- 推薦の言葉
- はじめに
- 本書の使い方
- Chapter1 事前準備なし!今すぐはじめる3分英作文
- 「3分英作文」指導の流れ
- STEP1 「一問一答の3分」でネタ作り
- STEP2 「まとめの20分」で作品完成
- STEP3 「交流」をして意欲を向上
- 「3分英作文」指導上のギモン
- Chapter2 表現力大幅アップ!3分英作文おすすめテーマ
- 1 [1年]Hello! My name is...
- 自己紹介をしよう
- 2 [1年]Introduce a family member
- 私の家族を紹介します
- 3 [1年]My favorite food
- 私の大好物!
- 4 [1年]My treasure
- 私の宝物
- 5 [1年]The thing I want
- 私が今,欲しいもの
- 6 [1年]An alien has come
- 宇宙人の襲来
- 7 [1年]Who is this?
- この人は誰でしょう?
- 8 [1年]My dream house
- 理想の我が家
- 9 [1年]A new idol group
- アイドルをプロデュース
- 10 [1年]My smartphone app
- こんなアプリがあったらいいな
- 11 [1年]My movie
- 目指せアカデミー賞! 私の初監督映画
- 12 [1年]My dream husband/wife
- 私の白馬の王子様
- 13 [1年]A new animal
- 新種発見! 新しい動物を考えよう
- 14 [1年]New subject in school
- 新しい教科をつくろう
- 15 [1年]A new attraction
- 遊園地の新アトラクションを考えよう
- 16 [1年]A new sport
- 新しいスポーツ
- 17 [1年]A new holiday or festival
- 新しい祝日
- 18 [2年]The food I hate the most
- この食べ物が大っ嫌い!
- 19 [2年]My future self
- 私の未来予想図
- 20 [2年]The country I want to visit
- 行ってみたいなあの国へ
- 21 [2年]The season I like the best
- いちばん好きな季節
- 22 [2年]The best school lunch
- マイベスト給食
- 23 [2年]Who is your hero?
- 私のヒーロー
- 24 [2年]I never leave home without…
- 外出時に必ず持っていくもの
- 25 [2年]I don’t want to do it!
- こんなことはやりたくない!
- 26 [2年]Format for debate
- ディベートのお作法
- 27 [2年]The bad time
- 最悪の瞬間
- 28 [2年]If you can go back in time…
- もしもあの時に戻れたら…?
- 29 [2年]My school trip
- 校外学習(修学旅行)の思い出
- 30 [2年]Welcome to Japan!
- 外国人の友達をお・も・て・な・し!
- 31 [2年]A useful machine
- 新しい家電製品を発明しよう!
- 32 [2年]To be an animal
- 動物に変身!
- 33 [2年]Another life
- もしもアニメやマンガの世界に入ったら…?
- 34 [2年]Wish come true
- もしも魔法のランプがあったら…?
- 35 [2年]My superpower
- もしも私がスーパーヒーローだったら…?
- 36 [2年]Alone on an island
- もしも無人島にひとりでいるならば…?
- 37 [2年]Win the lottery
- もしも宝くじがあたったら…?
- 38 [2年]If you are a teacher...
- もしもあなたが先生になったら…?
- 39 [2年]My final day
- 地球最後の日
- 40 [2年]100 years in the future
- 100年後の世界はどんなだろう?
- 41 [2年]A person from the past
- 歴史上の偉人がやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!
- 42 [2年]The final meal
- 最後の晩餐
- 43 [2年]The perfect world
- 理想の世界
- 44 [2年]The perfect school
- 理想の学校
- 45 [2年]Interview with a celebrity
- セレブに突撃インタビュー!
- 46 [2年]Three new school rules
- 3つの新しい校則
- 47 [2年]Planning a school trip
- 楽しい修学旅行計画
- 48 [3年]What is the most important for you to do?
- コレをするのは超大切です
- 49 [3年]My Youtube channel
- チャンネル登録よろしく!私の動画チャンネル
- 50 [3年]Three years of memories
- 3年間の思ひ出ぽろぽろ
- 51 [3年]My graduation
- 卒業〜きっと忘れない〜
- おわりに
推薦の言葉
どなたにもできるライティング指導の方法として,3分英作文をお勧めします。
中学校でも高校でもライティングは敬遠されがちです。どうやって書かせるのかわからない,書かせた後の添削が面倒だ,などということで,結局はやらないで過ごしてしまうことが多く見受けられます。
そこで,著者の水谷さんは,誰にでもできる方法を模索して,本書のような3分英作文にたどりつきました。
生徒は直ぐにはたくさん書けません。第一そんなに授業時間をライティングに当てることが出来ません。
そこで,毎時間3分だけ,しかも,3分間に1文だけ書けば良い,というやりかたを考案したのです。同じテーマについて,1日目は最初の1文を書き,続きの1文を次の授業に,その続きはそのまた次の授業で書くという仕掛けです。
これだと生徒に対する負担も少なく,時間を空けて続けるので,生徒にも内容を膨らませるアイディアが徐々に湧いてきます。
もう1つの大きな問題,「添削問題」をこの方式は見事に解決してくれます。生徒の書く文は1回に1文ですので,40人のクラスでも40個の文を見れば良いことになります。テーマが同じですから,生徒の書く内容も似通っています。授業の合間にサッと目を通してコメントすることができるので,先生方の負担になりません。
1つだけ今後の課題と言うべきものは,テーマの選択です。水谷さんもこの点,一番苦労されました。本書には51のテーマが挙げられていますが,読者の皆さんも実際に実践してみて,生徒が盛り上がったテーマ,うまく行かなかったテーマなどの情報を交換,共有してゆくと3分英作文という方式が完璧なものになって行くと思います。
書けるようにするためには書かせ続けなければなりません。生徒への負担も少なく,先生方の添削にも負担がかからない,この方法は汎用性の高い方式だと言ってよいと思います。本書をお読みになった全国の読者の方々が,この方式で生徒の書く力を伸ばしていってほしいと思います。3分英作文を全国の英語の先生に強く推薦いたします。
東京学芸大学名誉教授 /金谷 憲
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