- T 個と集団をめぐる新たな争点
- /森 実
- 1 集団づくりの実践に応えられる理論を
- 2 集団主義教育論をふりかえって
- 3 セルフエスティーム論と権力関係論 〜対等な人間関係を求めて
- 4 教育実践から出発し、未来を展望する 〜本書の構成
- U 学習集団のダイナミズム
- 一 文化的学級集団づくりのススメ 〈教室改革〉の視点と方法 /園田 雅春
- 1 「クイズ番組」的授業よ さようなら
- 2 「わからない子」が幅をきかせる教室
- 3 〈学びの運動モデル〉を提示する
- 4 今までで一番燃えた授業
- 5 自己教育力を高める三階梯
- 6 学級集団形成の三階梯
- 7 由紀のエンパワーメント
- 8 子どもを結ぶ〈ポンド〉
- 9 文化的学級集団の形成
- 二 学級経営徒然草 /土田 光子
- 〜一年たったその時にはみんなが自分を好きになっているように〜
- 1 はじめに 〜ただ長生きをしたいって? オダマリ! ステキな人生でなきゃいやヨ!
- 2 学級開き 〜子どもたちが主役だって? オダマリ! 主役は私なのヨ!
- 3 決意文 〜書いてみただけ? オダマリ! 書いたことはやってもらうワ!
- 4 二冊のノート 〜暮らしを綴れ? オダマリ! よけいなお世話サ!
- 5 学級通信・学年通信 〜プライバシー? オダマリ! 子どもが公開したがるんだヨ!
- 6 学級役員選挙 〜傷つかないかって? オダマリ! 生きていくってそういうことなのヨ!
- 7 体育行事 〜勝敗は問題じゃないだって? オダマリ! 勝負は勝たなくてどうするノ!
- 8 文化行事 〜さわやかな感動? オダマリ! コテコテでなくてどうするノ!
- 9 校外行事 〜行くだけで楽しいんじゃない? オダマリ! 金がかかってる、元を取らなきゃソン!
- 10 予 行 〜本番の感動が薄れないかって? オダマリ! 万全の準備をとりくみと言うのサ!
- 11 人権学活 〜暗いんじゃないの? オダマリ! 子どもが一番輝く時間なのヨ!
- 12 授 業 〜静かにしろだって? オダマリ! 子どもがしゃべらないでどうするノ!
- 13 おわりに 〜マニュアルがあるかって? オダマリ! 子どもが違うんだ。自分で考えナ!
- 三 生活班と生活ノート /新保 真紀子
- 1 ある班学習から
- 2 学級集団に何を求めるか?
- 3 生活班は何を目指すか?
- 4 私のHOW TO 生活班 メモ
- 5 担任と生徒が綴りあうということ
- 四 学年と学校における集団形成 /矢野 洋
- 1 時代の変化のなかで
- 2 子どもの虚像と実像
- 3 子どもの主体をどう確立するか
- 4 発展する現実に依拠する集団を
- 五 新たなステージに立つ地域解放教育運動 /奥田 均
- 1 地域解放教育運動の転換点
- 2 それぞれが主体、お互いがパートナー
- 3 軽やかなフットワークで、元気の湧き出るネットワークを
- 解 説 /森 実
- 1 学級集団づくりを振り返って
- 2 地域からの解放教育運動を広げるために
- V ひらかれたネットワーク
- 一 学校における心のケア /源 勁一
- 1 「心」の問題への注目
- 2 心のケアの特徴と難しさ
- 3 心のケアとは何をすることか
- 4 心のケアを必要とする子ども
- 5 どの子にとっても必要なケア
- 6 『めざす子ども像』と心のケア
- 二 子どもの虐待と学校との関わりについて /西澤 哲
- 1 はじめに
- 2 学校および教師の役割 〜虐待の発見
- 3 虐待的人間関係の繰り返し
- 4 おわりに
- 三 ネットワーキングとワークショップ /花立 都世司
- 1 新たな絆としての期待
- 2 ネットワークとネットワーキング
- 3 変わる学びとそのスタイル 〜参加する学び〜
- 4 ワークショップ
- 5 未来への展望
- 解 説 /森 実
- 集団づくりの深化をめざして
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- 明治図書