次期学習指導要領を見据えた英語教師のマインドセット

次期学習指導要領を見据えた英語教師のマインドセット

近日刊行予定

「論点整理」のポイントと授業づくりのヒントがまるごとわかる!

中核的な概念等(高次の資質・能力)、デジタル学習基盤を前提とした学び、「主体的・対話的で深い学び」の実装、多様性の包摂と教育課程の編成など「論点整理」のキーワードを読み解き、2030年からの授業づくりの方向性を詳しく解説した英語授業者必見の1冊!


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ISBN:
978-4-18-158223-4
ジャンル:
外国語・英語
刊行:
対象:
小・中
仕様:
四六判 176頁
状態:
近日刊行
出荷:
2026年2月13日

Contents

もくじの詳細表示

まえがき
Chapter1 キーワードで見る「論点整理」のポイント
01 中核的な概念の深い理解(知識及び技能)
1 中核的な概念とは
2 「深い学び」の具現化
02 複雑な課題の解決(思考力,判断力,表現力等)
1 複雑な課題の解決とは
2 「深い学び」の具現化
03 見方・考え方
1 「見方・考え方」について
2 今後の「見方・考え方」の役割イメージ
04 デジタル学習基盤を前提とした学び
1 デジタル学習基盤のこれまでの流れ
2 これからのデジタル学習基盤の活用
05 「主体的・対話的で深い学び」の実装
1 「主体的・対話的で深い学び」の視点
2 これからの「主体的・対話的で深い学び」の実装
06 多様性の包摂と教育課程の編成
1 多様性の包摂とは
2 柔軟な教育課程の在り方
07 カリキュラム・マネジメント
1 カリキュラム・マネジメントの確認と課題
2 カリキュラム・マネジメントの方向性
08 問題発見・解決能力の向上
1 問題発見・解決能力とは
2 問題発見・解決能力の方向性
09 「余白」を活用した英語力の向上
1 「余白」の創出
2 「余白」の創出で教育の質の向上を図る上での課題
10 豊かな学びに繋がる学習評価
1 学習評価の考え方
2 これからの評価の在り方
Chapter2 キーワードから読み解くこれからの「英語授業」
01 生きて働く「確かな知識」の習得
1 生きて働く「確かな知識」の習得とは
2 小学校外国語活動の「確かな知識」の習得
3 小学校外国語科の「確かな知識」の習得
4 中学校外国語科の「確かな知識」の習得
02 興味・関心が広がる教材・学習方法の選択
1 興味・関心が広がる教材・学習方法の選択の考え方
2 興味・関心が広がる教材の作り方,活用方法
3 目的に合った具体的な教材の使用
4 領域別の教材例
03 自分の意見を表現する活動
1 自分の意見を表現するためには
2 自分の意見を話す子どもを育成するヒント
3 自分の意見を表現する活動アイデア
04 探究的な要素を持つ学習活動
1 探究的な要素を持つ学習活動とは何か
2 探究の4つのプロセス
3 英語における「探究的な要素を持つ学習活動」とは
4 英語の探究的な学習活動例
05 家庭学習の段階的な指導
1 家庭学習の段階的な指導の在り方
2 さまざまな環境下での家庭学習
3 段階を踏む家庭学習とは
4 家庭学習の段階的な指導例
5 英語での家庭学習の段階的な指導例と授業例
参考文献
あとがき

まえがき

 現在,教育におけるさまざまな問題や課題が論議され,よりよい解決策が模索されている。その一つが,2025年9月に出された中央教育審議会教育課程企画特別部会からの「論点整理」である。これには,少子化の現在,教育を通して子ども一人一人に確実に生きる力を身に付けさせ,生涯にわたって社会の担い手となるよう,ビジョンをもって次期学習指導要領の作成に向けた考え方が示されている。その根本となる考えは以下の通りである。


 生涯にわたって主体的に学び続け,多様な他者と協働しながら,自らの人生を舵取りすることができる,民主的で持続可能な社会の創り手を「みんな」で育むため,

 @「主体的・対話的で深い学び」の実装(Excellence)

 A 多様性の包摂(Equity)

 B 実現可能性の確保(Feasibility)

の3つの方向性を踏まえて議論を行う。これらの3つの方向性に基づく改善は,教育課程内外のあらゆる方策を用いつつ,三位一体で具現化されるべきものである。


 この文章には,以前の中央教育審議会の答申や学習指導要領作成における考え方にはあまり見られなかった文言が示されている。例えば,「実装」「多様性」「包摂」などであり,この文言だけでは内容まで明確に判断できない。

 そこで本書では,これからの教育の在り方や指導の在りを中心に,「論点整理」の解説を図っている。これらは外国語関連の教員を含め,すべて教員が共有すべき教育の指針である。加えて,教育委員会関係者や検定教科書作成の出版社等にも必要な情報である。

 これらの考え方をもとに,これからの外国語教育の在り方や具体的な指導方法も示している。他の教科以上に外国語教育では,まさに「コペルニクス的転回」が求められている。一人でも英語嫌いの児童生徒を生み出さないためにも,本書を活用していただき授業の再考をお願いしたいと思う。

 時代は大きく変わろうとしている。しかし,昭和や平成の時代の学校及び指導方法を踏襲している教師も多い。不易流行の部分は大切にしなければならない。しかし,社会が大きく変わり,子どもが変わり,保護者世代も大きく変わろうとしている。そこで,いつまでも変わらないものの中に新しい変化を取り入れていく気質が大切である。そのためにも,本書を活用しながら,目の前の子ども達のために,授業や指導の在り方を工夫していただきたいと願っている。


  2026年2月   /菅 正隆

著者紹介

菅 正隆(かん まさたか)著書を検索»

大阪城南女子短期大学学長・教授,大阪樟蔭女子大学名誉教授。岩手県北上市生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)卒業後,大阪府立高等学校教諭,大阪府教育委員会指導主事,大阪府教育センター主任指導主事,文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官・国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官,大阪樟蔭女子大学教授を経て,2022年4月より現職。文部科学省教科調査官時代,日本初の小学校外国語活動導入の立役者。英語授業研究学会理事,一般社団法人日本SDGs 協会理事,一般社団法人日本プログラミング検定協会理事。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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