『教室ツーウェイ 2001年2月号 インターネットチャイルドサイトの活用法』の詳細情報

▼世の中には馬鹿な教師集団があるもので、北海道のある中学校は、職員会議でパソコン、インターネットをやらないと決議したという。

▼これは「私どもの学校では、漢字と計算を教えない」と、職員会議で決議したと同じことだ。こんな馬鹿げたことを許す空気が、北海道の一部管理職、一部教育委員会の中にある。全く、理解しがたいことだ。

▼インターネットの操作など、車の運転の百分の一も簡単だが「何を扱うか」「どんな情報（コンテンツ）を扱うか」ということになると、一筋縄ではいかない。

▼授業ですぐに役立つ情報は、限られているからだ。ＴＯＳＳランドには六〇〇〇サイトがあって、すぐに役立つが、それ以外は授業では、ほとんど役に立たない。

▼授業ですぐに役立たないが「有益情報」はある。

　例えばスミソニアン博物館のサイトだ。

　しかし、このような情報は、ながめているだけで三時間、五時間とたってしまう。

▼有益情報を「授業に役立てる」、情報処理と情報活用のスキルも開発されなければならない。これは、これからのテーマとなる。ＴＯＳＳも全力をあげて開発中である。

▼ＮＨＫテレビのニュースで京都高台寺からの「五色百人一首大会」が報じられた。

　五色百人一首は、ますます広がり、地方大会も活発である。ミニ特集とした。

▼第二期の向山洋一全集（全十五冊）が発刊される。東京教育技術研究所を通して購入すると、後日、向山の授業ＣＤのプレゼントがある。第一期のプレゼントは、「向山の石うすの歌の授業」だった。

（向山）