重要用語300の基礎知識19教育評価重要用語300の基礎知識

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教育評価の領域だけに限定せず、教育心理学、学習心理学、認知心理学、発達心理学など、幅広い領域から選定し、学校教育の実践・理論に直結可能な用語を300解説する。


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電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-212317-4
ジャンル:
評価・指導要録
刊行:
5刷
対象:
小・中
仕様:
A5判 320頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第
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もくじ

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刊行のことば
はじめに
T 教育評価(学習評価)の理論と歴史
1 評価と測定
2 教育評価の目的
3 教育評価の対象
4 教育評価の機能
5 自己評価・他者評価・相互評価
6 総合評価と観点別評価
7 相対評価・絶対評価
8 個人内評価
9 到達度評価
10 診断的評価
11 形成的評価・総括的評価
12 履修主義と修得主義
13 教育評価略史
14 教育測定運動
15 標準学力検査
16 評価運動
17 進歩主義教育運動
18 八年研究
19 児童中心主義
20 教育目標の分類学(タキソノミー)
21 完全習得学習(マスタリーラーニング)
22 治療モデル・補償モデル・特恵モデル
U 個人差の診断的検査
1 個性
2 暗黙の性格観
3 性格検査
4 質問紙法
5 投影法
6 作業検査法
7 発達検査・発達指数
8 レディネス検査
9 知能の構造
10 知能検査
11 知能指数(IQ)
12 適性検査
13 進学適性検査(SAT)
14 選抜試験
15 創造性検査
16 職業興味検査
17 認知スタイル
18 学習スタイル
19 学業不振児
20 アンダーアチーバー・オーバーアチーバー
21 学習障害(LD)
22 注意欠陥多動性障害(ADHD)
23 情緒障害
V 知識・技能の評価
1 連合理論と認知理論
2 スキーマ
3 スクリプト
4 記憶のモデル
5 短期記憶と長期記憶
6 作動記憶
7 初頭効果・新近効果
8 記憶の処理水準
9 記憶の体制化
10 宣言的知識と手続き的知識
11 エピソード記憶と意味記憶
12 潜在(閾下)学習と潜在記憶1
13 偶発学習
14 プロダクション・システム
15 メタ記憶
16 熟達化
17 自伝的記憶
18 展望記憶
19 表象(命題とイメージ)
20 知識のネットワーク表現
21 メンタルモデル
22 概念のプロトタイプ
23 概念地図法
24 技能学習
25 学習曲線
26 過剰学習
27 観察学習
W 思考・判断の評価
1 日常的認知
2 領域固有性
3 形式陶冶と実質陶冶
4 学習の転移
5 学習の構え
6 学習観
7 課題分析・学習階層
8 ルール評価アプローチ
9 誤答分析
10 素朴理論
11 問題解決の過程
12 目標手段分析
13 ヒューリスティックとアルゴリズム
14 類推
15 帰納的推理と演繹的推理
16 批判的思考
17 メタ認知的活動
18 メタ認知的知識
19 意思決定
20 確率判断
21 論理的思考
22 ルール学習
23 ピアジェの発達理論
24 拡散的思考・収束的思考
25 創造的思考
26 孵化
27 機能的固着
28 発想支援
X 理解・表現の評価
1 統語論・意味論・語用論
2 言語習得装置(LAD)
3 変形生成文法
4 認知的制約
5 基本語彙と語彙検査
6 言語行為
7 会話の公準
8 自己中心的言語と社会的言語
9 外言と内言
10 コミュニケーションと誤解
11 ボトムアップ処理とトップダウン処理
12 推論と統合
13 既有知識と理解
14 物語文法
15 視点と理解
16 共感的理解
17 メタファーの表現と理解
18 テキストモデルと状況モデル
19 読みの熟達化
20 作文産出過程のモデル
21 発話プロトコル法
Y 学習意欲・自己形成の評価
1 自己実現
2 達成動機
3 親和動機
4 内発的動機づけ・外発的動機づけ
5 知的好奇心
6 コンピテンス
7 原因帰属
8 自己効力感
9 学習性無力感
10 学習の目標理論
11 暗黙の知能観
12 自己決定
13 アンダーマイニング現象
14 ほめことば・叱りことば
15 自己概念
16 相互依存的自己・相互独立的自己
17 情動的知性(EQ)
18 自尊感情
19 自己主張・自己抑制
20 自己評価維持モデル
21 セルフハンディキャッピング・努力の差し控え
22 防衛機制
23 欲求不満耐性
24 個性化と社会化
25 自我同一性(アイデンティティ)
26 アパシー
Z 学級集団・学校文化の評価
1 学級風土(学級雰囲気)
2 教師の儀式化
3 教室ルール
4 道徳性と慣習
5 スクールモラール
6 リーダーシップPM理論
7 仲間集団
8 ソシオメトリック・テスト
9 自己開示
10 援助要請行動
11 向社会的行動
12 学校ストレス
13 適応障害
14 状況的認知(状況に埋め込まれた学習)
15 ヴィゴツキーの発達理論
16 活動理論
17 最近接発達領域
18 スキャフォールディング(足場づくり)
19 科学的概念・生活的概念
20 媒介としての道具・記号
21 多声性
22 ダイアローグ
23 正統的周辺参加論
24 エスノグラフィ
25 認知的徒弟制
26 拡張的学習
27 学校知
28 「能力」の社会的構成
29 社会的分散認知
30 協同学習
[ カリキュラム・教授法・学習形態の評価
1 カリキュラム開発
2 潜在的カリキュラムと顕在的カリキュラム
3 ナショナル・カリキュラム(学習指導要領)と学校カリキュラム・地域カリキュラム
4 ディシィプリン中心カリキュラム
5 問題解決学習・系統学習
6 ティーチャープルーフ・カリキュラム
7 螺旋型カリキュラム
8 クロスカリキュラム
9 コア・カリキュラム
10 単元学習
11 学習材
12 モジュラー・スケジューリング
13 無学年制
14 オープン・スクール
15 個別学習・集団学習
16 適性処遇交互作用(ATI)
17 習熟度別学級編成
18 発見学習
19 有意味受容学習
20 仮説実験授業
21 ジグソー学習法
22 ディベートによる学習
23 プログラム学習
24 CAI・CAL
25 マルチメディア学習
26 遠隔教育
27 情報リテラシー
\ 授業過程・学校経営の評価
1 授業コミュニケーションの分析
2 授業における非言語コミュニケーション
3 教室のエスノメソドロジー
4 反省的実践家としての教師
5 教えるための実践的知識
6 授業観・授業に対する信念
7 教師の意思決定
8 教育工学
9 再生刺激法・発話思考法・VTR中断法
10 カード構造化法
11 RCRT法
12 マイクロティーチング(模擬授業)
13 省察(リフレクション)
14 教育的鑑識と教育批評
15 アクション・リサーチ
16 授業カンファレンス
17 メンタリング
18 ティームティーチング
19 学校風土
20 教師のエンパワーメント
21 教師文化
22 学校診断評価
23 教員研修
] 教育評価の方法・技術
1 観察法
2 面接法
3 パネル調査法
4 評定法
5 論文体テストと客観テスト
6 力量検査と速度検査
7 縦断的データと横断的データ
8 コホート分析
9 プロフィール・データ
10 古典的テスト理論
11 テスト(測定)の妥当性
12 テスト・ワイズネス
13 反応傾向
14 天井効果と床効果
15 テスト(測定)の信頼性
16 テストバッテリー
17 信頼性係数の推定法
18 テストの等化と尺度化
19 項目反応理論
20 項目分析(通過率,G-P分析,誤 答分析)
21 S−P表
22 評価の歪み1:情報の信憑性と一 般性についての吟味不足
23 評価の歪み2:ステレオタイプ 的認知
24 評価の歪み3:選択的情報処理
25 評価の歪み4:感情および自己 の影響と個人差
26 教師期待効果
27 テスト不安
XI 教育評価のための統計法
1 測定と尺度
2 尺度の水準
3 度数分布
4 代表値
5 散布度
6 正規分布
7 歪度と尖度
8 相対位置の表示法
9 標準得点(偏差値)
10 相関係数
11 回帰分析
12 連関係数
13 推測統計(母集団と標本)
14 統計的仮説検定
15 ノンパラメトリック検定
16 t検定
17 分散分析
18 多変量解析
19 重回帰分析
20 因子分析
21 パス解析・共分散構造分析
22 メタアナリシス
XII 最近の教育問題と新しい教育評価
1 「ゆとり」と「生きる力」
2 新しい学力観
3 自己教育力
4 総合的な学習
5 地域の教育力
6 環境教育
7 情報教育
8 異文化理解教育
9 グローバル教育・国際理解教育
10 ホリスティック教育
11 認知カウンセリング
12 指導要録・通知票
13 心の教育
14 いじめ
15 不登校
16 学級崩壊
17 カウンセリング・マインド
18 スクールサイコロジスト
19 コンサルテーション
20 アダルトチルドレン
21 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
22 大学入試と「飛び級」
23 生涯発達
24 リカレント教育
執筆者一覧

刊行のことば

 今日,我が国は,人類がこれまでに体験したことのない新しい時代に向かい転換期にさしかかっている.人々の要求は,多様化,個性化,高度化し,科学技術,経済,情報,交通,通信などの国際化は産業構造や社会構造に大きなインパクトを与え,教育のあり方に大きな変化をもたらしている.

 家庭や地域社会の現状を見るとき,家族の結びつきや地域社会の連帯意識は弱くなっている.社会体験や自然体験,生活体験が著しく不足し,充実した生活が送れず,ストレスを持っている子供がかなりいる.このため,子供たちに,ゆとりや心の豊かさを持たせ,多様な価値や,他人を思いやる心を育てたい.さらには自己表現を豊かにしたり,自ら課題を見つけ,自ら学び,自ら考え判断し,行動して,よりよく問題を解決していく資質や能力を育てることが一層重視されなければならない.しかし,これらの理念と現実とはあまりにもかけはなれている.

 いまや教育者は,歴史と現実,世界の動向と我が国の現状,教育理論と実践,国の学習指導の基準と学校や地域の具体的実践等々,多くの葛藤の中から今日の教育状況を切り開き,解決の道を見つけなければならない.

 このような今日の教育をめぐる状況を捉え,教育研究の水準の向上と理論的なフレームワーク,教育の実践的な課題と解決方法,新しい学習指導要領に基づく実践の基礎を具体的に明らかにし,21世紀の教育研究と実践の進展のために,さらには混迷する教育の問題解決の一助たらんとして,本書を企画し,編集した次第である.

 本書は,それぞれの学問領域の第一人者に基礎用語の選定をいただき,執筆に当たっては優れた研究者,教育者等からご協力を賜った.編集や執筆の多大な努力と労苦に感謝を申し上げたい.さらに,明治図書の江部満,樋口雅子両氏ほかに格別のお世話になった.心から謝意を表したい.


   プロデュース・編集代表 /武村 重和

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      明治図書

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