学校運営研究 2003年11月号
新課題に対応する“学校評価”の改革点

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学校運営研究 2003年11月号新課題に対応する“学校評価”の改革点

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ジャンル:
学校経営
刊行:
2003年10月
対象:
小・中
仕様:
B5判 78頁
状態:
絶版
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目次

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特集 新課題に対応する“学校評価”の改革点
今、世間では評価システムをどう変えようとしているか―と聞かれたら
子ども一人ひとりがマニフェストを
/新堀 通也
学校評価に「生きる力」の判定を
/小栗 洋
専門家としての教師に「評価能力」が期待されている
/元兼 正浩
どんな評価システム導入の動きがあるのか
“マニフェスト”の導入でどこがどう変わるか
/篠原 清昭
“ルーブリック”の導入でどこがどう変わるか
/安藤 輝次
“評議員制度”の導入でどこがどう変わるか
/矢野 俊一
“自己申告票”の導入でどこがどう変わるか
/藤原 定壽
“できる教師の育成”の導入でどこがどう変わるか
/木岡 一明
“職員会議の公開”の導入でどこがどう変わるか
/大森 修
新しい教育課題への対応度をチェックできる評価項目とは
“学習障害児”への対応度をチェックできる項目とは
/石原 敏晴・久保田 須麿
“個に応ずる指導”への対応度をチェックできる項目とは
/中嶋 洋一
“授業時数の確保”への対応度をチェックできる項目とは
/小島 宏
“総合の時間”への対応度をチェックできる項目とは
/村川 雅弘
“不登校傾向”への対応度をチェックできる項目とは
/川中 淳子
“いじめ”への対応度をチェックできる項目とは
/��旗 正人
弱点が見え改善方向がわかる評価項目とチェックポイント
目標管理―問題点がわかる項目とチェックポイント
/齋藤 勉
カリキュラム―問題点がわかる項目とチェックポイント
/小林 毅夫
学力達成度―問題点がわかる項目とチェックポイント
/織田 壽子
危機管理―問題点がわかる項目とチェックポイント
/村田 雅夫
学校組織―問題点がわかる項目とチェックポイント
/葉養 正明
管理運営―問題点がわかる項目とチェックポイント
/丸山 義王
情報公開―問題点がわかる項目とチェックポイント
/小野田 正利
保護者との関係―問題点がわかる項目とチェックポイント
/堀江 祐爾
教職員の参加意識―問題点がわかる項目とチェックポイント
/庭野 三省
校内コミュニケーション―問題点がわかる項目とチェックポイント
/花咲 法子
学校評価を次年度の学校計画にどう役立てるか―ポイントはここだ
保護者の「声なき声」に耳を傾ける
/嶋�ア 政男
PDCAの考え方で
/石黒 雅明
子どもが主役の学校経営
/石山 光昭
「特色ある学校づくり」の評価と次年度の計画
/山田 政俊
我が校の学校紹介―要覧&HP (第8回)
東京都品川区立荏原第三中学校
/佐藤 洋之
世界の目・日本の目・教室の窓 (第8回)
もっと国語を、もっと読書を
/高嶋 哲夫
NOがはっきりいえる校長 (第8回)
少々勇気はいるがイエスマンにはなりたくない
/糸井 清
ADHD・LD児が教師に投げかけている問題 (第8回)
高機能自閉症とアスペルガー症候群の基礎概念
/横山 浩之・伊藤 雅亮
校閲部の窓から教育界を覗く:この表記のウラ・オモテ事情 (第8回)
国際化・情報化という脅迫概念
/塩原 経央
必達目標を掲げて!校長奮戦記 (第8回)
授業の腕を上げる教師修行
/吉永 順一
校長キレル子とつきあうの記 (第8回)
社会的ストレスによる虐待のトラウマ�C
/長田 秀樹
研究授業のやり方革命―ルーブリック入門 (第8回)
研究授業を振り返り学校全体の研究に生かす
/前田 康裕
誰でも必要なライフスキル学習 (第8回)
家庭と連携でライフスキルを高める
/愛知県豊田市立根川小学校
文教ニュース
廃校のリニューアル事例/「問題行動白書」まとまる
/安達 拓二
編集後記
/樋口 雅子・江部 満
食と健康の博物館 (第8回)
大豆食品(2) 味噌・醤油の博物館で調味料のルーツと生産を学ぶ
/有馬 廣實

編集後記

○…この依頼状を書こうとしている今日、6月14日、民主党の菅代表は「自民党と闘うには政権をとったら、することを数値目標で示すマニフェストの考えをとり入れる」という運動方針を語っていました。

 三重県の北川前知事が火付け役を任じたのではないかと思われますが、おそらく、これからの政治の世界を動かすキーワードになるのではないか―と思われます。

 なぜなら、もう多くの人が「豊かな社会、暮らしの安心―」といったような、検証のしようがない、それゆえに誰も反対のしようもない空疎なスローガン主義の政策連呼にうんざりしているからです。

 翻って、教育界はどうかというと、もうその、政治の世界と同じ…。悪く言えば「美辞麗句」のオンパレード…。といっても過言ではない―と思います。それこそ検証のしようも、反対のしようもないスローガンで埋め尽くされているといってもいいぐらいです。

 こんな現状をなんとかしようと教育改革が各方面からいわれているわけですが、実行性に乏しいということなのでしょう、ソフト面よりハード面からの揺さぶりの方が盛んなのが今日このごろの状況です。たとえば、学校選択性の拡大傾向や学校評議員制度などで、揺さぶりをかけられている…というように。

 しかし、もうそろそろ、どう考えても来年度はこのようなことでは済まなくなると思われます。「全ての子供に九九を完全に習得させて卒業式をあげる」というような教育マニフェストづくりがないと学校は見放される時代になるような気がします。

 こんな時代背景を背負って、学校の責任者は何をどう見なおしていけばよいのか、ご示唆をいただきました。

(樋口雅子)

○…ことしの教育界は「学力問題」に明け、「学力問題」に暮れるといえるようです。しかし旧文部省で初中局長を務めた菱村幸彦氏によりますと、平成十六年の課題は「教育評価」がクローズアップされるとして、次の三つの問題を上げています。

○…第一は、人事考課。以前から地方公務員法第四十条の規定に基づき、各都道府県において勤務評定を実施しているが、昭和三十年代の日教組の勤評闘争などの影響もあり、勤務評定の結果を人事に反映させない慣行が一般化し、勤務評定は形骸化している。こうした状況を改善するための動きが都府県で「新しい人事考課」を導入しようという動きになっている。

○…第二は、指導力不足教員の人事管理。平成十三年には地方教育行政法が改正され、指導力不足教員に関する人事管理システムが導入され、指導力不足の判定基準が問題化している。第三は、十年経験者研修の実施。従来の中堅教員研修方式ではなく、個々の教師の能力・適性に応じた個別研修方式で実施するところに特色がある、ということです。

○…文科省がまとめた昨年度の指導力不足教員は二八九名に達しています。この数字は無視できません。

(江部満)

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