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減少傾向? 教師のセクハラ、わいせつ行為
kyoikujin
2007/8/3 掲載

 3日の各紙の報道によると、東京芸術大学大学院の教授が女子学生にキスをしたとして1カ月の停職処分になったとのこと。この他にも、札幌で以前の教え子にストーカー行為をしたとして、小学校教諭が逮捕され、千葉でも女子高生に対するわいせつ行為で小学校教諭が再逮捕されるなど、教職員の問題行為についての記事が目立った。

 文部科学省が、平成18年12月に公表した調査「平成17年度教育職員に係る懲戒処分等の状況について」によると、わいせつ行為で懲戒処分になった教育職員は1年間に124人。訓告、諭旨免職を含めた処分を受けた数は142人となっている。16年度(懲戒処分141人、訓告など168人)に比べると若干減少傾向にはあるものの、同調査の別紙 「わいせつ行為等に係る処分事案の具体的な状況について」によると被処分者の約6割が小・中学校に所属し、被害者の半数が教え子という状況である。
 わいせつやセクハラ行為については、各自治体で被害者のプライバシー保護の観点から一部公表を控える場合も多いが、幼い被害者をこれ以上増やさないため、有効な対策はないものだろうか。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
2件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2007/8/6 17:51:57
    東京都でも最近、何人か処分されていましたね…。
    • 2
    • 名無しさん
    • 2007/8/8 9:26:29
    教師とういことで必要以上にクローズアップされてしまう
    部分も大きいと思うけど、やはり割合としても多いんだろうなぁ。
    適性検査とかないんでしょうか。
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