- 特集 基本知識育成“社会科シラバス”最新情報
- シラバスって何? つくるとどこが変わるかQA
- 授業意図の明確化
- /
- 子どもの自学の指針に
- /
- 学校における情報公開の一端→保護者向けシラバスという発想へ
- /
- あの著名人の“社会科シラバス”を覗く
- シラバスにみる「広島の社会科」
- /
- 福島県教育センターのシラバスを検討する
- /
- 社会科教育実践力を育てる授業構成―「初等社会科授業論」の場合―
- /
- 誰に対して、何を発信するのか
- /
- 本物の「指導案」力として授業がつくれる教師を育てる
- /
- 地理のシラバス=小・中で育成する基本知識と学び方ナビ
- 「日本の地名」シラバス
- /
- 「世界の地名」シラバス
- /
- 「日本の地図」シラバス
- /
- 「世界の地図」シラバス
- /
- 「気候」シラバス
- /
- 「産業」シラバス
- /
- 「生活文化」シラバス
- /
- 「交通・通信網」シラバス
- /
- 歴史のシラバス=小・中で育成する基本知識と学び方ナビ
- 「歴史人物」シラバス
- /
- 「文化遺産」シラバス
- /
- 「国家の形成過程」シラバス
- /
- 「古代」シラバス
- /
- 「中世」シラバス
- /
- 「近世」シラバス
- /
- 「近代」シラバス
- /
- 「現代」シラバス
- /
- 「世界の中の日本」シラバス
- /
- 公民のシラバス=小・中で育成する基本知識と学び方ナビ
- 「人権思想」シラバス
- /
- 「自由と民主主義」シラバス
- /
- 「経済の仕組み」シラバス
- /
- 「国民生活と福祉」シラバス
- /
- 「憲法」シラバス
- /
- 「議会制民主主義」シラバス
- /
- 「領土」シラバス
- /
- 「国家主権」シラバス
- /
- 「国際連合」シラバス
- /
- 学び方をナビゲートするシラバス
- /
- 実物紹介=学習意欲UPシラバスづくりのポイント
- /
- 小特集 あると便利!教師用グッズ:私のお気に入り
- 雰囲気が一変 三つの小道具
- /
- 持つべきはデジタル機器
- /
- 子どもたちの学ぶ姿を示してくれるもの
- /
- パソコンを使った授業にはスマートボードは欠かせない
- /
- 子どもたちの手作り作品と取材グッズ
- /
- もはや授業の必需品! 「スマートボード」
- /
- わが県の“お国自慢”物産展 (第2回)
- 福井県の伝統工業と食の文化
- /
- 電子黒板で大活躍の“最新 授業データ” (第2回)
- 5年 水産業
- /
- 〜若狭とらふぐの養殖〜
- 地名の雑学 (第2回)
- 平成の新地名誕生!
- /
- この数字を読み解く 平和を守る会計学 (第2回)
- 一見「無駄な出費」
- /
- 〜防衛費は、「保険」のようなもの?〜
- ワールドワイドで学ぶ 日本史と世界史のインターフェース (第2回)
- 世界標準で歴史を見る
- /
- 自由と民主主義って何だ?! (第2回)
- 「自由・民主主義」の機能不全をもたらす「同質性の信仰」
- /
- 新学習指導要領で授業をつくる―焦点はここだ (第2回)
- 中教審「審議経過報告」を社会科としてどう読むか
- /
- 社会科の読解力を鍛えるテスト問題 (第2回)
- PISAの学力概念と読解力―ブルーム的学力構造批判―
- /
- 戦後史の授業づくり (第2回)
- 吉田茂首相と日本国憲法―日本国憲法から占領と安全保障を考える
- /
- 新学習指導要領先取り企画・金融学習の焦点はここだ (第2回)
- 羅針盤を手に、船の漕ぎ方を身につけ、経済の荒波へ! 経済の見方考え方を育てる
- /
- こんな時どうする? (第2回)
- 生徒の悪戯―たとえば裸体画
- /
- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第98回)
- 茨城県の巻
- /
- 編集後記
- /
- “この1枚”でどう発問するか―授業の実力を試してみませんか (第2回)
- “霧の摩周湖”の謎を解く
- /
編集後記
◯…国立教育政策研究所の先生と話をしていて、「先日、民放で見たのですが、四国の地図を示して、県を当てるクイズで答えられない高校生がいた。もっとひどい例は北海道がいえない、という、うそのような話がありますが〜」とわたしがいうと、その先生は「まさか。やらせでしょう」といっておられました。
でも、よく考えると通りかかった人?という設定と、恥を?電波に流すのですからやらせ?もちょっと…と思ったりします。
いずれにしても、都道府県ぐらい諳んじて欲しいもの―という気がしてなりません。
そんなことを考えていたところ、大学、高校だけでなく、中学や小学校でもそれなりに?シラバスがつくられ活用されていると聞きました。
ねらいの1つは、子どもには、どういう授業を展開するのか、シラバスを示すことにより学習の目安がより捕らえやすくなり、保護者には、授業でやっていることの全体を知らしめる、いわば説明責任が果たせる―という効果があるようです。
そして、何よりも、教師自身が「ご自分の授業のシラバスを作ることにより、基礎基本の知識を落とさない計画的指導ができる」という成果があがってくるようです。
本号は、社会科の領域・分野ごとに、教授細目としてのシラバスを示していただき、あわせてそれにアプローチするための学び方のナビゲートについても触れていただきながら、小中学校で、ぜひとも習得させたい教授内容をリストアップして、社会科の学力づくりの目安・指針づくりに寄与できればと願いました。
〈樋口雅子〉
-
- 明治図書