授業づくりサポートBOOKS
新任3年目までに知っておきたい 子どもの集中を引き出す発問の技術

授業づくりサポートBOOKS新任3年目までに知っておきたい 子どもの集中を引き出す発問の技術

発問の技術を身につければ、授業がグッと楽しくなる!

すべての子どもが意欲的に問題解決しようとする気持ちを喚起させる発問でなければ、よい発問とはいえません。主体的・対話的で深く学ぶ授業の実現のために、おもしろくて価値があり、そしてどの子も集中する発問をつくるためのワザとその使い方を紹介します。


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PDF
ISBN:
978-4-18-182716-8
ジャンル:
授業全般
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 128頁
状態:
在庫あり
出荷:
2018年7月23日
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CONTENTS

もくじの詳細表示

まえがき
Chapter1 キソから考える! 発問づくりの技術
1 発問とは授業の生命線である
2 発問の意図をしっかりと考える
3 子どもの主体性を引き出す「おもしろい発問」とは
4 クラスが停滞する「つまらない発問」とは
5 発問と動機づけの関係を知る
6 全員が挙手するのがよい発問ではない
7 発問は声の速さ・大きさ・抑揚を意識する
8 発問と両輪を為す「指示」を大切にする
COLUMN 発問で学級づくり
Chapter2 子どもが集中する! 発問のつくり方
1 「おもしろい発問」をつくる心構え
2 教材勉強→教材研究→発問研究の段階を踏む
3 発問づくりの各段階で気を付けること
4 発問づくりは単元を貫いて考える
5 発問には条件設定が欠かせない
6 発問のことばは順序性を大切にする
7 発問は子どもの思考に寄り添ってつくる
8 発問には子どもにとっての「身近なもの」を取り上げる
9 イメージを広げる発問をつくる
10 子どもの素朴な疑問を発問につなげる
11 子どもの実態とのズレをなくす
12 適切な数の発問で思考する時間を確保する
13 「よい発問」は子どもたちの課題意識・問題意識とともにある
COLUMN 黒板は美しくまとめたほうがよい?
Chapter3 学習効果を高める! 発問の使い方
1 「考えさせる発問」で子どもを集中させる
2 あえて教師は間違えた発問をする
3 書き切ることができる発問にする
4 発問には子どものつまずきを生かす
5 「わかった」「できた」を促す補助発問を用意する
6 一問一答式の発問も活用する
7 追い込み発問はしない
8 「ところで」は使わない
9 「他にはありませんか」は言わない
COLUMN グループ学習さえ設定すれば授業が成立するわけではない
Chapter4 こんなときどうする? 発問場面でのトラブルシューティング
タイプ1 「これ,もう知っている!」という子ども
タイプ2 学習内容に沿わない発言をする子ども
タイプ3 間違うことを極端に恐れる子ども
タイプ4 発問の内容を理解できない子ども
タイプ5 わかっているのに発言しようとしない子ども
タイプ6 学級全体ではなく教師に向かって発言してしまう子ども
タイプ7 途中から意欲をなくしてしまう子ども
Chapter5 これでお悩み解決! 発問にまつわるQ&A
Q1 教師主導にならないように…と言われます。教え込みはだめなのでしょうか。
Q2 授業目標と発問のリンクのさせ方がわかりません。
Q3 「なぜ?」「どうして?」と繰り返し発問することの問題点はなんですか。
Q4 教室のどの子どものレベルにも合わせるためには,発問も学力の低い子どもに合わせなくてはならないのでしょうか。
Q5 対立を生む発問で「結論なし」のまとめはよいのでしょうか。
Q6 「授業の落としどころ」と発問にはどんな関係がありますか。
Q7 発問に対して挙手している子どもを不公平感なく指名するにはどうしたらよいでしょうか。
Q8 授業時間が残り少なくなると,焦って強引にまとめようとしてしまいます。
あとがき

まえがき

 授業は実におもしろいものです。教師の些細な一言で,子どもたちが意欲的にもなるし,その逆にもなります。授業が成立するか否かは,教師が問う 「発問」の良し悪しで決定付けられるといっても過言ではありません。

 つまり,「発問」は,授業を決定付けるすべてではないにしても,大きな要素となっているのです。


 教師の発問に対して,子どもたちが次々に発言をして,討論をし,授業の目標に向かって進んでいく―これが発問の役割であり,授業の核でもあります。


 ところが,教師と子どもとが互いに慣れてくると,教師の「これは?」の一言で子どもたちは発問の意図や内容を察知し,教師が求めている答えを導き出すことができるようにもなるかもしれません。しかしそれは,よく見ると,教師の発問に反応しているのは3,4名の子どもで,それもクラスの優秀な子どもであることが多いです。

 多くの子どもは,あまりに抽象的な発問では,一体何を求めているのかがわからず,まったく答えることができません。たとえば,発問の答えが,呼称を求めているのか,それとも原因を求めているのかなどが理解できないのです。一部の子どもだけがわかる発問では,発問の意味がありません。このような発問を繰り返していると,子どもの意欲は減退し,学力の格差はますます広がっていきます。


 発問は,けっして一部の子どものものではありません。すべての子どもに問うているものであり,しかも意欲的に解決しようとする気持ちを喚起させるものでなければならないのです。


 本書では,子どもが主体的かつ対話的に深く学ぶために,子どもにとってのおもしろく,価値のある発問づくりの技術やその使い方を紹介します。教師を目指している方や新規採用教員からの,発問づくりについての素朴な質問をもとに組み立てていますので,ご自身の授業を振り返りながらお読みいただき,これからのよりよい授業づくりに役立ててほしいと思います。


   /大畑 利則

著者紹介

大畑 利則(おおはた としのり)著書を検索»

昭和27年4月24日,静岡県焼津市生まれ。昭和50年に島田第二中学校を皮切りに中学校教諭を務め,平成9年には静岡市立青葉小学校へ,平成18年からは校長として静岡市立東源台小学校に赴任し,静岡市立長田南小学校へと転任した。平成25年から26年にかけては静岡市教育委員会教師塾指導教官を務める。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • これさえできれば完璧なんてことは無いと思いますが、学年や子供の様子を例に出し、こんな場合はこの言葉をこんな風に工夫するというような具体例が、1つの発問に対していくつか紹介されると、もっと良いものになったと思う。
      2018/4/230代・小学校教員
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