- まえがき
- T 改訂学習指導要領の読み解きの“要”は,何か
- §1 改訂学習指導要領は,“3重構造”の中に成立する
- §2 新国語科の「授業実践」はどう変わるのか,どのように変えるのか
- §3 新国語科の“誕生の背景”とは
- U 新国語科と第4期の中央教育審議会(答申)との“関係は如何に”
- §1 本書の願いとねらいは,“なにか”
- §2 新国語科と「5.学習指導要領改訂の基本的な考え方」
- §3 新国語科と「思考力・判断力・表現力等の育成」
- §4 新教育課程の基本的な枠組みと新国語科
- §5 「思考力・判断力・表現力等の育成」
- §6 新国語科と他教科等との“関係は如何に”
- V 新国語科を読み解く
- ―“新国語科の特徴や如何に”―
- §1 小学校,中学校及び高等学校・国語の「改善の基本方針」を読み解く
- ―その“特徴や如何に”―
- 1 新国語科の特徴は,“どのようなことか”― 一つめの○印―
- 2 新国語科の最重要事項は,何か
- 3 新国語科は“現行”とどこが・どのように変わるのか
- 4 〔言語事項〕は,“変わる”―“格上げ”だ!―
- 5 いよいよ“新顔”登場! ―そのねらいは何か―
- 6 新国語科の特徴は,どのようなことか? ―二つめの○印―
- 7 新国語科の特徴は,どのようなことか? ―三つめの○印―
- §2 「(A) 改善の具体的事項」
- ―小学校国語科を読み解く
- 1 新国語科の教科目標は,変わったのか? 変わらない!
- 2 「(A) 改善の具体的事項」の(ア)を読み解く
- 3 「(A) 改善の具体的事項」の(イ)を読み解く
- 4 「(A) 改善の具体的事項」の(ウ)を読み解く
- 5 「(A) 改善の具体的事項」の(エ)を読み解く
- 6 「(A) 改善の具体的事項」の(オ)を読み解く
- 7 「(A) 改善の具体的事項」の(カ)を読み解く
- 8 「(A) 改善の具体的事項」の(キ)を読み解く
- 9 「(A) 改善の具体的事項」の(ク)を読み解く
- 10 「(A) 改善の具体的事項」の(ケ)を読み解く
- §3 新国語科と「言語活動の充実」
- ―国語科の役割・立場とは,何か―
- 1 さて,「言語活動の充実」とは,何か 新国語科とどのような関係か
- 2 新国語科,“何が・どのように変わるのか”
- 3 新国語科の全体的枠組みと重点事項は,“どのような内容なのか”
- 4 新国語科は,何を・どのように変えるのか―“授業はどう変わるか”―
- 5 新国語科は,“何を・どのように変えるのか”
- W 新国語科を実現する実践指針・その1
- ―「改正教育基本法」を受けて―
- §1 新国語科の実践には,何が必要なのか
- ―「教師が子供たちと向き合う時間の確保などの教育条件の整備等」―
- 1 「子供たちと向き合う時間」とは何か
- 2 「国と地方」は,どのような「教育条件の整備等」を推進するのか
- 3 新国語科で取り組むべきこと―「対話力」の重視―
- 4 「対話力」と「学習指導」との関係は―基礎的・基本的な知識・技能の習得を図る―
- 5 「対話力」と「総合的な学習の時間」との関係は―思考力・判断力・表現力等を育成する―
- 6 「対話力」と「思考力・判断力・表現力等」の育成
- 7 新実践提案 ―教師の「対話力」の系列―
- X 「各学校」では,どのように実践するのか
- ―実践指針・その2―
- §1 『誰が,教育の第一義的責任者か』
- 1 「各学校」において,新国語科をどのように実践するのか
- 2 「保護者」が「第一義的責任者」なのだ!
- 3 ある学校研修の“風景”
- 4 「保護者参画型」の学校研修へ
- §2 「保護者の来訪! あなたならどうする?」
- 1 「生活習慣」は誰の責任なのか
- 2 母国語は家庭教育に依存する
- 3 「再度,保護者の来訪! あなたならどうする?」
- 4 「学校研修」で取り組みたいこと
- 5 「学校研修」の『実践課題』
- §3 「各学校」の説明責任・結果責任とは,なにか
- 1 新国語科の実践―新「学校研修」として,再確認しよう―
- 2 「学校研修」は,“専門書”から
- 3 「学校研修」は,価値ある全校的実践課題に取り組む
- 4 「学校研修」に必須な“専門書”
- 5 まずは,「学校研修」には多数の国語・漢和辞書を!
- §4 「保護者」参画の教育課程を創造する(1)
- 1 どこから・どのように,「保護者」参画の教育課程を創造するのか
- 2 “多忙”は,言い訳になるのか
- 3 「学校研修」は“苦”か“楽”か
- 4 「家庭教育力」を取り入れる
- §5 「保護者」参画の教育課程を創造する(2)
- 1 例えば,如何に「学力調査」に対応するのか
- 2 ご覧になりましたか
- 3 「学校研修」で確認しましたか―子供たちの国語の知識・技能等―
- 4 「学校研修」は,漢字力の実態把握から始めよう
- Y 「各学校」では,どのように実践するのか
- ―実践指針・その3―
- §1 「国語B」は,“PISA型読解力か”
- 1 ご覧になりましたか,「国語B」
- 2 「保護者」への説明責任・結果責任―「学力テストで不正」の報道―
- 3 「国語B」はPISA型読解力か―小学校「国語B」の大問1の場合―
- 4 大問2の場合
- 5 大問3及び4の場合
- §2 「保護者」参画型の創意工夫(1)
- ―“悩みや願い”もPISA型も共有しよう―
- 1 今時の「学校」とは
- 2 今時の「教師」とは
- 3 説明しましたか ―PISA型読解力―
- 4 国語科の“未履修”問題?
- §3 「保護者」参画型の創意工夫(2)
- ―新国語科の「学習成果」を評価する―
- 1 「学士力」,そして「教師力」
- 2 「教師力」とは
- 3 国語科の「学習成果」とは
- 4 「学習成果」を家庭・地域社会へ
- §4 「保護者」参画型の創意工夫(3)
- ―「学習成果」を公表しよう―
- 1 「広辞苑」が変わる?(変わった!)―うざい,自己中,引き籠もり……―
- 2 子供たちの「情報生活」が変わる
- 3 「孤食」と「メタボリック症候群」
- 4 子供たちの体力低下
- 5 「保護者」用の「授業ガイダンス」
- §5 「保護者」参画型の創意工夫(4)
- ―小学校・中学校・高等学校との連携―
- 1 中・高校生の教育力を活用する
- 2 お読みになりましたか―「中央教育審議会(答申)」―
- §6 「保護者」参画型の創意工夫(5)
- ―「理想の学習指導要領」と「学校研修」―
- 1 「理想の学習指導要領」とは
- 2 PISA 2006年学力調査
- 3 「今年の漢字」(2007年)は,「偽」!?
- 4 「学校研修」の在り方
- あとがき
まえがき
改訂学習指導要領国語科の読み解き ―“要”は,何か―
改訂学習指導要領・国語科は,変わったのか
現行の小学校学習指導要領・国語と比較してみよう。目的に照らした「情報の取り出し」と「解釈」(PISA型読解力)である。
例えば,国語科授業の全て(学習内容,学習方法,評価等)を規定する教科目標は,どこが・どのように変わったのか。
改訂学習指導要領・国語科の教科目標は,次のようである。
第1 目 標
国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し,伝え合う力を高めるとともに,思考力や想像力及び言語感覚を養い,国語に対する関心を深め国語を尊重する態度を育てる。
(なな,なんと?!)変わらないのである。
現行の国語科授業を自信をもって取り組めばよいのである。確かに“半分”は,その通りである。
改訂学習指導要領・国語科は,
“3重構造”の中に成立するのではないか
しかし,国語科の教科目標が変わらないのに,学習指導要領全体が変わった。
例えば,「学習指導要領改訂の基本的な考え方」で,「思考力・判断力・表現力等の育成」が打ち出された。「教育内容に関する主な改善事項」では,「言語活動の充実」が重視された。国語科では,「言語活動例」が「内容」に格上げされた。
なぜだろうか。しかも,国語科に関わる「思考力・判断力・表現力等の育成」,「言語活動の充実」なのである。
学習指導要領全体が変わった中の国語科の理念,役割,授業の在り方を読み解く必要がある。つまり,「熟考・評価」である。(PISA型読解力の習得,活用,応用である。)
この度の改訂学習指導要領は,@改正教育基本法,それを受けたA「学校教育法の一部改正」の頂点に立つことになる。つまり,新国語科が位置付けられる改訂学習指導要領は,“3重構造”の中(最上部)に成立する。
この構造的な把握が,改訂学習指導要領の読み解きの“要”であり,本著の“ねらい”である。
なお,本著の出版について,明治図書出版の安藤征宏氏には,身に余る励ましとご高配を頂き,記して感謝の意を表したい。
平成20年6月 /小森 茂
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明治図書
















