- まえがき
- 子どもの「自発性」の発達を損うもの
- 1 教師の権力が子どもをつぶす
- おじぎのしつけをやめよう
- 「先生」と呼ばれることをやめよう
- 2 「よい子」「悪い子」の尺度を疑え
- もっと討論をしよう
- 子どもの真の姿を見れる教師に
- 3 押しつけの約束事がやる気を奪う
- いたずらっ子のいきいきした老後
- 「朝顔の観察」という画一教育のばからしさ
- 子どもの「意欲」が育つ条件
- 1 子どもを「自由」の中に置いてみよう
- 「自己思考」「自己選択」「自己実現」力を育てる
- いたずらっ子礼讃
- 子どもの「おどけ」「ふざけ」に乗れるユーモア精神のすすめ
- えん魔帳を極楽帳に変えよう
- 2 「叱らぬ教育」から「しつけ無用論」へ
- 「叱らぬ教育」のすすめ
- しつけ全廃論
- 子どもに「思いやりの心」が育つ条件
- 1 大人の思いやりが「思いやりの心」を育てる
- 「思いやり」の精神構造と発達過程
- 学校にもっと「笑い」を
- 教師のゆとりが子どもの心をひらく
- 教育という名目で子どもの心を傷つけないために
- 2 スキンシップのすすめ
- 子どもの立場に立って考える
- 校長も教育者
- スキンシップが情緒を安定させる
- 3 画一的なしつけをやめて自己統制力を育てる
- ゆれ動く発達
- 「はい」の強制が個性を奪う
- 給食時に自己選択の自由を
- 「思いやり」を育てれば自己統制力が育つ
- 「問題行動」のとらえ方と解決法
- 1 学校精神衛生からみた諸問題
- 精神衛生を考えるに当たって
- 精神衛生からみたよい子と問題児
- 問題行動の意味について
- 問題行動のある子どもへの対応の仕方
- 「よい子」像の見直しを
- 2 登校拒否児
- 家族関係からみた問題点
- 生育史からみた問題点
- 自主性を抑圧する条件をなくそう
- 3 いじめっ子
- 思いやりの心を育てる
- 情緒的結びつきを強める
- 4 子どもの自殺
- 「自殺」問題を考える視点
- 自殺の原因は自発性の発達のおくれ
- 自殺の原因は思いやりの心の乏しさ
- 「自発性」と「共感性」を育てよう
- 5 性教育は人間教育
- 子孫存続の大きな目的
- まちがった先入観をとり除く
- 性器はきれいで大事な器官
- 原点は夫婦の「愛」から
- 人格形成に大きくかかわる性教育
- 中学生の心と性
- あとがき
-
- 明治図書