音楽科授業サポートBOOKS
小学校音楽 ICT活用で実現する個別最適な学び×協働的な学び

音楽科授業サポートBOOKS小学校音楽 ICT活用で実現する個別最適な学び×協働的な学び

近日刊行予定

そのまま追試できる!すぐに使える!ICT事例集

教科書教材の中で、どこでどのようにICTを活用していけばよいか。現場のニーズにこたえアプリ画面やコピー可のワークシートとともに実践を収録しました。各実践では個別最適な学び、協働的な学びにフォーカスした指導ポイントも明記し、知りたい情報満載の一冊です。


紙版価格: 2,420円(税込)

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ISBN:
978-4-18-148523-8
ジャンル:
音楽
刊行:
対象:
小学校
仕様:
B5判 112頁
状態:
近日刊行
出荷:
2025年6月2日

もくじ

もくじの詳細表示

はじめに
Part1 おすすめアプリの概要&使用法
本書のコンセプトと活用方法
CREEVO[AI自動作曲アプリ]
Scratch[プログラミング(音楽,映像)]
MuseScore Studio[楽譜制作,再生アプリ]
カトカトーン[音楽制作アプリ]
Part2 個別最適な学び×協働的な学び×ICTの音楽授業アイデア
1 カトカトーンでリズムを入力してみよう
3年|音楽づくり/カトカトーン
2 ラドレの音で旋律をつくろう
3年|音楽づくり/Scratch
3 言葉のリズムとイメージに合う音を探そう
3年|音楽づくり/Scratch
4 日本の音階を使ってグループで旋律をつくろう
4年|音楽づくり/カトカトーン
5 おはやしのリズムを楽しみ,おはやしをつくろう
4年|音楽づくり/MuseScore Studio
6 Song Makerを使ってグループで音楽をつくろう
4年|音楽づくり/Song Maker
7 カトカトーンで創作して,実際に演奏してみよう
5年|音楽づくり/カトカトーン
8 和音の響きに基づいて旋律をつくろう
5年|音楽づくり/Song Maker
9 サンプリング音で声の変化や表現を楽しもう
5年|音楽づくり/Scratch
10 ボイスアンサンブルを楽しもう
6年|音楽づくり/MUSICCAドラムマシン,「ムーブの部屋」
11 言葉のリズムで音楽をつくってみよう
6年|音楽づくり/Scratch
12 じゅんかんコードを使って旋律をつくろう
6年|音楽づくり/カトカトーン
13 比較を通して曲や演奏の特徴を感じ取ろう
3年|鑑賞/Padlet
14 旋律や楽器の特徴をとらえて絵と言葉で表そう
3年|鑑賞/Padlet
15 楽器の音色や曲の重なりを聴こう
3年|鑑賞/カトカトーン
16 「茶色の小びん」の旋律を打ち込み,編成を考えよう
4年|器楽・鑑賞/カトカトーン
17 箏の音色に親しみながら聴こう
4年|歌唱・器楽・鑑賞/KotoRatch
18 日本のお祭りや歌について知ろう
4年|鑑賞/Padlet
19 自分たちの民謡マップをつくろう
5年|鑑賞/Padlet
20 合唱の響きを聴き比べよう
5年|鑑賞/Padlet,YouTube
21 民謡風に自分たちの歌をつくろう
5年|音楽づくり・鑑賞/CREEVO
22 曲想の変化を楽しもう
6年|鑑賞/MuseScore Studio
23 自分のお店のイメージソングをつくろう
6年|歌唱・音楽づくり/CREEVO
24 旋律の動きや重なりを楽しもう―「カノン」―
6年|器楽・音楽づくり・鑑賞/MuseScore Studio,YouTube

はじめに

 『1人1台端末でみんなつながる!音楽授業のICT活用ハンドブック』(2022年2月),そして『音楽×アプリ×授業アイデア100』(2023年9月)に引き続き,本書を上梓することができたのは,ひとえに前2冊をお読みくださり,授業に活用してくださった先生方のおかげです。深く感謝申し上げます。

 この間,2019年に始まったGIGAスクール構想は第2期に入ろうとしています。そして,第2期を見据えて,授業に関わることでは「教材としてのデジタルコンテンツの活用促進」(文部科学省初等中等教育局「総合経済対策及び令和5年度補正予算(GIGAスクール構想関係)について」令和5年12月)がいわれています。

 本書はまさにその先駆けといえます。

 前2作では,音楽授業に役立つアプリの紹介(ハンドブック)やアプリを使った授業アイデア(アイデア100)の紹介が主な内容でした。

 本書は,教科書の教材をもとにしたICT端末を使った実践についてです。実は,研修会や講習会などで「教科書の内容にICT機器をどのように使えばよいのか」という声を多く聞きます。本書はいわばそういった現場の「呼びかけ(ニーズ)にこたえた」内容になっています。

 本書の対象は,小学3〜6年生の「表現(音楽づくり)」と「鑑賞」です。本書の詳しい使用方法は「本書のコンセプトと活用方法」をお読みいただきたいと思いますが,本書は,取り上げた教科書の教材にのみ使用するのではなく,歌唱や器楽,また音楽づくりや鑑賞の他の教材にも使えるよう,アプリの活用方法には汎用性をもたせて執筆いたしました。

 まずは手に取っていただき,ここに書かれた教材でアプリを実際に活用してみて,そしてそこからは先生自らのアイデアでその他のさまざまな教材に応用していただけたら,執筆者一同,大変うれしく思います。

 なお,本書に関する内容やアプリの使用方法などについて,いつでもお問い合わせやご質問にお答えします。編著者の瀧川淳まで遠慮なくご連絡いただければ幸いです(研修会の講師などもお引き受けできます)。

 最後になりましたが,前2作に引き続き,本書は企画編集の段階から明治図書の木村悠さんに多くのご助力をいただきました。ここに深く感謝申し上げます。


   /瀧川 淳

著者紹介

瀧川 淳(たきかわ じゅん)著書を検索»

東京学芸大学大学院修士課程修了。東京藝術大学大学院博士後期課程修了。学術博士。上野学園大学講師,熊本大学大学院准教授を経て,現在,国立音楽大学教授。専門は,音楽教育学,教師教育,音楽アウトリーチと音楽ICT。近年は,ICTと音楽教育について研究を進める。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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