社会科の研究授業づくり 教材と活動の開発技法

社会科の研究授業づくり 教材と活動の開発技法

投票受付中

教師の力量を上げる近道は、授業を人に見てもらうことである。

日本一メジャーな筑波大附属で長く社会科をリードしてきた著者が、1000人からの参観者を前にする研究授業の準備、当日までの歩みをドキュメントタッチで公開。また、こういうねらいの時は、指導案をこうするとか、研究協議会はこうなったという実例を豊富に紹介。


復刊時予価: 2,673円(税込)

送料・代引手数料無料

電子書籍版: 未販売

電子化リクエスト受付中

電子書籍化リクエスト

ボタンを押すと電子化リクエストが送信できます。リクエストは弊社での電子化検討及び著者交渉の際に活用させていただきます。

ISBN:
4-18-416311-4
ジャンル:
社会
刊行:
2刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 176頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

目次

もくじの詳細表示

はじめに
第1章 研究授業づくりのポイント
1.研究授業で何を提案するか
2.教材開発と活動開発をどう進めるか
3.学習指導案作成のポイント
4.研究授業で何を見ればよいか
第2章 ドキュメント研究授業
[1] 地域観察が生きる研究授業の組み立て方
1.単元の構想と教材研究・活動研究
2.学習指導案
3.授業の実際
4.その後の追究
[2] 社会の動きに連動する研究授業の組み立て方
1.単元の構想と教材研究・活動研究
2.「ゼロ・ウェイスト政策」を考える
3.学習指導案
4.授業の実際
[3] 実物資料が生きる研究授業の組み立て方
1.単元の構想と教材研究・活動研究
2.学習指導案
3.授業の実際
4.その後の展開
[4] ポスターセッションによる研究授業の組み立て方
1.単元の構想と教材研究・活動研究
2.学習指導案
3.本時の授業から
[5] ロールプレイによる研究授業の組み立て方
1.校内研究会での研究授業
2.学習指導案
3.授業の実際
4.研究協議会から
[6] 体験活動を取り入れた研究授業の組み立て方
1.単元の構想と教材研究・活動研究
2.学習指導案
3.研究協議会から
[7] 絵画資料を読み取る研究授業の組み立て方
1.単元の構想と教材研究・活動研究
2.学習指導案
3.授業の実際
第3章 社会科研究授業成功の秘訣
1.研究授業の前後にすること
2.日常の取り組みから
3.社会科好きの子どもを育てる

はじめに

 子どもたちが意欲的に取り組み,確実に力をつけていくような社会科授業を求めて実践を積み重ねてきた。

 よい授業をするためには,教師としての力量を上げていくことが必要になる。そのためには,日々の授業に誠実に取り組んでいかなければならないが,教師としての力量を上げる最善の方法は,自分の授業を人に見てもらうことである。人に授業を見てもらうのであるから,普段の授業よりも綿密な準備をして授業に臨むことになる。授業も,普段より緊張感に満ちたものになる。授業後には,授業がどうであったか意見を聞くことによって,自分の授業の至らない点を振り返ることができる。そうしたことの積み重ねが,授業の質を高めていくことになる。人に見てもらう授業が,研究授業であればさらによい。

 人の授業を見るのも教育書を読むのも,自分の授業づくりに資するということが基盤にあって,より意味のあるものになっていく。

 私はこの春退職することになるが,筑波大学附属小学校での22年間に数多くの研究授業をする機会に恵まれてきた。毎年6月と2月に行われている研究会での授業,数年に1度回ってくる校内研究会での授業,附属小学校に研修に来られている先生方を前にしての長期間にわたる連続の授業公開,そして全国各地の研究会に招かれて行う飛び込み授業。それらの授業の一つ一つに鍛えられ,授業の腕を上げることにつながってきたと考えている。

 授業は一期一会。音楽の演奏や演劇のように,生きて動いていて同じものが繰り返されることはない。だからこそ,さらなる向上を目指して授業研究を続ける価値がある。授業研究にはゴールはないのだから。

 本シリーズを企画した我が愛する後輩の二瓶弘行,田中博史両氏に敬意を払うとともに,それを快く引き受け,筆の遅い私を叱咤激励してくださった樋口雅子氏にお礼と感謝を申し上げたい。


  平成18年1月   /田中 力

著者紹介

田中 力(たなか ちから)著書を検索»

1946年,東京都に生まれる。東京学芸大学卒業後,東京都荒川区立第二瑞光小学校,豊島区立池袋第五小学校を経て,現在,筑波大学附属小学校教諭,國學院大學栃木短期大学非常勤講師。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書

ページトップへ