思考力・表現力を高めあう授業づくり・学級づくり

思考力・表現力を高めあう授業づくり・学級づくり

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考える力や表現する力を育てる授業づくりの実践例を多数紹介

新指導要領下、PISA型学力づくりが求めれている。勿論これは、基礎基本の習得が絶対条件。そこで多くの現場では今、思考力と表現力を合体化させた学習活動に力を入れているところが増えている。本書では、その実際のあり方を具体例で紹介。


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ISBN:
978-4-18-247016-5
ジャンル:
授業全般
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 176頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

目次

もくじの詳細表示

はじめに
第1章 今求められるPISA型学力
第1節 学力実態調査から見た学力観の変化
1 これまでの学力観
2 今求められる「活用できる」学力観
第2節 評価の観点で見る学力観の変化
1 指導要録に見る評価の観点(現在の学力観)
2 今求められる学力観
第3節 PISA型学力
1 OECDとは
2 DeSeCoによって示されたキー・コンピテンシー
第2章 考える力や表現する力を育てる授業の構想
第1節 考える力や表現する力を育てる授業のポイント
第2節 授業づくりにおける指導者の役割
1 課題設定(導入)の段階
2 課題追究(展開)の段階
3 交流(広め・深める)段階
4 振り返り(評価活動)の段階
第3章 考える力や表現する力を育てる低学年の授業づくり
実践事例@ 第1学年/生活
「おみせやさんごっこをしよう」
実践事例A 第1学年/生活
「ようちえんの子といっしょにあそぼう」
実践事例B 第2学年/生活
「あしたへジャンプ!」
第4章 考える力や表現する力を育てる中学年の授業づくり
実践事例@ 第3学年/社会
「わたしたちのくらしとお店」
実践事例A 第4学年/国語
「ごんぎつね」
実践事例B 第4学年/国語
「説明文を書きかえよう」
実践事例C 第4学年/社会
「大和川のつけかえ」
第5章 考える力や表現する力を育てる高学年の授業づくり
実践事例@ 第5学年/社会
「情報と社会」
実践事例A 第5学年/社会
「わたしたちの生活と情報」
実践事例B 第6学年/社会
「3人の武将と全国統一」
実践事例C 第6学年/算数
「分数でわる計算」
実践事例D 第6学年/特別活動
「学年の憲法をつくろう!」
第6章 思考力や表現力を育てる学級づくり・学校づくり
第1節 スクールスタンダードづくりへ
1 学習のきまりの指導として
2 生活のきまりの指導として
第2節 日記の指導を通して思考力や表現力を育てる
1 学級の取り組みとして
2 学校全体の取り組みとして
おわりに

はじめに

 2003年に行われた経済協力開発機構(OECD)による国際学習到達度調査(PISA)の結果,子どもたちの学力低下が指摘され,「伝え合う力の育成」を研究テーマにした学校が急増した。2007年から実施された全国学力実態調査においても,このPISA型読解力(自らの目標を達成し,自らの知識と可能性を発達させ,効果的に社会に参加させるために,書かれたテキストを理解し,利用し,熟考する能力)の結果が公表され,思考力や表現力の育成が課題であることが指摘されている。

 この新しい要素を加味した学力を育成するためには,もちろんこれまで取り組んでいる基礎・基本の習得は絶対条件である。各校では,朝読書,漢字・計算の練習や少人数指導の場を設定し,継続的・組織的に取り組んでいる。しかし,これだけではPISA型読解力(思考力や言語的表現力)の育成には不十分である。それだけに,いろいろな授業の中で,子どもたちが自らの考えを出し合い,高め合っていく授業が求められている。本書は,自ら考えて,その意見を出し合い,互いに高め合い,さらに自らの学習を振り返る学習を再構築することによって,今日的な課題を解決していきたいと考えている。そのために,できるだけ具体的な事例を数多く取り上げ,国語や算数など,一部の教科だけではなく,多様な学習の場で活用・発展ができるように構成している。

 さらに,このような学習を展開するためには,日ごろからの学級づくりにおいて,話し方・聞き方などの指導が不可欠であると考え,学習規律の指導,スクールスタンダードづくりについてふれている。

 多くの学校や先生方の参考にしていただければ幸いである。


   /馬野 範雄

著者紹介

馬野 範雄(うまの のりお)著書を検索»

1954年,大阪市生まれ。大阪市公立小学校・大阪教育大学附属平野小学校教諭,大阪府教育委員会指導主事を経て,現在大阪教育大学准教授

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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