTラボ代表。ピンクシャツデーとかち発起人代表。いじめ防止や不登校に関する啓発活動に取り組み,カナダ発のいじめ防止運動ピンクシャツデーの普及にも努めている。

中島 征一郎(なかじま せいいちろう)著書を検索»

1976年,東京都生まれ,新潟県在住。プロコーチ。なかじまなび塾塾長。NPO法人Grow Up理事長。いじめをなくすために,教員,子どもたち,保護者に向けて講演活動を行っている。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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