道徳の難問・良問テーマ50=1問選択システム
“考える道徳作文”による討論授業づくり

道徳の難問・良問テーマ50=1問選択システム“考える道徳作文”による討論授業づくり

好評3刷

廊下は絶対走ってはいけない?白熱討論&道徳作文ネタ50

これって学校の「ルール」なの?/こんなトラブルにどう行動する?/ファッションは個人の自由?/街角でこんな場面に遭遇したら?/というような難問・良問テーマに対して3択Qから1つ選んでその理由を書かせ理由の発表・討論展開でワンセット。全部で50問あり。


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ISBN:
978-4-18-049010-3
ジャンル:
道徳
刊行:
3刷
対象:
小・中
仕様:
A5判 120頁
状態:
在庫あり
出荷:
2018年7月20日
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目次

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まえがき
道徳の難問・良問テーマ50 ユースウェア
T これって学校の「ルール」なの?
@ 学校のろう下を走ってもいいか。
Q1 頭をケガして血が出ている子のことを職員室にいる先生に伝える時には,走ってもいい。
Q2 ふだんでも,急な用事がある先生は走ってもいい。
Q3 どんな時でも決まりだから,走ってはいけない。
Q4 その他。
A 自転車は3年生以上でないと乗れない。
Q1 お母さんがいいと言ったので乗る。
Q2 3年生以上で乗る。
Q3 友だちが乗っているので乗る。
B 保健室には先生の許可なしには行けない。
Q1 けがや病気,特別な事情があれば行っていい。
Q2 保健の先生になやみごとの相談の時だけは行っていい。
Q3 どんな時でも決まりだから,行ってはいけない。
C かい段の一段ぬかしはいいか。
Q1 かい段の一段ぬかしは危険だから,どんな時でも一段ずつ歩く。
Q2 かい段の一段ぬかしは,緊急の場合だけしてもいい。
Q3 かい段の一段ぬかしは,けがさえしなければしてもいい。
D 名札は必ずつける?
Q1 校内では,上ぐつに名前が書いてあるから名札をはずしてもいい。
Q2 子どもが先生の名前を覚えるように,先生方も名札をつけるべき。
Q3 決まっているのだから,つけなくてはいけない。
Q4 洋服が破れないようになっていればつける。
E 防犯のために学校にけい帯電話を持ってくるのはいい?
Q1 学校の決まりで禁止になっているからやはりだめ。
Q2 先生に許可を取ればいい。
Q3 だまって持ってくればよい。
Q4 話し合って決まりを変えればよい。
F 学校の体育,水泳の授業で,日焼け止めを持ってきてぬる。
Q1 自由に日焼け止めを持ってきてぬってよい。
Q2 先生の許可があればよい。
Q3 先生と保護者の許可があればよい。
Q4 日焼け止めを持ってきてはいけない。
G 黒板消しの当番活動の子が,授業後に消し忘れていた。
Q1 当番がやるのが当然であり,呼びつけて消させる。
Q2 気がついたが自分では面どうだから放っておく。
Q3 当番が忘れてしまうこともあるから,自分で消しておく。
H 席がえは先生だけが決めるのか。
Q1 先生だけが決める。
Q2 子どもだけで決める。
Q3 先生と子ども両方で決める。
Q4 クジなどで決める。
I 学校であいさつするべき相手はだれか?
Q1 友だち。
Q2 先生と友だち。
Q3 学校にいる人みんな。
U こんなトラブルにどう行動する?
@ 上級生が学校の決まりを破っていたのを目にした。
Q1 上級生でも決まりを破るのはいけないので注意する。
Q2 自分は注意しないで先生や他の人に注意してもらう。
Q3 上級生に何か言うとこわいので何も言わない。
A 授業中,教科書に落書きしている人がたくさんいる。
Q1 落書きをしている人に自分から注意をする。
Q2 落書きをしている人がいることを先生に伝え,注意してもらう。
Q3 落書きをしている人をまねして,少し落書きをしてみる。
Q4 何もせずだまっている。
B みんなで遊んでいたら,かってに入ってきた子がいる。
Q1 入ってきた子といっしょにみんなで遊ぶ。
Q2 入ってきた子が,「入れて」とお願いをしてくれたら遊ぶ。
Q3 遊びに入れてあげない。
C 友だちにたたかれたら?
Q1 友だちにたたかれたらたたき返す。
Q2 たたかずに,口で言い返す。
Q3 がまんして,先生に相談する。
D 宿題を学校でやっている人がたくさんいる。
Q1 宿題だから,家でやるべきだ。
Q2 学校でやっても家でやっても,やることはいっしょだから学校でやってもよい。
Q3 そもそも宿題はなくてよい。
E 丸つけが終わった算数プリントを学校のゴミ箱にすてた人がいる。
Q1 すててはいけない。
Q2 学習し終わったプリントなのですててもよい。
Q3 学校のゴミ箱にはすててはいけないが,家のゴミ箱ならよい。
V ファッションは個人の自由?
@ 学校に制服は必要か?
Q1 制服は必要である。
Q2 制服は必要ない。
Q3 制服はあってもいいが,着るか着ないかは自由にするべきだ。
A ピアスをする。
Q1 ファッションは自由だから,だれでもピアスをしてよい。
Q2 保護者の許可があれば,ピアスをしてよい。
Q3 学校で「余計なものは持ってこない」という決まりだから,ピアスをしてはいけない。
B ネイルをする。
Q1 ファッションは自由だから,だれでもネイルをしてよい。
Q2 保護者の許可があれば,ネイルをしてよい。
Q3 学校で「みだれた格好はしない」という決まりだから,ネイルをしてはいけない。
C パーマをかける。
Q1 ファッションは自由だから,だれでもパーマをかけてよい。
Q2 保護者の許可があれば,パーマをかけてよい。
Q3 学校で「華美な格好はしない」という決まりだから,パーマをかけてはいけない。
D 学校に髪を染めてきてもいいか。
Q1 個人の自由で,だれにもめいわくをかけないのだから,髪を染めてきてよい。
Q2 先生の許可があれば,学校に髪を染めてきてもよい。
Q3 学校にはルールがあり,まだ小学生だから,髪を染めてきてはいけない。
Q4 その他。
E 学校に香水をつけてきてもいいか。
Q1 学校に香水をつけてきてもいい。
Q2 先生の許可があればいい。
Q3 学校に香水をつけてきてはいけない。
F 学校にメイク(お化粧)をして登校してもよいか。
Q1 学校にメイクをして登校してよい。
Q2 特別な事情があれば,学校にメイクをして登校してよい。
Q3 学校には決まりがあるから,メイクをして登校してはいけない。
G 刺青をする。
Q1 小学生からしてよい。(保護者の許可なく,自分の判断で。)
Q2 保護者の許可があれば小学生からしてよい。
Q3  大人になってからするべき。
H 男の子がスカートをはく。
Q1 ファッションではくのはよい。
Q2 男の子はスカートをはいてはいけない。
I 水泳の授業で,ラッシュガードを着る。
Q1 先生も着ているから,子どもも自由に着てよい。
Q2 先生の許可があればよい。
Q3 先生と保護者の許可があればよい。
Q4 学校で決められた水着があるから,ラッシュガードは特別な事情がない限り,着てはいけない。
W 食事とおやつは難しい?
@ ごちそうさまの時,お茶わんにご飯がついていた。
Q1 お家の人に「お茶わんについているご飯を残さず食べなさい」と言われているので食べる。
Q2 友だちの家に行った時であれば食べる。
Q3 ご飯がついていてもそのままにする。
A きゅう食を食べる時。
Q1 つくってくれた人がいるのだから,ぜったいに食べなくてはいけない。
Q2 人によって,食べられる量がちがうのだから,残してよい。
Q3 つくってくれた人の気持ちやけんこうを考えて,せめて一口は食べる。
Q4 その他。
B なかよしの友だちと遊んでいる時,自分のおかしを食べようと思っていたら,別の友だちが来た。
Q1 なかよしの友だちと3人で食べる。
Q2 後から来た友だちがどこかに行った時に,なかよしの友だちと2人で食べる。
Q3 自分1人で食べる。
C 遠足のおやつはどうやって決める?
Q1 学校で値段を決めた方がいい。
Q2 食べる量は人によってちがうのだから,家で話し合って決めればいい。
Q3 そもそも,遠足におやつはいらない。
D きゅう食とおべんとうのどちらがいいか。
Q1 おうちの人がたいへんなので,きゅう食がいい。
Q2 すきなものを食べられるからおべんとうがいい。
E 見学(こうがいがくしゅう)のおやつ。
Q1 べんきょうだからおやつはいらない。
Q2 みんなで楽しむものだからおやつはいる。
Q3 おかしがあった方がやる気が出るから,おやつはいる。
F 給食でおかわりをしたが,どうしても全部食べられそうにない。おかわりは残してはいけないルールだったらどうする?
Q1 「食べられません」と言って先生にあやまる。
Q2 ルールなので無理してでも食べる。
Q3 ルールを変えようとみんなに提案する。
X 街角でこんな場面に遭遇したら?
@ 赤信号でもわたっていいか。
Q1 犬のくさりが外れ,犬がにげ出した時は,わたっていい。
Q2 車も人もいない時,お父さんがいっしょにわたろうと言ったから,わたっていい。
Q3 信号は,みんなの命を守るためにある。だから,絶対にわたってはいけない。
A 電車の優先席に座ってもいいか。
Q1 あくまで,「優先」なので,絶対ではない。どんな時でも座っていい。
Q2 旅行の帰りでとてもつかれていて,家族が座っていれば,座ってもいい。
Q3 お年寄りや体の不自由な方のための席なので,座ってはいけない。
B お金を拾ったら,交番にとどけるか。
Q1 1円や10円でも人のものなので,必ずとどけなければならない。
Q2 お金がほしかったが,周りの人に拾うところを見られたので,とどけることにした。
Q3 友だちが「もらっておけば?」と言ったのでとどけなかった。
C 体調が悪いので「優先席」に座っていたら,老人が自分の前に立ちました。「若いくせに」とでも言うようにじろじろ見ています。
Q1 「体調が悪いのです」と言って,座っている理由を説明する。
Q2 無理してでも席をゆずる。
Q3 だまって座っている。
D 映画館に行ったら,「女性割引」がありました。これって差別ではないでしょうか。
Q1 女性は映画を見る機会が少ないので「割引」があってもいい。
Q2 男女とも同じ料金にすべきだ。
Q3 どちらともいえない。
E 子犬がすてられていました。このままでは死んでしまいそうです。でも自分の家では飼えそうにありません。
Q1 仕方がないのでそのままにしておく。
Q2 飼えそうな人を探す。
Q3 家に人に飼えるか相談し,ダメなら保健所に電話する。
F 目の前に1万円が落ちているのを見つけた。
Q1 拾って交番にとどける。
Q2 そのままにしておく。
Q3 拾って,みんなのために使う。
G 知り合いの人から「お母さんが交通事故にあった。病院にいるからいっしょに病院に行こう。車に乗りなさい」と言われた。
Q1 知り合いの人に言われたのだから,車に乗る。
Q2 車に乗らないで,家に帰って家族に連らくをする。
Q3 だれかを呼んできて,いっしょに車に乗る。
Y モラルのある行動って?
@ 休み時間に,委員会の常時活動と応えん団の仕事が重なってしまった。委員会と運動会の仕事,どちらが優先?
Q1 一時的な応えん団の仕事を優先する。
Q2 応えん団は代わりがいるから委員会を優先する。
Q3 担当の先生に相談して決める。
A なかのよい友だちがほかの友だちのくつかくしをしているのを見つけた。
Q1 友だちだからいっしょにかくす。
Q2 すぐにやめさせる。
Q3 とりあえず見ておき,あとで先生にいう。
B 友だちからAさんを仲間外れにしようと誘われた。
Q1 いっしょに仲間外れにする。
Q2 その場ですぐに注意し,仲間外れにしない。
Q3 様子を見て考える。
C お年玉が貯まったので前から欲しかったゲームソフトを買おうとしたら親から「貯金しなさい」と言われた。
Q1 自分がもらったお金だから買う。
Q2 親の言うことは聞かなくてはいけないから貯金する。
D Aちゃんと遊ぶ約束をした。その約束を忘れて,Bちゃんと遊ぶ約束をしてしまった。AちゃんとBちゃんは仲が悪い。
Q1 Aちゃんに後であやまることにして,Bちゃんと遊ぶ。
Q2 Bちゃんにあやまり,Aちゃんと遊ぶ。
Q3 両方にあやまり,だれとも遊ばない。
Q4 その他。
E 親友だと思っていた人が,自分の悪口を他人に言っているといううわさを耳にした。
Q1 うわさのことは気にせず,いつも通りつきあう。
Q2 しばらく親友とつきあうのをやめる。
Q3 親友とつきあうのをやめる。
F 遊んでいてうっかり友だちの家にあるものをこわしてしまった。だれも見ていなかった。
Q1 友だちの家の人にあやまる。
Q2 だまっている。
Q3 自分の親に言う。
G 友だちの万引きを見た。「だれにも言うな。言ったらしょうちしないぞ」とおどされた。
Q1 だれにも言わない。
Q2 数日たってから,先生に言う。
Q3 「ないしょだよ」と言って,別の友だちに万引きのことを話す。
H Aさんから借りた本をBさんが貸してほしいと言ってきた。
Q1 Bさんが「貸してほしい」と言っているので,自分の判断で貸してよい。
Q2 Aさんが許可したら貸してよい。
Q3 AさんがBさんに貸すのならよい。

まえがき

 これは,深刻なテーマをなぜか楽しく話し合える本です。

 でもふざけた本ではありません。教師として,大人として譲れないモラルは,もちろんハッキリと伝えることが前提です。その上で,学校の道徳の時間に,子どもたちにじっくり考えさせ,楽しく話し合わせたいテーマについて,正面からまじめに取り上げた本です。

 もちろん家庭で読んでいただくこともお勧めできます。

・親友だと思っていた人が自分の悪口を陰で言っていることがわかったら?

・上級生が学校の決まりを破っているのを目撃したら?

 こんなありがちな問題から,

・「赤信号」でも渡っていいの?

・1万円拾ったら?

 こんなニヤッ?とするような問題まで,それぞれに選択肢ともっともな意見例とを載せました。大人でも意見の割れそうなものもあります。

 これを子どもたちにそのまま見せて,自分はどの意見に近いか選ばせればよいのです。「どの意見にも反対」でも構いません。具体的な問題に向き合いながら,クラスの他の友達の意見と比較することで,優等生の意見しか言いにくいような道徳の授業から,本音がぶつかり合うような授業へと活性化していくことと思います。

 道徳を「教科」にすることが検討されています。いずれにしても道徳教育の大切さについては異論のないところでしょう。しかし,教室の道徳授業は必ずしも子どもたちの琴線に触れるものとはなっていないという現状もあるようです。今後,道徳教育の改革については様々に議論されていくことと思います。そうした中で,この本が先生方の道徳の授業の一つのヒントになり,いろいろな角度から道徳を考えていくきっかけとなれば幸いです。


   /谷 和樹

著者紹介

谷 和樹(たに かずき)著書を検索»

北海道札幌市生まれ。

神戸大学教育学部初等教育学科卒業。

兵庫県の加東市立東条西小学校,滝野東小学校,滝野南小学校,米田小学校にて22年間勤務。

そのあいだ,兵庫教育大学修士課程学校教育研究科にて,教科領域教育を専攻し修了。

TOSS関西中央事務局を経て現在,玉川大学大学院教授。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
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      2017/12/2430代・小学校教員
    • すぐに追試できる形となっており、そして表面的な道徳指導にならないところがよい。
      2016/4/1620代・小学校教員
    • 授業に手軽に取り入れることが出来る。そのままコピーして使うことがしづらいのが難点、CDデータ付きであればなおよかった。
      2015/10/1020代・小学校教員
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