楽しい体育の授業 2000年11月号
最新版・子供が喜ぶなわ跳び指導のコツ

K130

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楽しい体育の授業 2000年11月号最新版・子供が喜ぶなわ跳び指導のコツ

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ジャンル:
保健・体育
刊行:
2000年10月
対象:
小学校
仕様:
B5判 76頁
状態:
絶版
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目次

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特集 最新版・子供が喜ぶなわ跳び指導のコツ
特集の解説
/根本 正雄
実践事例
短なわ 一回旋一跳躍 前跳び
ステップをふんで楽しく前跳び
/佐藤 博子
短なわ 一回旋一跳躍 後跳び
ホースで跳んじゃおう
/末永 賢行
短なわ 一回旋二跳躍 前跳び
進め、“なわ跳び陣取り”
/猿渡 功
短なわ 一回旋二跳躍 後跳び
ハメハメハ大王のリズムで、トントンふたふみ跳び
/糸井 利則
短なわ スキップ跳び 前跳び
スキップ跳びを1、2のリズムで
/露木 光人
短なわ スキップ跳び 後跳び
後スキップできますか?
/石橋 健一郎
短なわ あや跳び 前跳び
「脇のしめ」と「リズム・テンポ」で!
/白戸 禎子
短なわ あや跳び 後跳び
かっこよさを強調し、挑戦意欲を刺激する
/藤田 哲夫
短なわ 交差跳び 前跳び
3つのつまずきを克服する
/伊藤 大介
短なわ 交差跳び 後跳び
リズム、タイミング、体の動きで後ろ交差跳びをしよう
/笠井 美香
短なわ 二重跳び 前跳び
二重跳びはリズムとバランス
/本川 監
短なわ 二重跳び 後跳び
指導二時間で達成率90%
/藤澤 芳昭
長なわ 8の字跳び
タイミングとリズムをスモールステップで身に付けさせる
/稲田 徹也
易しい技や発問で練習し、記録に挑戦!
/末宗 昭信
長なわ 十字跳び
場づくり、タイミング、スタート
/新川 荘六
回す人、跳ぶ人のポイント
/川村 浩史
長なわ 長なわと短なわの組み合わせ跳び
成功の秘訣は、リズムとタイミングにあり
/浦 武司
ポイントは「長なわを回す子と跳ぶ子のタイミング」
/大町 勝一
ミニ特集 新学習指導要領「保健」指導のポイント
ライフスキルで「生活と健康」
/国友 靖夫
「保健」の授業でも評価・評定を
/渡邉 憲昭
実践力に迫るけがの防止の指導
/西村 一夫
「心の健康」は『食の学習』から
/後藤 一則
薬物乱用防止の授業では、恐ろしさを伝え、断り方も教える
/上木 信弘
病気の予防は「食」の授業から
/並木 孝樹
写真で見る指導のポイントとコツ
授業を通して主張する
/村田 斎
知っておくと役立つ心と体の話
運動神経が鈍い?
/藤井 喜一
マンガで見る楽しい体育指導 (第8回)
根本体育直伝マンガ(サッカーの巻)
/岩野 節男・岩野 紀子
スポーツと健康づくり (第8回)
体重はどうでもいい?!
/並木 孝樹
法則化体育最前線
今、法則化体育のMLが面白い
/駒井 隆治
できなかった子ができた! 子供に学ぶ成功事例 (第8回)
優しい場づくりで,できない子の動きを引き出す
/根津 盛吾
誰にでもできるこどもかっぽれの指導 (第20回)
難しい踊りから細分化して教える�@
/大賀 由里子
効果抜群!ファックスできる体育学習カード
なわ跳び 低学年
/青木 聖子
〜一回旋一跳躍へのステップアップ〜
なわ跳び 高学年
/森永 祐司
〜15分でできるあや跳びの練習カード〜
誌上授業ビデオ診断
鉄棒運動
/石橋 健一郎
全国ネットワーク
法則化体育中国支部
/三好 保雄
サークル紹介
TOSS茨城メーリングリストの会
/河村 要和
授業の腕を高める論文審査 (第103回)
運動会種目の条件
/向山 洋一
授業に役立つ「体ほぐし」12選 (第8回)
リズミカルに弾む運動
/根本 正雄
世界と日本の性教育 (第8回)
イギリスの性教育(3)
/武田 敏
読者のページ My Opinion
編集後記
/根本 正雄
TOSS体育ニュース
こうすればできる! (第8回)
あや跳び
/渡辺 喜男

特集の解説

千葉市立あやめ台小学校

根本正雄


なわ跳びはいつでもどこでもできる運動として優れた教材である。本号では、最新のなわ跳び指導についての実践について紹介してある。

あや跳びのできない子供の指導について鹿児島県徳之島町立亀徳小学校の山下安則氏は、「フラフープであや跳びを完成させよう」という実践をされている。

3年生28人の子供に指導し、あや跳びのできない子供は5人いた。

腕が離れていない場合は、交差した時にきれいな輪ができるが、腕が離れている場合は交差した時にきれいな輪ができずに、跳びにくくなっていることを発見した。

そこで、「腕を離さないように交差しなさい」と指示したところ、跳ぶリズムが狂ってしまい、跳べなくなってしまった。

次に「フラフープを使って交差跳びをしなさい」と指示したところ、跳べなかった2人が跳べるようになったという。左右の腕を離さずに跳ぶ感覚が身に付いたためである。

このように、あや跳びのできない子供にはフラフープを使用していくと効果的である。

兵庫の藤澤芳昭氏は、二重跳び連続10回の指導について報告されている。

5年生80人、36人の子供が二重跳び連続10回できなかった。そこで、藤澤芳昭氏は次の指導をされた。

〈ステップ1〉

グリップの持ち方

目線前方の任意の1点を見る

足の構え方

30秒間早回し70回以上

〈ステップ2〉

ロープを持たずに、立ったままのリズム打ち。タターンのリズムで。

ジャンプしてのリズム打ち

ジャンプしてのモモ打ち

〈ステップ3〉

半切ロープを使っての二重跳びもどき。しかし、これはロープを切断しないといけないので、新しいのはもったいない。

半折ロープを使っての二重跳びもどき。

〈ステップ4〉

下山先生考案のスーパーとびなわと、ジャンピングボードを使っての二重跳び。

スーパーとびなわだけを使っての地面上での二重跳び連続10回。

以上のような指導によって、学年の子供たちが連続二重跳びできるようになった。

藤澤氏はきめ細かなステップを踏んで指導している。

グリップの持ち方、目線、足の構え方から始めている。

普通はここからいきなりなわを持った指導に入るが、藤澤氏は立ったままのリズム打ち、ジャンプしてのリズム打ち、ジャンプしてのモモ打ちを行っている。

二重跳びで難しいのは、なわの回旋が遅れることである。一跳躍で二回旋するのであるが、手の動きのタイミングが遅くなる。

手のタイミングのリズムをなわを持たないで練習することにより、子供は二重跳びの手足の協応動作を体得していく。その後にロープを持って練習していく。

このようなステップを踏んで指導していけば、必ずできるようになる。

それでもできない子供の場合には、ジャンピングボードやスーパーとびなわを使用してほしい。用具や器具を使用することによって技能は高まる。特にジャンピングボードは効果抜群である。

本特集では、以上の例のような実践例が紹介してある。

子供の実態に応じて方法を選択し、子供たちになわ跳びの楽しさを体験させていってほしい。

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