- 序文
- 中学1年で使える科学マジック
- 1 インスタントカメラの念写
- [光]
- 2 暗闇に浮かび上がる文字
- [光の性質]
- 3 音の出るパイプ
- [音]
- 4 身の回りのもので作るダンシングケーン
- [物体と力]
- 5 くるくるのぼり虫くん
- [いろいろな力]
- 6 巨大マシュマロ
- [力と圧力]
- 7 浮き沈みする魚
- [力と圧力]
- 8 マッチネタ各種
- [物質の性質]
- 9 不思議なワイングラス
- [物質の性質]
- 10 もどる缶コーラ・へこむ缶コーラ
- [物質の状態変化と気体]
- 11 封筒の透視
- [混合物の蒸留]
- 12 魔法の水
- [酸性・アルカリ性の水溶液]
- 13 不思議な植物
- [植物のくらしとからだの仕組み]
- 14 枯れ木に花を咲かせましょう
- [植物の生活と種類]
- 15 透視:どちらの箱を選んだのかズバリあてます?
- [密度・岩石の密度]
- 16 浮かぶピンポン玉
- [地震]
- 17 ゆらゆら動物くん
- [大地の変化]
- 中学2年で使える科学マジック
- 18 ハンドパワー
- [静電気とそのはたらき]
- 19 電球がついたら100万円
- [電流回路]
- 20 ゆらゆらゆれる電球の芯
- [電気の利用]
- 21 手をかざすと落ちるマジックペン,立てないからだ
- [動物のからだの仕組み]
- 22 逆さにしてもこぼれない水
- [力と圧力]
- 23 吸い込まれる風船
- [物質のすがた・力と圧力]
- 24 もくもく入道雲
- [天気の変化]
- 25 紙の浮遊
- [天気の変化]
- 中学3年で使える科学マジック
- 26 爆発
- [エネルギーの種類と保存]
- 27 人力発電
- [電流の利用・エネルギーの移り変わり]
- 28 消えるコップの水
- [私たちと科学・技術]
- 29 出現
- [生物の増え方と遺伝]
- 30 先生大好き,クレーターの見え方
- [太陽系と宇宙]
- 31 私の宝物
- [生物界のつながり]
- あとがき
- 参考文献
序文
山形の石山さんから授業で使える科学マジックの本を出す,しかも序文を私に,とメールをいただいた。大阪くんだりで普段からドタバタしている私を「理科教育活性化運動の活動家」として高く評価していただいたようである。
私には序文が書ける力量などなく,どうお断りしたらいいかと思い悩んでいると,脳裏に石山さんたち,山形の先生たちの印象が蘇ってきた。この10年来,山形から遠く離れた大阪の「科学の祭典」や京都の「科ボ研(科学教育ボランティア研究大会)」に足しげく参加されている情熱と活動力をおもちにも関わらず,温厚で優しい笑顔に満ち溢れておられる。
人格が破綻しかかっている私などに真似のできることではない。きっと石山さんたちに教わっている中学生諸君は理科の時間に幸せを感じながら過ごしているに違いない。そうこう考えているうちに,教員は「製造業」で生徒諸君の未来の「幸せ」を製造している,と以前から考えていた思いが想起され,石山さんたちが「幸せ」製造業の達人のように思われてきた。
ならば,私のような者でも「幸せ」製造業の達人の方々に憧憬を込めた恋文のようなものなら書かせていただけるのではないかと思うに至り,お引き受けすることにした。
草稿を拝読させていただき,まず驚いた。想像していたとおりである。「幸せ」の種がどのページにも満ち溢れている。しかも種の作り方から育て方について微に入り細に入ったアドバイスが並んでいる。種が芽吹き生徒諸君の歓声が聞こえて来る。生き生きとしたたくさんの笑顔。意欲に溢れた楽しい教室。「幸せ」の種が科学マジックの授業のシナリオから飛び出して来る。
山形の先生方の労作であるこの本は,読者にきっと「幸せ」の種を蒔きたい,育てたいと思わせること,請け合いである。学校関係者はもちろん,科学教育ボランティアにもぜひこの本を手に取って読んでいただきたい。この本によって,多くの子どもたちが未来に「幸せ」を開花させる,そんな素敵な景色が各地に広がっていくと確信するのは私だけではないであろう。
/山田 善春

















生徒との想定問答のようなセリフ例も充実しており、
容易に授業化が想像できることは読んでいて楽しい。
生徒にとっても、参加型の授業で意欲をもてるだろう。
個人的には3.音の出るパイプ、19.電球がついたら100万円、
などのように教師が道化を演じつつ生徒を巻き込んでいく形の実践が面白く感じた。この時期に、ネタを仕込んで二学期に備えたい。
教師は準備万端・楽しんで授業に臨むべきだと強く感じた。