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目次
- 特集 若手教師の算数授業力を鍛える⑧教材研究の仕方
- 若手教師の算数授業力を鍛える⑧教材研究の仕方
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- 総論
- 新しい学力観の実現を目指した教材研究を心がけよう
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- 単元全体を見通した教材研究を
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- 算数指導は誰にでも簡単にできる
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- 学年別実践事例
- １年／学習のねらいが明確な授業
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- ２年／既習体験を大切にした長さの学習
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- ３年／筆算のよさをより味わわせる指導
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- ４年／数学的に考える力を育む教材研究と授業構想
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- ５年／子どもと共に考え創り出す授業
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- ６年／「考える力」を育てるアプローチ
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- 算数Short Story (第87回)
- パーフェクト・シックス
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- 自著を語る
- 『小学校新学習指導要領の展開 算数科編』
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- 授業力アップ！ 今月の授業とつまずき指導
- 【１年】いろいろなかたち
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- ～身のまわりの立体の仲間分けをしよう～
- 【２年】かくれた数はいくつ
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- ～テープ図に表して考えよう～
- 【３年】わり算
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- ～分け方の違いを考えよう～
- 【４年】かどの形を調べよう
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- ～分度器に色線をつけよう～
- 【５年】小数×整数
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- ～（小数）×（整数）の計算の仕方を考えよう～
- 【６年】分数のたし算とひき算
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- ～リットル図で目もりを考えさせよう～
- 算数が好きになる問題
- １年／じゃんけんぽんで ぴったんこ
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- ２年／たくさんの●を せいかくに かぞえよう！
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- ３年／わり算トランプ
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- ４年／数字カードで筆算作りにチャレンジ！
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- ５年／かくれている生き物はなに？
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- ６年／立体美術館
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- 算数授業奮闘記 (第85回)
- 子どもが生き生きと考える授業を目指して
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- 算数教育ホットニュース (第87回)
- 新算数科の授業実践スタート
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- 学力テスト予想問題にチャレンジ！ (第15回)
- 考えを読み取る
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- ～言葉を解釈する、式を解釈する～
- 早わかり！ 算数の用語・記号 (第3回)
- 「＞、＜」「×」「三角形、四角形、頂点、辺」
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- ここがポイント！ 新算数科の授業展開 (第3回)
- 「素地的な学習活動」をなだらかな発展や学び直しに生かす
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- ～なだらかな発展や学び直しのある授業展開の工夫(3)～
- キーワードで読み解く これからの算数授業 (第3回)
- 「類推的に考えることの習慣化」
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- 数学的モデリングを生かした算数教育 (第3回)
- 現実場面を吟味し「とりきめ」をする活動
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- 創造性を高める算数教育 (第3回)
- 創造性の育成をめざした授業構成（１）
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- 編集後記
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- 今月の楽しい問題 チャレンジコーナー
- 数表にみる平均の不思議？
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若手教師の算数授業力を鍛える⑧ 教材研究の仕方
若手教師にとって，授業の教材研究を毎日行うことは大変なことです。私も新任のころ，１週間に30時間近くの授業をどうこなしていくかについて，日々悪戦苦闘した思い出があります。
小学校の場合，基本的に全教科を毎日教材研究しなければ，自信をもって教えることはなかなかできません。だからこそ，教材研究は重要となります。
しかし，算数は教えやすいと思っている教師が多く，教材研究そのものがおろそかになっていないでしょうか。算数の教材研究の仕方を若手教師にはぜひとも身に付けてほしいと思います。
また，教材研究の方法はわかっているようではあっても，なかなか具体的にはわからないことが多いようです。机の前で教科書や指導書を開いてみても，時間が経つばかりで，進まないことはないでしょうか。
そこで，教材研究の仕方について，きちんとした，なおかつ合理的な方法を本号では考えてみたいと思います。
教材研究とは，「何をどのように教えるか」について考えることです。「何を」とは，算数の場合，指導内容であり，それは単に計算の手順だけではなくて，底に潜む算数の原理をきちんと把握することです。「どのように教えるか」とは，説明，発問，教材・教具，つまずきなどを予測した上で，子どもに考えさせ体験させる算数的活動をどう保障するかを研究することです。
指導案は書けても，実際の教師の行動となると明確でない若手教師もいます。このあたりのイメージをきちんともつことが大切です。
志水 廣
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明治図書
