社会科教育 2013年7月号
歴史理解が深まる“人権教材のドラマ”55

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社会科教育 2013年7月号歴史理解が深まる“人権教材のドラマ”55

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ジャンル:
社会
刊行:
2013年6月6日
対象:
小・中
仕様:
A5判 138頁
状態:
絶版
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目次

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特集 歴史理解が深まる“人権教材のドラマ”55
人権の扉を開いた“この言葉”のドラマ
「天は人の上に〜」で語る人権のドラマ
佐藤 民男
「人の世に熱あれ〜」で語る人権のドラマ
宮橋 國臣
「元始、女性は実に太陽であった」で語る人権のドラマ
米田 佐代子
最新情報=歴史解釈を塗り替えた“あの教材”
世界編:歴史解釈を塗り替えた“あの教材”
金子 邦秀
日本編:歴史解釈を塗り替えた“あの教材”
黒川 みどり
日本の歴史に影響を与えた“世界の人権ドラマ”―おススメ教材
『夜の大捜査線(In the Heat of the Night)』一九六七年 アメリカ映画
倉石 一郎
「人の世に熱あれ、人間に光あれ」―西光万吉と水平社運動
東元 信浩
歴史理解が深まる人権教材・人権教育の本=私のイチオシ
だれもがありのままに生きられる多文化共生社会をめざして
松尾 知明
パスポートに見る人権と歴史
溝口 和宏
“人権の問題”が見えてくる歴史の見方・考え方●メルクマーク
戦争に潜む“人権の問題”エピソード
谷 和樹
宗教に潜む“人権の問題”エピソード
乾 正学
法令・禁令に潜む“人権の問題”エピソード
新福 悦郎
条約に潜む“人権の問題”エピソード
山崎 公士
女人の扱いに潜む“人権の問題”エピソード
桂 正孝
〈教室でトーク〉子どもに身近な人権教材のドラマ
風土病から公害に至る迄の話
小森 栄治
災害の石碑が建てられる迄の話
渋谷 光夫
教科書がタダになる迄の話
星野 勇悟
女性が選挙権を獲得する迄の話
赤木 雅美
昭和天皇が人間宣言をした話
池田 操
「法の下の平等」憲法14条の話
福井 秀夫
全国水平社運動 山田孝野次郎少年の話
外川 正明
橋をかけなかった大井川の話
内田 昌宏
浮世絵が語る民衆の暮らしの話
佐藤 仁
こんな時代もあったのネ=事件簿
私の村は「キヨメ」だった―ランドセルはなぜ腐らない?
川元 祥一
「食」に関する事件史―脚気と白米病
内田 正夫
「住」に関する事件史―町屋は何故奥が深い
有田 和正
〈歴史の歩み〉人権の視点からみると…
中世史:人権の視点からみる教材開発
加藤 章
近世史:人権の視点からみる教材開発
土井 謙次
近代史:人権の視点からみる教材開発
岡明 秀忠
現代史:人権の視点からみる教材開発
小原 友行
教科書にプラス“この人権教材”のドラマ
小学3年でプラス“この人権教材”のドラマ
畑屋 好之
小学4年でプラス“この人権教材”のドラマ
桜木 泰自
小学5年でプラス“この人権教材”のドラマ
許 鍾萬
小学6年でプラス“この人権教材”のドラマ
小宮 宏
中学地理でプラス“この人権教材”のドラマ
相澤 善雄
中学歴史でプラス“この人権教材”のドラマ
森口 洋一
中学公民でプラス“この人権教材”のドラマ
升野 伸子
人権のために闘った“あの人”の話
リンカーン:人権の闘いドラマ
高橋 恒久
ガンジー:人権の闘いドラマ
大恵 信昭
ヘレン・ケラー:人権の闘いドラマ
小野 隆行
シャクシャイン:人権の闘いドラマ
竹内 渉
大塩平八郎:人権の闘いドラマ
竹中 廣司
田中正造:人権の闘いドラマ
福井 三千穂
中江兆民:人権の闘いドラマ
伊藤 充
市川房枝:人権の闘いドラマ
黒木 俊治
杉原千畝:人権の闘いドラマ
藤瀬 泰司
人権に関わる歴史用語=子どもに語るドラマ&エピソード
五人組・役・年貢=ドラマ&エピソード
佐藤 琢朗
踏み絵=ドラマ&エピソード
藤田 守
百姓の生活心得=ドラマ&エピソード
向井 ひとみ
傘連判状=ドラマ&エピソード
千葉 康弘
蛮社の獄=ドラマ&エピソード
氏家 拓也
ノルマントン号事件=ドラマ&エピソード
神永 典郎
中国残留孤児=ドラマ&エピソード
廣野 毅
北朝鮮・拉致=ドラマ&エピソード
川原 雅樹
社会科にとって人権教育とは
事実を多面的にとらえ、社会事象を客観的に観察する力を養う必要がある
松藤 司
小特集 2013年夏〜秋の研究集会テーマ一覧
私の写真館―教材化出来るアングル・発見点のフォーカス術 (第28回)
防災大国日本のモデル
和田 匡史
〜立山連峰の砂防堰堤〜
写真で紹介 社会科教師の新しい取り組み (第4回)
グーグルアースで今までにない資料提示「水はどこから」
中村 雄司
おもしろ比べ! 関東vs関西 (第4回)
夏祭りにもこんな違いが…
宇田川 勝司
今月の教材―授業づくりのスポット
社会科教材と授業づくり―7月の布石
3年/地域のよさを発信しよう
菊池 八穂子
4年/実態を浮き彫りにするグラフをもとに、単元を見通せる課題を作る
河田 祥司
5年/農業(米作り)から他の農業をとらえる学習へ
浅野 光俊
6年/地元の武将から郷土の大切さを感じる
越智 敏洋
中学地理/主題学習で習得・活用・探究して地域的特色を理解する
藤原 正治
中学歴史/平安貴族の食生活を再現する〜牛乳から作る「蘇」は美味である〜
染谷 幸二
中学公民/夏休みの課題は「円」と「株」で
宮ア 俊哉
社会科でこそディベート―魅力の秘密はココ (第4回)
ゲームとしてのディベート
二杉 孝司
そうだったのか?多文化社会の論争問題 (第4回)
世界における捕鯨問題の政策を考える
永田 成文
社会科研究・実践論文の書き方―“ここに赤ペン”カイゼンの鍵はどこか― (第4回)
開発的研究(3)
草原 和博
〜「仮説」には、借り物でない、教科指導の方法論を〜
え、知らなかった!?発見と納得のある導入ネタ (第4回)
説明のためのひな形を手に入れる
藤本 将人
社会科実践研究の最前線&レア情報 (第16回)
(小学校)東日本大震災を取り上げて社会的事象の意味に迫る実践
澤井 陽介
(中学校)地理的分野における改訂の要点の授業化(2)
M野 清
〜「動態地誌的な学習による国土認識の充実」について〜
社会科研究最前線 わが教室の取り組み、ここに注目して (第9回)
【金沢大学】一匹狼の敵愾心だけでここまでやってきた
村井 淳志
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第184回)
三重県の巻
山根 栄次
編集後記
樋口 雅子
これ“なんだろう”マップ (第4回)
古い学校と新しい学校
谷 謙二

編集後記

○…小誌の4月号「授業開き=社会科好きにする特選ネタ」という特集をしました。この中に、北海道の小学校の先生に「“この日が○○記念日なわけ”追究クイズ」のテーマでご執筆いただきました。ここで、4月新学期に配られる教科書をとりあげてクイズ化しているのですが、4月10日が教科書の日(知らなかった!)であることや、教科書が無償である理由をとりあげています。

「子どもからは、

・子どもを大切にしている。

・教育は義務だから。

等の理由が出た。大きく違っていなければ認める。」とした上で、

「日本で一番重要な法律“日本国憲法”で決まっているのです。第26条に“義務教育はこれを無償とする”とあります。」

とあります。

若い先生なら無理からぬことかと思う(編集サイドでチェックがもれたこと、恥ずかしい限りですが)反面、高知が火をつけた、激しい「教科書無償闘争」がその裏?にあったわけです。

憲法に書いてあるからタナボタで実現したわけではないことを少なくとも教師は知っているべきではないのか?

これを契機に、歴史教材の表側だけでなく、正面から取り上げられることが少ない教材にこそ?、もっと光を当てることにより、歴史理解・歴史認識が深まるのではないかと、特集を企画しました。

〈樋口雅子〉

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