- 序 文 /有田 和正
- 本書の使い方 /山中 伸之
- はじめに /山中 伸之
- 補充教材をどう作るか
- 話すこと・聞くこと
- 1 お話足し算
- 2 変身スピーチ
- 3 お気に入りの服は?
- 4 聞き取りビンゴ
- 5 エンドレスインタビュー
- 6 目指せ コメンテーター
- 7 スピードアップ大作戦
- 8 十進分類表マスター
- 9 文語文かるた(読み札)
- 10 文語文かるた(取り札)
- 書くこと
- 11 君はどう思う? 〜意見文を書こう〜
- 12 伝え合いタイム
- 13 メモを作ろう
- 14 私の主張作文 〜材料集め〜
- 15 意見とその理由をはっきり書こう
- 16 放送原こうは、「二だんがまえ」で
- 17 あなうめ意見文
- 18 事実? 感想?
- 19 つけたし作文練習
- 20 作文を見直そう
- 読むこと
- 21 何でも調査かぶ式会社
- 22 指令「ネタをさがせ!」
- 23 ことわざスケルトン
- 24 ミニミニむかしばなし
- 25 要点探してゴールイン
- 26 登場人物はどんな人?
- 27 文章から題名を見つけよう
- 28 アイドルへの道
- 29 引っこし会議
- 言語事項
- 30 しゃれを書いてみなしゃれ
- 31 俳句で漢字を覚えよう
- 32 漢字熟語ワールド
- 33 漢字しりとりゲーム
- 34 漢字ゲーム
- 35 仮名づかい◯×ゲーム
- 36 読みがなすごろく
- 37 絵とピッタリの言葉を探そう
- 38 二コマまんがで言葉のコンテスト
- 40 ことばであそぼう
- 41 漢字・ことば集め
- 42 相手で判断! あいさつ言葉
- 43 文語文を覚えよう
- 44 「文」博物館を完成させよう
- 45 いらいの手紙を書いてみよう
- 46 敬語対決ゲーム
- 47 正しい話し方 練習
- 48 方言クイズ
- 49 方言ニュース
- 解 答
- おわりに /山中 伸之
序文
わたしが、各サークルや支部へ、「補充教材の開発」シリーズ執筆のお願いをするとき出した条件は、次の五つのことでした。すなわち「@コピーしてすぐ使えるもの、A基礎・基本を充実発展させるもの、Bドリル・ワーク・テストなど多様な内容を入れる、C理論はきわめて少なくすること、D子どもが面白がってやるもの」――こういうものを工夫してほしいと要望しました。
途中で、何度もわたしの所へ電話や手紙でおたずねがきました。わたしなりのイメージはいくつかもっていますが、それを話すとみんな同じようなものになってしまうので、「例えば、こんなこともありますね」という話し方をして、できるだけ各支部が独自の面白いものを作成してくれることを願ったのです。同じものは面白くないし、個性がないではないですか。それに自信ももてないでしょう。できあがったものに。
「市販のテストをすべて買い求めて、その中に全くないものを作るのも一つの方法ですよ」といった支部もありました。原稿をすべて目を通してみて驚きました。わたしの予想以上に「内容がある」「個性がある」「ユニーク」「こんな補充教材があるの?」といったものが多く、その内容は、実に多岐にまたがっており、「さすがわたしが目をつけただけのグループだ」と感心しているところです。
同じ社会にしても、一つとして同じものはありません。理科に至っては実に多種多様な内容が盛り込まれ、しかもやわらかい表現になっています。教科書よりはるかに面白いです。
国語にしても、漢字ドリルばかりになるのではないかと心配していましたが、全くの無用で、これなら一年生でも喜んでやるだろうと自信をもちました。教科書がうすく、内容が減った分、どっさりとドリルを入れ、力をつけようとしてくれたのが要です。イラストも実に工夫して描いてくれました。何よりも内容の工夫が多く、変化に富んでいるところが特徴です。こうして国語・算数・社会・理科と四教科二〇巻の内容を通してみてみると、教科書の工夫がいかに足りないか、教科書の内容がいかに少ないか考えさせられます。
教科書を中心にして、この基礎的な補充教材として考えたのですが、できあがったものをみると、こちらの方が中心で、教科書の方が補充的教材になるのではないかと思うほど充実しています。イラストなどもプロ級で、江部編集長は、「このままつかえます。うまいですよ」と、しきりに感心していました。わたしは、ひたすら「版権にふれないように、自分たちで書いてください」とお願いしましたが、よく守ってくださいました。
全体的に、内容あり、出色のできばえ、今までにない楽しい内容・形式・変化に富んでいる、それに何よりも「面白い」という特色が二〇巻それぞれに見え、こんなうれしいことはありません。第二期の原稿もすでに二本、早くもきています。教材・授業開発所の仕事は、ますます忙しくなりそうです。うれしい悲鳴をあげそうです。
研究所の願いを明治図書編集部の江部編集長が聞き入れてくださり、全面的にバックアップしてくれました。そのおかげで、二〇巻もの本が一度に出せるのです。本当にありがとうございました。
二〇〇四年三月 /有田 和正
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明治図書
















