- まえがき
- 第T章 学級づくりに生かす道徳授業
- 1 学級づくりに生かす道徳の授業とは
- (1) 「学級づくり」と「学級経営」
- (2) 「学級づくり」と道徳授業
- (3) 「学級づくり」と教師の思い
- 2 学級づくりに生かす道徳の授業の四つの視点
- (1) 基本的な生活習慣づくり〜集団生活における規律を守ろうとする態度の育成〜
- (2) 児童相互の人間関係づくり〜集団の中でよりよい人間関係を築く力の育成〜
- (3) 学級集団づくり〜集団の一員としての自覚と責任ある態度づくり〜
- (4) 学校生活の向上を目指して〜集団生活の向上に努める態度の育成〜
- 3 子どもが心から自分の居場所と感じられる温かな学級づくりを目指して10
- 第U章 道徳自作資料&指導案
- 1 基本的生活習慣づくり
- @ 「けんたくんの えんぴつ」 1−(1)
- A 「どんな気もちで」 1−(2)
- B 「いちょうの木の根っ子」 1−(1)
- 2 児童相互の人間関係づくり
- C 「いっしょに行こうよ」 2−(3)
- D 「ゆめっ子順ちゃん:友達だから編」 2−(3)
- E 「日光移動教室」 2−(3)
- 3 学級集団づくり
- F 「わらじを つくった 金次郎さん」 4−(2)
- G 「あじさいと金魚」 4−(2)
- H 「正しく伝えて」 1−(5)
- I 「委員長バッジ」 4−(3)
- 4 学校生活の向上を目指して
- J 「ぬれていた ろうか」 4−(1)
- K 「心をたがやす 〜二宮金次郎〜」 4−(2)
- L 「春ちゃんの代理」 4−(2)
- M 「ウサギの目」 4−(3)
- N 「なぜ,私は病気なの?」 4−(3)
- O 「いたいのいたいのとんでいけー」 4−(5)
まえがき
「こんな学級をつくりたい。」
―教師なら,必ず,だれにでも「自分の理想とする学級」のイメージというものがあるはずです。しかし,日々の学級経営の中で,「学級」という集団と向き合うことは,一人一人の子どもと向き合うこととはまた違った難しさがあり,なかなか理想どおりにはいかないことも多いものです。
「学級づくり」とは,「望ましい学級集団」を形成することであり,そのためには,一人一人の子どもを心豊かにはぐくんでいくことと同時に,「学級集団としての質を高めるための指導」を,教師側が意図的に仕掛けていくことが必要です。
もちろん,「道徳の時間の指導」というものは,決して,その即効性を求めるものではなく,長期的視野に立ち,子どもたちの心の成長を温かく見守っていこうという姿勢で行われるべきものです。けれども,授業を終えた後に,「この授業をきっかけに子どもたちが変わった。」,あるいは,「学級が変わった。」と,確かにそう実感できる,そんな授業を経験したことのある教師は少なくないと思います。
こうした道徳の授業の秘訣は,一体どこにあるのでしょうか。それは,子どもたちの発達段階や抱えている課題を的確にとらえ,子どもたちの実態にぴったりと合致した「優れた資料との出会い」にあると私は思うのです。
「自分の学級のこんなところを,どうにかして改善したい。」
―そんな思いを抱えた先生方とともに,学級における様々な問題を解消し,よりよい「学級づくり」を目指していきたいという願いを込めて,この学級づくりに生かす「小学校 道徳自作資料&指導案No.3」はつくられました。
この資料集は,「学級づくりに生かす道徳の授業」を展開するため,次の四つの視点から,それぞれの子どもたちの学年段階に応じて,効果的な授業が実践できるよう資料を構成しています。
1 基本的な生活習慣づくり
2 児童相互の人間関係づくり
3 学級集団づくり
4 学校生活の向上を目指して
そして,今回は,授業を実践される先生方の参考となるよう,「学級づくりに生かすための指導のポイント」も掲載しました。本書を多くの先生方に活用していただき,子どもたちが心から自分の居場所と感じられる温かな学級,そんな「学級づくり」を目指した道徳の授業が,全国各地で実践されることを願って止みません。
最後になりましたが,本書の出版に当たり,多大なるご尽力を賜りました明治図書教育部門編集部の仁井田康義様に心より感謝申し上げます。
2010年11月 /沼田 洋子
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明治図書
















