社会科教育 2006年5月号
基本知識育成“社会科シラバス”最新情報

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社会科教育 2006年5月号基本知識育成“社会科シラバス”最新情報

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ジャンル:
社会
刊行:
2006年4月7日
対象:
小・中
仕様:
A5判 136頁
状態:
絶版
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目次

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特集 基本知識育成“社会科シラバス”最新情報
シラバスって何? つくるとどこが変わるかQA
授業意図の明確化
村井 誠人
子どもの自学の指針に
吉水 裕也
学校における情報公開の一端→保護者向けシラバスという発想へ
田中 眞佐志
あの著名人の“社会科シラバス”を覗く
シラバスにみる「広島の社会科」
小原 友行
福島県教育センターのシラバスを検討する
江間 史明
社会科教育実践力を育てる授業構成―「初等社会科授業論」の場合―
梅津 正美
誰に対して、何を発信するのか
戸田 善治
本物の「指導案」力として授業がつくれる教師を育てる
豊嶌 啓司
地理のシラバス=小・中で育成する基本知識と学び方ナビ
「日本の地名」シラバス
岩田 一彦
「世界の地名」シラバス
若狭 勝
「日本の地図」シラバス
河田 孝文
「世界の地図」シラバス
森 泰三
「気候」シラバス
針谷 重輝
「産業」シラバス
福田 寛
「生活文化」シラバス
小金澤 孝昭
「交通・通信網」シラバス
山口 收
歴史のシラバス=小・中で育成する基本知識と学び方ナビ
「歴史人物」シラバス
片上 宗二
「文化遺産」シラバス
関 義信
「国家の形成過程」シラバス
北村 善重
「古代」シラバス
近藤 光弘
「中世」シラバス
江頭 信人
「近世」シラバス
森下 人志
「近代」シラバス
畑屋 好之
「現代」シラバス
佐藤 琢朗
「世界の中の日本」シラバス
藤原 孝章
公民のシラバス=小・中で育成する基本知識と学び方ナビ
「人権思想」シラバス
木村 博一
「自由と民主主義」シラバス
鎌田 裕文
「経済の仕組み」シラバス
森 泰昭
「国民生活と福祉」シラバス
山 佳己
「憲法」シラバス
橋本 康弘
「議会制民主主義」シラバス
渡邊 弘
「領土」シラバス
西尾 一
「国家主権」シラバス
桑原 敏典
「国際連合」シラバス
石島 光夫
学び方をナビゲートするシラバス
朝倉 一民
実物紹介=学習意欲UPシラバスづくりのポイント
井口 司
小特集 あると便利!教師用グッズ:私のお気に入り
雰囲気が一変 三つの小道具
峯岸 由治
持つべきはデジタル機器
村上 浩一
子どもたちの学ぶ姿を示してくれるもの
齋藤 幸之介
パソコンを使った授業にはスマートボードは欠かせない
新村 勲
子どもたちの手作り作品と取材グッズ
高田 聡
もはや授業の必需品! 「スマートボード」
瀬戸 勝
わが県の“お国自慢”物産展 (第2回)
福井県の伝統工業と食の文化
吉田 高志
電子黒板で大活躍の“最新 授業データ” (第2回)
5年 水産業
上木 信弘
〜若狭とらふぐの養殖〜
地名の雑学 (第2回)
平成の新地名誕生!
宇田川 勝司
この数字を読み解く 平和を守る会計学 (第2回)
一見「無駄な出費」
佐島 直子
〜防衛費は、「保険」のようなもの?〜
ワールドワイドで学ぶ 日本史と世界史のインターフェース (第2回)
世界標準で歴史を見る
原田 智仁
自由と民主主義って何だ?! (第2回)
「自由・民主主義」の機能不全をもたらす「同質性の信仰」
岡本 薫
新学習指導要領で授業をつくる―焦点はここだ (第2回)
中教審「審議経過報告」を社会科としてどう読むか
安野 功
社会科の読解力を鍛えるテスト問題 (第2回)
PISAの学力概念と読解力―ブルーム的学力構造批判―
池野 範男
戦後史の授業づくり (第2回)
吉田茂首相と日本国憲法―日本国憲法から占領と安全保障を考える
宮崎 正康
新学習指導要領先取り企画・金融学習の焦点はここだ (第2回)
羅針盤を手に、船の漕ぎ方を身につけ、経済の荒波へ! 経済の見方考え方を育てる
猪瀬 武則
こんな時どうする? (第2回)
生徒の悪戯―たとえば裸体画
浅水 一則
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第98回)
茨城県の巻
井田 仁康
編集後記
樋口 雅子
“この1枚”でどう発問するか―授業の実力を試してみませんか (第2回)
“霧の摩周湖”の謎を解く
有田 和正

編集後記

◯…国立教育政策研究所の先生と話をしていて、「先日、民放で見たのですが、四国の地図を示して、県を当てるクイズで答えられない高校生がいた。もっとひどい例は北海道がいえない、という、うそのような話がありますが〜」とわたしがいうと、その先生は「まさか。やらせでしょう」といっておられました。

でも、よく考えると通りかかった人?という設定と、恥を?電波に流すのですからやらせ?もちょっと…と思ったりします。

いずれにしても、都道府県ぐらい諳んじて欲しいもの―という気がしてなりません。

そんなことを考えていたところ、大学、高校だけでなく、中学や小学校でもそれなりに?シラバスがつくられ活用されていると聞きました。

ねらいの1つは、子どもには、どういう授業を展開するのか、シラバスを示すことにより学習の目安がより捕らえやすくなり、保護者には、授業でやっていることの全体を知らしめる、いわば説明責任が果たせる―という効果があるようです。

そして、何よりも、教師自身が「ご自分の授業のシラバスを作ることにより、基礎基本の知識を落とさない計画的指導ができる」という成果があがってくるようです。

本号は、社会科の領域・分野ごとに、教授細目としてのシラバスを示していただき、あわせてそれにアプローチするための学び方のナビゲートについても触れていただきながら、小中学校で、ぜひとも習得させたい教授内容をリストアップして、社会科の学力づくりの目安・指針づくりに寄与できればと願いました。

〈樋口雅子〉

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