- 特集 新教科書が活躍する授業システム44
- 新教科書の使い勝手=ユーザーとしての意見
- 使い勝手云々の前に
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- 子どもに応じた「学び方」を
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- 基礎基本が明確になる
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- ポイントは『基礎基本の定着』と『学習意欲の向上』
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- 教科書通りの授業
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- 「まなび方」コーナーを強く意識する
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- モデルチェンジ新教科書=わが社のウリはここだ!
- 東京書籍:学び方指導の一層の充実
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- 教育出版:子どもの主体的な学習活動を強力にサポート
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- 大阪書籍:今こそ子どもたちに知らせたい社会科の楽しさ
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- 日本文教出版:発見や探究力を育てる、考える力を身に付ける
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- 授業づくりのための教科書研究のヒント
- どんな時どう音読させるか
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- 発問・指示をどう導くか
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- キャラクターをどう活用するか
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- 小見出しをどう活用するか
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- どんなところにアンダーラインを引かせるか
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- 子供の作品例を刺激剤としてどう活用するか
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- 内容のどんなところを刈り取るか
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- 子供に“楽しく役に立つ”と思われる教科書の使い方
- キーワードを発見させる授業テク
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- 用語を覚えさせる授業テク
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- 体験したいを刺激する授業テク
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- 競争的仕組みを入れる授業テク
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- みんなで協力する場面をつくる授業テク
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- マイブック化・書き込みをさせる授業テク
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- 発展学習に導く授業テク
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- 学び方・調べ方の学習モデルとしての教科書活用例
- 問題を見つけさせる方法の指導
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- 学習問題をつくる方法の指導
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- 学習計画を立てる方法の指導
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- 取材のし方を学ぶ指導
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- 見学のし方を学ぶ指導
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- グラフの読み取り方を学ぶ指導
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- 写真の読み取り方を学ぶ指導
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- 地図の読み取り方を学ぶ指導
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- ノートにまとめる方法の指導
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- 意見交換のし方を学ぶ指導
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- ポスターセッションのし方を学ぶ指導
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- 学習カードづくりを学ぶ指導
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- 地図づくりを学ぶ指導
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- 教科書活用の授業システムづくり=年間計画&単元事例
- 3年・新教科書活用の授業システムづくり
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- 4年・新教科書活用の授業システムづくり
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- 5年・新教科書活用の授業システムづくり
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- 6年・新教科書活用の授業システムづくり
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- 中学地理・新教科書活用の授業システムづくり
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- 中学歴史・新教科書活用の授業システムづくり
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- 中学公民・新教科書活用の授業システムづくり
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- 小特集“領土問題”の教材研究=フォーカス点はどこか
- 事実を整理し、原則的主張を守り解決の方法は多様に
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- 「条約」を調べるのが基本
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- 条約、実効支配、先占の三つの観点で過去の事実を調べよう
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- 先占理論からみても、これまでの条約からみても、北方領土は日本固有の領土である
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- 大使館発・ご存知?わが国と日本のかかわり (第3回)
- 歴史を忘れず未来を考える―ロシア連邦
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- そのままコピー都道府県パズル−すぐ使える実物と使い方のノウハウ (第3回)
- 「変化のある繰り返し」で覚える
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- これは何でしょう?“道の駅”紹介 (第3回)
- 発見!意外なもののある道の駅@
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- 〜「市場」のある道の駅〜
- 「よいといわれる授業」を検証する (第3回)
- 生き方を教える社会科授業(1)
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- 〜「望ましいひとつの生き方」に導く授業(二)〜
- 社会科におけるディアスポラ研究情報 (第3回)
- どのような授業が可能かを探る(3)
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- 〜寄り道の教材研究〜
- 激震下の社会科教育―最新情報で語る“どうなる・どうする” (第3回)
- 職業や仕事の意味を指導しているか
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- 日本国憲法・エピソードクイズ (第3回)
- 日本国憲法の“不思議”に迫る
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- 写真が語る“知られざるお宝資料” (第3回)
- 鉄道マニアの見た南満州鉄道株式会社
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- 社会科教育研究の最前線―全国社会科教育学会会員の研究動向 (第3回)
- 社会科における市民性教育研究
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- 社会科発展教材の面白教材 (第3回)
- 今、この時代だから!北方領土の授業!
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- 社会科で求める学力とは何か―私の現状批判と課題― (第3回)
- 応用の効く知識と学習技能を体得させること
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- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第87回)
- 岩手県の巻
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- 編集後記
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- 日銀発「子どもに語る“お金”なるほど話」−大事な話&面白ネタ− (第3回)
- お札の一生
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編集後記
◯…新教科書の特徴を一口にいうと、説明的部分が増え、ビジュアル化に歯止めがかかり、基礎基本を丁寧に扱える形になった―といわれます。
たしかに、現在の教科書に比べると、華やかさより落ち着きが出て、教科書らしさが戻った―と概ね歓迎されているようです。いわゆる発展学習も授業者に納得できる入れ方ではないか―と思われます。
小誌で2002〜3年の2年間にわたり、「社会科教科書の教え方・ライターからの発信」という連載を担当していただいた有田和正先生は、(その後、冊子にまとめられたなかで)「教科書をこんな使い方をしてみてはどうか」と、以下のようなご提案をされています。
@102〜103ページの文を3回音読しなさい。読めない字があったら手をあげなさい。A102ページに「これは大事なことだ」という内容(ことば)が2つあります。それを見つけてしるしをつけ、そのわけをノートに書きなさい。B103ページには「これは大事だ」ということが3つあります。そこにしるしをつけ、その訳をノートに書きなさい。このページはすこしむずかしいですからよく考えてください。Cそれでは発表してもらいましょう。@冬季オリンピックが開かれた。(札幌)A沖縄が日本に返還された。B日本と中国の国交が開かれた。(日中平和友好条約が結ばれた)C東南アジアのために援助などを行う。D北方領土の問題が解決していない。Dこれから解決していかねばならない問題が、2つ書かれています。それは何と何でしょう。〈北方領土問題と北朝鮮との国交を開く問題〉E102〜103ページに書かれていることで、最も大切なことはどんなことでしょうか?〈アジア各国と、平和を守り、友好を深めること〉
大変長い引用になりましたが、このような形で、「教科書を授業システムとしてどう位置づけていけばよいか」さまざまな角度からご提案頂きました。〈樋口雅子〉
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