評価で変えるカリキュラムづくり
未来を拓く教科・総合の学び

評価で変えるカリキュラムづくり未来を拓く教科・総合の学び

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評価を生かした実践のために

未来を拓く子どもを育む 文化を拓く教科カリキュラムづくり 生活を拓く総合のカリキュラムづくり 子どもの自己評価他。


復刊時予価: 2,010円+税

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電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-068719-4
ジャンル:
総合的な学習
刊行:
対象:
小学校
仕様:
B5判 112頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第
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もくじ

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まえがき
第T章 未来を拓く子供を育む
第1節 今,求められるカリキュラム
1 現代社会のなかの学校カリキュラム
2 <ふくおかプラン>について
3 学校におけるカリキュラムづくりのあり方
第2節 未来を開く豊かな人間の育成
1 本校が大切にしてきた人間存在の原理
2 未来が拓く豊かな人間
3 本校が大切にする3つの特性
4 未来を拓く豊かな人間の育成
第3節 子供とつくる調和的カリキュラム<ふくおかプラン> カリキュラムづくりの原理と手順
ステップ1 各教科等で特に大切にする資質・能力を明らかにする
ステップ2 自己追究の学びとして単元を構想する
ステップ3 各教科等の「学びの関連づけ」を図り自己追究を強める
ステップ4 単元の指導時期を考慮して教科・総合の単元を配列する
ステップ5 子供の求めや学習状況の評価をもとに自己追究の学びを展開する
ステップ6 3つの特性の育ちの評価によってカリキュラムをよりよく更新する
引用・参考文献
第U章 文化を拓く教科のカリキュラムづくり(冒頭)
第1節 教科のカリキュラムづくりに向けて
1 教科固有の自己追究の学びを
2 評価を組み入れたカリキュラムづくり
3 実践研究の進展
第2節 評価を生かした教科のカリキュラム改善
1 カリキュラムの2つの水準
2 2つの目標に準拠した評価の考え方
3 評価規準の活用と指導改善
第3節 評価を生かす教科の実践
実践1 自分の言語活動を評価しながら,生きて働く言語能力を高める国語科学習
「本の世界を旅しよう! ぼくの私の読書ツアー」(第5学年)
実践2 自分で追究するコースを選択し,社会的見方や考え方を高める社会科学習
「日本列島探検旅行」(第5学年)
実践3 ゲーム化による自己評価と相互評価で,数学的に考える力を高める算数科学習
「かたちゲームをしよう」(第1学年)
実践4 自他の考えを評価し合いながら,科学的に追究する力を高める理科学習
「空気と水の性質を調べよう」(第4学年)
実践5 表現の音楽的価値を評価しながら,音遊びをつくり出していく音楽科学習
「西公園の音で遊ぼう」(第1学年)
実践6 自己評価をもとに,自ら表現を練り上げる図画工作科学習
「すてきなオブジェ展を開こう」(第6学年)
実践7 個別課題と共通課題をもとに,生活を工夫する力を高める家庭科学習
「ウエルネスディナーで健康家族」(第6学年)
実践8 子供と評価を共有し,運動を構想する力を高める体育科学習
「4の2オリジナルタグラグビー」(第4学年)
第4節 個別カリキュラムによる教科別指導(特殊教育)
「梅組サッカーをしよう」(第5・6学年梅組)
第V章 生活を拓く総合カリキュラムづくり
第1節 考える力の応用を図るカリキュラム
1 思考力を育てる基本的な考え方
2 知の総合化への挑戦
3 考える力の応用
4 教科・総合・単元間の多様な関連化
第2節 「総合の学び」へ
1 何を育てるか
2 総合学習としての「人間の学習」
3 「総合の学び」へ
第3節 自己の生き方をつくるあらつ学習(本校の「総合的な学習の時間」)
1 学びのスタートは子供の足下から
2 あらつ学習の単元づくり
3 あらつ学習のカリキュラムづくり
4 あらつ学習における評価のポイント
第4節 評価を生かすあらつ学習の実践
実践1 学習ガイドを自己評価に活用しながら,学び方を身につける実践
「あらつカッパ伝説」(第3学年)
実践2 ボランティア体験を通して自分の応えを問い直し,見方や考え方を深める実践
「心と心のキャッチボール 〜ボランティアって何だろう〜」(第3学年)
実践3 便利な生活と環境保全とのジレンマから生活を拓く実践
「どう思う? 自動販売機って便利!?」(第5学年)
実践4 英語を使う楽しさを味わい,評価をもとに英語活動をつくりだす実践
「あらつタイムプロジェクト」(第5学年)
実践5 学びの必要性への疑問から,自分にとっての本当の学びを見出す実践
「あらつ版 学問のススメ」(第6学年)
実践6 校内LANを活用しながらよりよい学校生活をつくる実践
「始めよう! 附小IT革命」(第6学年)
実践7 海外生活体験を生かし,帰国児童としての自信を育む実践
「楽しもう! 世界のメルヘン」(帰国子女学級)
第5節 自らの生活を拓く生活学習
「気づき」を生み出し,自分の活動に生かす生活学習の実践
「学校のお正月をつくろう」
「花いっぱいでそつぎょうをおいわいしよう」(第1学年)
第6節 豊かな心を育む道徳学習
−他教科等の学びとの関連づけを図る実践
「歩みだそう 世界のなかの私」(第6学年)
第7節 子供の自己評価を大切にする特別活動
−魅力ある学校生活を子供たちでつくる学級活動の実践
「3の1の力はどこまであがるか 〜大だこフェスティバル〜」(学級活動 第3学年)
第8節 生活力を育む領域・教科を合わせた指導(特殊教育)
−生活上の課題を解決する力を高める生活単元学習の実践
「ロボットすもう大会をしよう」「ミミズコンポストを作ろう」(第5・6学年梅組)
引用・参考文献
あとがき
研究同人

まえがき

 今年度(平成14年度)から,完全学校5日制がスタートし,自ら学び考える力,豊かな人間性などの「生きる力」の育成を学校教育の基本的な方向とする新しい学習指導要領が全面実施となりました。

  本校は,このような「生きる力」の育成の具現化に向けて,これまでかなりの年数をかけ,実践的研究を積み重ねてきました。

  平成6年度から3年間,文部省の研究開発学校の指定を受け,子供たちに「生きる喜びを生み出す」教育課程の創造をめざし,教科の再編,内容の改訂を試みました。平成9年度からは,これらの研究をもとに,人間教育のあり方に目を向け,「豊かな人間の育成をめざす教育の創造」という主題を掲げ,副主題として「知恵と心情を育む教科・総合的学習の調和的展開」を設定し,知恵と心情を併せて培う学習のあり方の究明に取り組みました。特に,文化の拡充を担う教科と生活の更新を担う総合的学習とに共通する学習方法原理を取り入れることで,調和的な展開を図ってきました。これらの研究の成果につきましては,著書『調和的に展開する教科・総合的学習「新世紀の学力づくり」』(明治図書)を平成13年5月に発刊しています。

  14年度は,さらにこうした研究を発展させるために,「教科・総合の学びを連動する<ふくおかプラン>の展開」を副主題として設定して「豊かな人間の育成をめざす教育課程の創造」に取り組みました。この研究主題達成のため,特に,評価のあり方を重視し,

 各教科領域等や総合的学習の授業においてそれぞれ評価規準を設定し,子供たちの学習が促進する,評価を生かした実践に取り組んできました。そして,この度,この実践的研究を,「評価で変えるカリキュラムづくり―未来を拓く教科・総合の学び―」として本書にまとめました。本書の内容としては,第T章の理論編では,これからの時代を拓いていく豊かな人間育成と,それを達成するためのカリキュラムづくりの原理と手順について述べ,第U章の実践編では,各教科のカリキュラムづくりに向けて,評価を生かした授業を取り上げ,第V章の実践編では、「生活を拓く総合のカリキュラムづくり」をめざして,あらつ学習(「総合的な学習の時間」)や生活科,道徳,特別活動や帰国子女学級,特殊学級の実践を取り上げています。本書が,明日の教育実践に携わる方々にとって,21世紀に生きる子供たちの育成に少しでもお役に立つことができれば,私たちには望外の喜びです。


   校長 /中谷 雅彦

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