- はじめに
- 第1部 歌って!踊って!“健康指導”12ヶ月
- 4月 かみかみロックンロール
- 5月 牛乳音頭
- 6月 Shall We いい歯
- 7月 バイキンバイバイ
- 8月 一日2万歩かちかちマーチ
- 9月 快々ブギ
- 10月 キョロキョロ グルリンパ体操
- 11月 野菜 やあ!最高だね
- 12月 かぜ Bye Bye
- 1月 皮膚マッサージのマーチ
- 2月 ゴミ・ウェスタン
- 3月 良いしせいのタンゴ
- 第2部 『おもしろ健康百歌』活用マニュアル
- 1 発育測定時のワンポイント保健指導に活用する
- 2 児童保健委員会で“振り付け”に挑戦する
- 3 健康ソングで“紙芝居”型ビデオソフトを創る
- 4 運動会で“健康百歌”を踊る
- 5 「ビデオ番組」のテーマソング・BGMとして活用する
- 6 学級栄養指導に健康ソングを活用する
- 7 総合学習「2分の1成人式」のテーマソングとして活用する
- ◎付録『おもしろ健康百歌』テーマ別リスト
はじめに
<オリジナル健康ソング>で学校・地域に健康文化の風を吹かせたい! ――そんな願いから,“健康百歌”の記念すべき第1作目「かぜなんかに負けないぞ」(詞・近藤真庸,曲・こんどうひろあき)が誕生したのは,1990年1月のこと。その5年後に,CDアルバム『おもしろ健康百歌』(Vol.1)が(株)徳間ジャパン・コミュニケーションズからリリースされたのでした。
それまで,保健指導に歌を活用する試みがなかったわけではありませんが,アニメの主題歌など既製の曲に歌詞をつけるという“替え歌”的発想にとどまっていただけに,プロの作曲家と共同で制作したオリジナル健康ソングの登場は,教育現場で大いに歓迎されました。校内放送,歯磨きタイム,保健集会などで活用されるようになっていったのです。
音楽面は,「それいけ,アンパンマン」シリーズの音楽で活躍中の作曲家・近藤浩章(私の実兄)とそのスタッフである「鰍b・オーグメント」に全面的に協力をお願いすることにし,歌詞は,健康教育の現場で活躍する養護教諭,栄養職員,保健婦さんなどから公募することにしました。
こうして,2001年4月,『おもしろ健康百歌』(Vol.10)をリリースし,目標の“百歌”を達成することができました。
全100曲のオリジナル健康ソング『おもしろ健康百歌』(Vol.1〜Vol.10)は,さまざまテーマをもった楽曲で構成されています(*以下,曲名の後ろの丸数字は,巻数をあらわしています)。
例えば,<歯>に関するものだけでも,「かみかみロックンロール」(1),「はみがきワルツ」(2),「みんなでめざそう8020」(4),「虫歯とさよなら」(5),「みがいて2 歯・歯・歯」(7),「Shall We いい歯」(8),「帰ってきた“みんなでめざそう8020”」(8),「ピカピカリン歯・歯・歯」(9),「ヒミコの歯がイーゼ錘」(10),「音頭でめざそう8020錘 噛もう! Come on!」(10)の10曲あります。
<生活習慣・生活リズム>に関するナンバーでは,「あこがれのバナナうんち」(1)が子どもたちの人気bPです。「朝ごはんルンバ」(2),「体にいい日をつくろうよ」(4),「快々ブギ」(8)も広く親しまれています。
<からだ>だけでなく<こころ>の健康をテーマとした曲もあります。
“みんなの歌”(NHK)にもなった「いいネ錘」(3),“いじめ”をテーマにした「ひとりにしないで」(5),“二分の一成人式”のテーマソングとして親しまれている「メモリー」(8)などがその代表的なナンバーであり,これらは小・中・高校生から親の世代まで,幅広く支持を得ているようです。
そのほか,「いのちってふしぎだな」(1),「いのちの詩」(6),「いのち輝いて」(9),「ゴミ・ウエスタン」(10)のように“いのち・性・環境・平和”に関するもの,「タバコやめなくっチャチャチャ外」(2),「ダメ。ゼッタイ。」(3),「Just For Today」(8)など“薬物乱用防止”をテーマにしたもの,「いけいけ救助隊」(7),「ABC大作戦」(8),「ぼくらの救急安全マニュアル」(9)など“応急処置の手順”を歌ったものもあります。
“健康百歌”の人気の秘密は,言うまでもなく,音楽面のクオリティーの高さにあります。ワルツにルンバ,タンゴにマンボ,サンバにロック,マーチにヒップホップ,音頭にバラード,ウエスタン風というように,曲調のバリエーションとしてのおもしろさも魅力の一つとなっています。
そんなこともあって,「“健康百歌”にダンスを!」という声は,これまで多数寄せられていました。
『歌って外踊って外♪健康百歌♪』と題した本書は,その第一弾です。
第1部では,園・学校での1年間の保健指導カリキュラムの内容も考慮して,12曲をセレクトし,静止画像を用いて振りの解説を施しました。
なお,ピアノやギターで伴奏をつけたいと思われる読者のために,コードネーム付きの楽譜も収載しましたが,すべての楽曲はCDアルバム(カラオケ付き)に収められていますので,巻末の一覧表で確認してください。「振り付けビデオ集」についてのご案内もしてありますので,参照してください。
第2部では,“健康百歌”の活用例を紹介しました。貴重な実践を報告してくださった方々にこの場をお借りしてお礼を申し上げます。
最後になりましたが,教育書編集部の真鍋恵美さんには,本書の企画から制作に至る過程で,たいへんお世話になりました。母親でもある真鍋さんの感性なくしては,本書は誕生しえなかったのではないかと思っています。ありがとうございました。
2001年5月31日(亡父の41回目の命日) /近藤 真庸
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