体育科授業サポートBOOKS
○×マンガでわかる! 体育授業が必ずうまくいくマネジメント術

体育科授業サポートBOOKS○×マンガでわかる! 体育授業が必ずうまくいくマネジメント術

好評4刷

インタビュー掲載中

わかるとできるをつなぐ体育授業マネジメント術

体育のグルーピングってどうやればいいの? 子どもを集中させる話し方とは? 本書では授業の始め方から学び合いのテクニックまで、わかるとできるをつなぐ体育授業のマネジメント術をマンガで楽しく解説しました。この1冊で明日からの授業が変わります!


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ファイル形式

PDF
ISBN:
978-4-18-216022-6
ジャンル:
保健・体育
刊行:
4刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 128頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年12月16日

もくじ

もくじの詳細表示

はじめに
第1章 体育授業をつくる基礎基本
[体育授業で大切にしていること]
1 点と線という考え方
2 3つの約束
[1時間の授業の進め方]
3 組み合わせ単元でじっくり動きづくり
4 2段階の手立てで「わかる」と「できる」をつなぐ
5 意識すべき4つのこと
6 授業マネジメント力の高め方
第2章 ○×マンガでわかる!体育授業マネジメント50
[体育授業の始め方]
1 授業前ランニングで心身をウォームアップさせる
2 時間通りに集合・整列を習慣化する
3 かけ足集合で授業にリズムをつくる
4 目の前に空間が広がらない場所で集合させる
5 日光の向きを考えた場所で集合させる
6 集合場所を固定する
7 「困っていること」から学習課題をもたせる
8 集団行動を身に付けさせる
9 「得点化」で競争・協同意識を生む
[場づくりのテクニック]
10 用具の準備と片付けは全員で行う
11 用具の準備と片付けは図で示す
12 用具の準備と片付けの時短テクニック
13 はしご方式のコートで技能差サポート
14 目的別にコートを設定する
[話し方・声かけのテクニック]
15 「、」は少なく,歯切れよく話す
16 注目のさせ方・惹き付ける話し方
17 目線の高さを使い分ける
18 「イメージ言葉」で動きのイメージをもたせる
19 見せる・聞かせる姿勢を使い分ける
20 一斉指導はタイミングを図る
21 1回に1つの内容を指導する
22 具体的にほめる
23 ほめる視点を多くもつ
24 具体的に叱る
25 示範・試技は見る観点を明らかにする
26 示範・試技は見せ方を意識する
[学び合いのテクニック]
27 チームで行う運動の学びの基本
28 個性を生かしたチームをつくる
29 その場で等質なチームをつくる
30 目的別に話し合いの人数を設定する
31 話し合いの内容を設定する
32 話し合いの形を使い分ける
33 声のお手伝い(応援・かけ声)でかかわりをつくる
34 手(動き)のお手伝いで「できる」を引き出す
35 声と手のお手伝いで「できる」「わかる」を引き出す
[カード・掲示・ノートのテクニック]
36 学習カードのポイントは3つに絞る
37 学習カードの画像はポイントに合わせる
38 場づくりの掲示では効果を示す
39 掲示物は学びの中心を明らかにする
40 板書で授業の見通しを示す
41 体育ノートで蓄積・定着させる
[評価のテクニック]
42 技能はチェックで評価する
43 思考・判断はエピソードで評価する
[領域別・授業づくりのテクニック]
44 体つくり運動領域
45 器械運動領域
46 陸上運動領域
47 水泳領域
48 ゲーム領域
49 表現運動領域
50 保健領域
おわりに

はじめに

 体育の授業に関する本は,数多く出版されています。体育科教育のスペシャリストの方が書かれているだけあって,どの本を読んでも,「そういう運動のさせ方があるのか」など新たな発見が多くあります。

 私は,子どもの頃や学生時代にスポーツで活躍したわけではありませんし,大学で運動や体育について専門的に学んできたわけではありません。だから,体育の授業に関する本を読んだり,体育の公開授業を数多く参観して授業のつくり方や運動のさせ方・教え方などを学びました。そして,学んだことを授業に生かしてきました。でも,なかなか子どもたちの運動感覚や運動技能を身に付けさせることができるような授業ができずに困ることが多くありました。

 子どもたちの運動感覚や運動技能,体力を伸ばすには,「楽しく運動できること」「安心して運動できること」が大切だと考えます。今回,このような執筆の機会をいただき,自分が行っている体育授業の特徴が伝わる本に仕上げたいと思いました。

 さて,老子の言葉に「授人以魚 不如授人以漁」というものがあります。「魚を与えれば,1日食べていける。魚の採り方を教えれば,一生食べていける」という意味です。

 私は,この本を「魚の採り方」を伝える本にしたいと思っています。そこで,1つの運動の紹介よりも,いろいろな領域に生かすことができる体育授業の「授業マネジメント」や「学習規律」,「授業の雰囲気づくり」について書くことにしました。

 ちなみに,私が体育授業で意識していることは,「みんなで」「わかる」「できる」「つなぐ」です。この本を手に取ってくれた先生方の体育授業に,1つでも生かすことができるものがあれば幸いです。


  2016年4月   新潟市立山田小学校 /小林 治雄

著者紹介

小林 治雄(こばやし はるお)著書を検索»

1972年新潟生まれ。関東短期大学卒業。新潟市立山田小学校教諭。新潟市マイスター教員。新潟学校体育研究会幹事長。研究教科は体育。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • マンガで分かりやすく、時間がないときでもすぐ確認できて良かった。
      2020/5/1720代・小学校教員
    • ○×で示されると、自分の実践がどっちによっていたか考えやすく、とてもわかりやすいです。
      2019/12/9はなえみ
    • 指導主事の先生もこの本を持っていました!読みやすく、使いやすい
      2019/6/2230代・小学校教員
    • 体育授業に力を入れて取り組んでいる先生方だけでなく、体育授業が苦手な先生方にこそ読んでほしい一冊です。
      2018/9/430代・小学校教員
    • こんな場面では、こんな声のかけ方でいくとよいなどがマンガでわかりやすく書いてありました。いろいろな場面で活用していきたいです。
      2018/7/1140代・小学校管理職
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