道徳科授業サポートBOOKS
「特別の教科 道徳」のユニバーサルデザイン 授業づくりをチェンジする15のポイント

道徳科授業サポートBOOKS「特別の教科 道徳」のユニバーサルデザイン 授業づくりをチェンジする15のポイント

インタビュー掲載中

ユニバーサルデザインの考え方を道徳授業に取り入れる!

人の気持ちを推し量るのが苦手な子どもなど、教室には様々な特性をもつ子どもがいますが、発問や教材提示を少し変えるだけで、どんな子どもにもわかりやすい道徳授業にチェンジできます!ユニバーサルデザインの視点で、ありがちな指導をチェンジする方法を紹介します。


紙版価格: 1,900円+税

送料・代引手数料無料

当日発送

電子版価格: 1,710円+税

Off: ¥190-

ポイント還元10%

ファイル形式

PDF
ISBN:
978-4-18-169317-6
ジャンル:
道徳
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 136頁
状態:
在庫あり
出荷:
2019年5月22日
テキスト採用品見本お申込みはこちらから

Contents

もくじの詳細表示

はじめに
1章 「特別の教科 道徳」のユニバーサルデザインの考え方とポイント
道徳授業のユニバーサルデザインとは?
今までの道徳授業をチェンジする視点
支援が必要な子どもと道徳授業での困難さ
全体指導と個別支援のポイント
道徳科の評価と特別支援教育
Column ひとりのため みんなのため
2章 ユニバーサルデザインの視点でチェンジする授業づくり15のポイント
教室環境をチェンジする
話し方・聞き方をチェンジする
指示・問い返しをチェンジする
発表の仕方をチェンジする
発問をチェンジする
授業の導入部をチェンジする
授業の終末部をチェンジする
多様な考えの引き出し方をチェンジする
視覚的な支援をチェンジする
ワークシートをチェンジする
話し合い活動をチェンジする
道徳授業の言語活動をチェンジする
役割演技をチェンジする
他教科等の特質に応じて道徳教育をチェンジする(図画工作科の実践より)
特別支援学級の道徳授業をチェンジする
Column 「正直,誠実」と支援を受ける素地
3章 ユニバーサルデザインの視点でつくる新しい授業プラン
A「主として自分自身に関すること」
授業をチェンジ
授業プラン1「善悪の判断,自律,自由と責任」
授業プラン2「正直,誠実」
B「主として人との関わりに関すること」
授業をチェンジ
授業プラン1「親切,思いやり」
授業プラン2「友情,信頼」
授業プラン3「相互理解,寛容」
C「主として集団や社会との関わりに関すること」
授業をチェンジ
授業プラン1「規則の尊重」
授業プラン2「公正,公平,社会正義」
授業プラン3「家族愛,家庭生活の充実」
D「主として生命や自然,崇高なものとの関わりに関すること」
授業をチェンジ
授業プラン1「生命の尊さ」
授業プラン2「感動,畏敬の念」
Column 「他者との関係」と心の理論

はじめに

 「この時の主人公はどんな気持ちだったでしょうか」

 道徳授業で多く行われてきた「読み物教材の登場人物の心情理解」のための発問である。このような発問に答えることが苦手であったり,難しかったり,そもそも「なんでそんなことを考えなければならないんだ」と辟易したりする子どもは意外に多い。

 「他者の心情を類推することが難しい」という特性のある子どもがいることは,よく知られるようになってきている。「この時の主人公はどんな気持ちだったでしょうか」という発問に答えることは,そのような子どもの「特性」として難しいのである。例えるなら,視力0.1の子どもに教室後方から板書を見させるのと同じくらい無理のあることと言える。

 だからといって,「道徳授業では読み物教材の登場人物の心情に迫ることをやめましょう」と,私は言いたいわけではない。場合によっては,子どもたちの道徳性を養うために,登場人物の心情にアプローチするのが最適なことだってあるだろう。

 本書で提案したいのは,「読み物教材の登場人物の心情理解に偏らずとも道徳科のねらいを達成する方法はいくつもある」ということである。

 発問の言葉を少し変えてみるだけで,登場人物の心情理解を図らずとも,授業のねらいを達成できるようになるかもしれない。

 選択肢を設けることで,今まで考えることができなかった子どもが,道徳的価値について考えることができるようになるかもしれない。

 子どもの発達段階に応じた学習活動にするだけで,子どもたちが主体的に道徳授業に参加するようになるかもしれない。

 本書は,道徳教育のねらいを達成することを第一義としながら,ユニバーサルデザインの視点から道徳授業の改善を図ることを目的としている。

 「より多くの子どもが道徳授業で道徳的価値について学んでいくためには,どのように授業を改善したらよいか」という出発点から進んでいく。

著者紹介

増田 謙太郎(ますだ けんたろう)著書を検索»

東京学芸大学教職大学院准教授。

東京都町田市出身。東京都内公立小学校教諭(特別支援学級担任),東京都北区教育委員会指導主事を経て,現職。専門はインクルーシブ教育,特別支援教育。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • このテーマの書籍を待っていました。今後、大事になってくる分野だと思います。参考にさせていただきます。
      2019/3/150代・中学校教員
    • 道徳の授業をしていくにあたり、授業に入ってこない子どもがいて、どうしたものかと思っているときこの本を知った。いろいろな面で考え方ややり方をチェンジすることで、何をしたらいいか、何を考えるのかがわからなかった子どもたちが少し答えやすくなった気がする。そんなきっかけをもらった本だった。
      2018/9/1850代・小学校教員
    • 道徳の研究校なので、勉強のため購入しました。同じ教材なら使えるかなと思いました。
      2018/8/2440代 小学校
読者アンケート回答でもれなく300円分のクーポンプレゼント!

ページトップへ