- 推薦のことば
- 宮崎大学教育文化学部 教授 /影浦 攻
- 福岡県小郡市教育委員会教育長 /秋山 幸子
- はじめに
- Let's Try English!
- T 小学校英語科で子供が高まる
- 1 英語科で学んだ子供たちは
- (1)英語の時間が楽しみ
- (2)高まる積極性
- (3)深まる言語への関心
- 2 積極的にコミュニケーションを図ろうとする子供たち
- (1)英語を聞いて真似する・何回も言う
- (2)英語表現を使って楽しく遊ぶ
- (3)英語で自分の意志を伝えようとする
- U 小学校英語科をこう考える
- 1 英語科で「コミュニケーション能力が育つ」
- (1)国際社会の中に生きる
- (2)コミュニケーションを図る
- (3)英語科を中心にコミュニケーション能力を育てる
- 2 小学校英語科の目標と内容
- (1)小学校英語科の目標
- (2)第1・2学年英語科の目標と内容
- (3)第3・4学年英語科の目標と内容
- (4)第5・6学年英語科の目標と内容
- 3 小学校英語科テーマの考え方
- 4 英語科における評価
- V 小学校英語学習にチャレンジしよう
- 1 英語学習を生き生きと進めるために
- (1)英語の世界に入りこませるために
- (2)楽しく繰り返すには
- (3)テンポとリズムのある活動にするためには
- (4)推測や予想を大切にするには
- 2 英語科の活動単元づくりをするためには
- (1)1単位時間の学習の流れは
- (2)1テーマの構成は
- (3)各種活動の具体例
- (4)整えたい環境は
- W 教師の研修!楽しく続けよう
- 1 自ら英語に親しむには
- 2 Classroom Englishを学ぶには
- 3 多様な指導法の工夫は
- 4 教材・教具の活用は
- X 多様な指導体制を工夫しよう
- 1 担任だけでの指導
- 2 担任中心のT・Tでの指導
- Let's Enjoy English!
- T 第1学年英語科
- 実践1 英語は楽しいな テーマ Greetings and Numbers
- 実践2 お互いの家族を大切に テーマ Family
- U 第2学年英語科
- 実践1 形(実物)と英語表現の一致を テーマ Shapes
- 実践2 好きなおもちゃを伝えることを楽しみながら テーマ Toys
- V 第3学年英語科
- 実践1 衣服の種類と色を聞き分けて テーマ Clothes
- 実践2 誘導したり,聞き取ったりして動く テーマ Directions
- W 第4学年英語科
- 実践1 自分のことを多くの方に話す活動に挑戦 テーマ Subjects
- 実践2 紹介したい!紹介できた!ぼく・わたしの家 テーマ In a House
- X 第5学年英語科
- 実践1 お互いの趣味を知ろう・知り合おう テーマ Hobbies
- 実践2 伝えようとする気持ちを大切に テーマ Let's Try a Skit!
- Y 第6学年英語科
- 実践1 自分のことも相手のことも大切に テーマ Self-introduction
- 実践2 尋ねたり考えたりする楽しさを味わって テーマ Food
- 〈資料〉
- 本校英語科テーマ一覧
- 各学年カリキュラム
- 第1学年カリキュラム/ 第2学年カリキュラム/ 第3学年カリキュラム/ 第4学年カリキュラム/ 第5学年カリキュラム/ 第6学年カリキュラム
- 参考文献
- あとがき
- 研究同人
推薦のことば英語が熱い
宮崎大学教育文化学部 教授 /影浦 攻
我が国では,今,英語が熱い。社会における英語にニーズが高まるにつれ,これまでの英語教育を改善しようとする動きが激しくなり,中学校や高等学校や大学において,英語教育の改善に向けて様々な取り組みが行われている。また,小学校における英語活動の開発と実施が大きな関心を集めてきている。現在,ここ数年間で,全国の小学校の半数以上が英語活動に取り組んでおり,今後,ますます様々な取り組みが行われることになる。
小学校における英語活動のねらいには,三つある。
(1) 子供が易しい基本的な英語を使って,身の回りのことがらについて話される英語を理解したり,話したりする「コミュニケーション能力」の育成
(2) ものおじしないで英語を使おうとする「コミュニケーションへの積極性」の育成
(3) 国際社会で自信をもって生きていくための「国際感覚」の育成である。
英語活動を実施するに当たって,これまでの英語教育の改善点を踏まえて,小学校の段階から「英語嫌いをつくらない」という意識を強くもち,その指導方法の転換を図る新しい発想が必要になる。指導方法の改善の視点として,次の四点がある。
(1) 子供の音声に対して敏感な時期を活用して,「音声による指導」を中心にする。英語の音声に慣れ親しませることによって,英語を聞いたり話したりするようにする。
(2) 英語を覚えることを強要しなくても,子供が必要な英語の語句や表現を自然に身に付けるように,ゲームやクイズや歌などを採り入れた「遊び感覚豊かな授業」を展開する。
(3) 子供が興味をもつ動物や食べ物やスポーツや日常生活や学校のことなどを話題にして,子供の日常に密着した子供の感性が届く「身近な言語材料」を使う。
(4) 子供が英語活動に楽しく取り組むためには,教師も子供と一緒に英語を使い,「英語の世界を楽しむ姿勢」が大切である。
福岡県小郡市立東野小学校は,文部省の研究開発学校として,平成9年度から小学校における英語に取り組んできた。さらに,平成13年度から15年度には,小学校における「教科としての英語」を模索し,真摯な研究を続けてきた。
これまでに,東野小学校を訪問する度に,教職員が一丸となって「英語」に取り組んでいる姿勢に感銘を受けるとともに,多くの示唆を教授してきた。
平成15年度が研究の一応の最終年にあたり,東野小学校の多くの試みと提言と示唆を本にまとめるとともに,これから英語活動を開始する学校だけでなく,既に取り組んでいる学校や関係機関の方々にも大変意義のあることと確信している。
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明治図書
















