中学校理科サポートBOOKS
手軽にできる! 中学校理科 観察・実験のアイデア50

中学校理科サポートBOOKS手軽にできる! 中学校理科 観察・実験のアイデア50

BEST300

とっておきの観察・実験で、生徒をグッと引き込もう!

ちょっとの準備ですぐできる、全学年・全分野の観察・実験ネタをたっぷり50個掲載。「羊羹でボーリング調査!?」「シャープペンシルの芯で電球づくり!?」…などなど、生徒が夢中で取り組むこと間違いなしのアイデアが満載の一冊です!


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PDF
ISBN:
978-4-18-203823-5
ジャンル:
理科
刊行:
対象:
中学校
仕様:
A5判 128頁
状態:
在庫あり
出荷:
2019年3月26日
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Contents

もくじの詳細表示

はじめに
本書の観察・実験を行う上でのご注意
第1章 手軽にできる! 観察・実験のポイント
1 理科好きを育てるには,やっぱり観察・実験の充実を!
2 観察・実験で生徒をグッと引き込むポイント
3 生徒を引き込むネタ探しのポイント
4 安全指導のポイント
第2章 手軽にできる! 観察・実験のアイデア50
■1年■
物理分野
1 アルミパイプで光の反射を見てみよう!
(身近な物理現象/光と音)
2 ブラックライトで身近なものを観察し,紫外線の利用を考えよう!
(身近な物理現象/光と音)
3 スマートフォンで火を消して,音の波を実感しよう!
(身近な物理現象/光と音)
4 シャボン膜の性質を調べて,表面張力を実感しよう!
(身近な物理現象/力の働き)
化学分野
5 表面が銀色のものの,正体を調べてみよう!
(身の回りの物質/物質のすがた)
6 ペットボトルを使って,二酸化炭素の重さを確認しよう!
(身の回りの物質/物質のすがた)
7 醤油を使って,有機物・無機物を調べよう!
(身の回りの物質/水溶液)
8 尿素を使って,結晶が析出する様子を観察しよう!
(身の回りの物質/水溶液)
9 ポップコーンの観察で,水の体積変化を実感しよう!
(身の回りの物質/状態変化)
生物分野
10 八百屋の野菜や果物で,果実のつくりを観察しよう!
(いろいろな生物とその共通点/生物の体の共通点と相違点)
11 手のモデルをつくって,複雑な動きと骨の関係を確かめよう!
(いろいろな生物とその共通点/生物の体の共通点と相違点)
12 手羽先の骨格標本で,筋肉と骨のつながりを観察しよう!
(いろいろな生物とその共通点/生物の体の共通点と相違点)
地学分野
13 珪藻土から化石を探そう!
(大地の成り立ちと変化/地層の重なりと過去の様子)
14 羊羹を使ったボーリング調査で,地層の重なりを調べてみよう!
(大地の成り立ちと変化/地層の重なりと過去の様子)
15 山のモデルをつくって,観察しよう!
(大地の成り立ちと変化/火山と地震)
16 津波のシミュレーションモデルで,波の動きを観察しよう!
(大地の成り立ちと変化/自然の恵みと火山災害・地震災害)
■2年■
物理分野
17 LEDで,直流と交流の違いを確かめよう!
(電流とその利用/電流)
18 シャープペンシルの芯で,エジソン電球を再現しよう!
(電流とその利用/電流)
19 ミニ雷発生装置をつくって,電流が流れる様子を観察しよう!
(電流とその利用/電流)
20 アルミ缶で,静電気の性質を調べよう!
(電流とその利用/電流)
21 アルミニウムのブランコで,電磁石をつくってみよう!
(電流とその利用/電流と磁界)
化学分野
22 シリコンチューブで,ダイナミックに水の合成をしてみよう!
(化学変化と原子・分子/化学変化)
23 身近なものを使って,発熱反応・吸熱反応を確かめよう!
(化学変化と原子・分子/化学変化)
24 線香花火をつくって,鉄粉の燃焼の様子を確かめよう!
(化学変化と原子・分子/化学変化)
生物分野
25 ヨウ素デンプン反応を,手軽にはっきり見てみよう!
(生物の体のつくりと働き/植物の体のつくりと働き)
26 紙と水を使って,植物が水を吸い上げるしくみを確かめよう!
(生物の体のつくりと働き/植物の体のつくりと働き)
27 色々な気孔をいつでも観察できる標本をつくってみよう!
(生物の体のつくりと働き/植物の体のつくりと働き)
28 カイワレダイコンで,手軽に道管を観察しよう!
(生物の体のつくりと働き/植物の体のつくりと働き)
29 フルーツのタンパク質分解酵素のはたらきを実感しよう!
(生物の体のつくりと働き/動物の体のつくりと働き)
30 キノコの酵素で,タンパク質の分解を見てみよう!
(生物の体のつくりと働き/動物の体のつくりと働き)
地学分野
31 マグデブルグ半球で,大気圧の大きさを実感しよう!
(気象とその変化/気象観測)
32 手の熱で上昇気流をつくり,翼を回してみよう!
(気象とその変化/天気の変化)
33 前線モデルをつくって,暖気と寒気がぶつかる様子を観察しよう!
(気象とその変化/天気の変化)
34 トレイの中に,カルマン渦をつくってみよう!
(気象とその変化/天気の変化)
■3年■
物理分野
35 本格的な浮沈子をつくって,浮力と力のつりあいを観察しよう!
(運動とエネルギー/力のつり合いと合成・分解)
36 インスタント味噌汁で,慣性の法則を実感しよう!
(運動とエネルギー/運動の規則性)
37 ワインボトルを使って,慣性の法則を実感しよう!
(運動とエネルギー/運動の規則性)
38 鉄球を飛ばして,磁力による運動の変化を調べよう!
(運動とエネルギー/力学的エネルギー)
39 ビーズを使って,低摩擦の世界を見てみよう!
(運動とエネルギー/力学的エネルギー)
化学分野
40 小さなたれ瓶で,簡易電気分解装置をつくろう!
(化学変化とイオン/水溶液とイオン)
41 ジュースやカレー粉を指示薬にして,水溶液の性質を調べよう!
(化学変化とイオン/水溶液とイオン)
42 中和で塩をつくろう!
(化学変化とイオン/水溶液とイオン)
43 バイルシュタイン試験で,プラスチックの分類をしよう!
(科学技術と人間/エネルギーと物質)
生物分野
44 プレパラートをつくって,様々な花粉のつくりを観察しよう!
(生命の連続性/生物の成長と殖え方)
45 ピーターコーンで,メンデルの実験を追体験しよう!
(生命の連続性/遺伝の規則性と遺伝子)
46 フクロウのペリットで,食物連鎖のイメージを実感しよう!
(自然と人間/生物と環境)
47 米麹を使って,分解者の働きを実感しよう!
(自然と人間/生物と環境)
地学分野
48 デジタル地球儀「ダジックアース」で,リアルな地球を観察しよう!
(地球と宇宙/天体の動きと地球の自転・公転)
49 手づくり高度計で,太陽の高度をはかってみよう!
(地球と宇宙/天体の動きと地球の自転・公転)
50 発泡トレイの上で,小さなオリオン座をつくろう!
(地球と宇宙/太陽系と恒星)
おわりに

はじめに

 私たちの学校現場を取り巻く環境は,日に日に厳しさを増しています。実に多くの要求が学校に寄せられ,その処理に多大な時間を奪われているのが実情でしょう。それでも手を抜かずに,なんとか楽しくわかりやすい授業を展開したいという,日本の教員の使命感によって辛うじて維持できているというのもまた事実ではないでしょうか。


 同時に,生徒を取り巻く環境は,とてつもない速さで変化し,忙しく駆け回っている大人がなかなか追いつくことができないような状況にもなっています。

 簡単に利用できるSNSや動画配信サイトで,学校で学ぶような内容についても閲覧することは可能です。実際に多くの生徒たちが利用しているでしょう。

 学校でできることを考えてみましょう。それはきっと直接体験なのではないかと思っています。知識として知っていることと,実際に手を動かしてやってみることには大きな違いがあります。

 デジタルネイティブと言われる現在の生徒たち,これからの生徒たちの原体験は,知識として知っていることと随分乖離してきているような気がしています。その現状を打破できるのが,学校であって,理科の実験なのではないでしょうか。


 デジタル教科書が導入され,やったような気になることができることもどんどん増えてきているのは事実ですが,実際に自分の手でつくり,動かし,生の音を聞き,匂いを嗅ぎ,目に焼きつける。それをできるのが学校の理科かもしれません。

 先日,ある理科教材のサイトを見ていると,「ガスバーナーの点火の仕方」というものがありました。確かによくできているサイトかもしれませんが,実際にマッチを擦って(今はこれすらなくなりつつありますが),ドキドキしながら着火してみる。やがてそれも普通にできるようになってというのが大切なのではないでしょうか。


 本書では,「ちょっと危険かもしれない」と思うような実験もいくつか含まれています。例えば,不沈子の実験ではガラスを使っています。ガスバーナーをバーチャルでやっているようでは到底できないのですが,実際にやってみると,相当面白いようで,色々工夫して自分たちで安全に気をつけながら作業するようになってきます。本物がもっている魅力というのがそういうことなのだろうと思うのです。


 教科書にも工夫された多くの観察・実験が導入されていますが,本書にはもう一工夫されたものや手軽にできるもの,もう少し深く考えることができるものを取り入れてみました。

 準備の時間もできるだけ少なくできるように工夫をしてみました。もちろんさらなる工夫をできるものもあるでしょう。そんな工夫を始めるきっかけにもしていただけると幸いです。


 本書が生徒たちの本当の力を引き出すきっかけになることができたら幸いです。


  2018年7月   /青野 裕幸

著者紹介

青野 裕幸(あおの ひろゆき)著書を検索»

楽しすぎるをバラまくプロジェクト代表,『理科の探検』誌副編集長,公立中学校教員。

色々な実験を取り入れた授業を楽しむ毎日。実験マニアと思われているが,それが当たり前だとも思っている。趣味は国内外問わず放浪的な旅行と骨格標本づくり。最近はもうつくらないようにしようと決心したものの,色々なところから「見つけたけど骨いるよね?」という感じ。

「楽しすぎるをバラまくプロジェクト」を結成し,その道のプロに色々とお話をしてもらいながら,まだまだ自分は浅いなぁと痛感し,日々勉強中。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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