- はじめに――本質的かつ現代的な課題を見すえて
- 一 自己教育性を育てる
- 1 自立的な学習者を育てる教育
- 2 教えることと学ぶこと
- 3 自己教育性を考える
- 4 自己教育の構えと力――四つの側面、七つの視点
- (1)成長・発展への志向/ (2)自己の対象化と統制/ (3)学習の技能と基盤/ (4)自信・プライド・安定性
- ニ 自ら学ぶ意欲を喚起する
- 1 なぜ自ら学ぼうとしないのか
- 2 どのような学習意欲が望ましいか
- 3 学習意欲を開発・育成する上での主要な視点
- 三 自己評価の力を鍛える
- 1 自立的な学習と自己評価
- 2 自己評価の力を育てるために
- (1)自分自身の目標を持つ/ (2)自分自身を的確に認識し評価する力
- 3 自己評価を組み込んだ教育実践のために
- (1)単元レベルの形成的評価の自己評価中心的運用/ (2)単元末、学期末、学年末の反省と自己評価
- 四 自ら学ぶ力を育成する教育実践
- ――附属浜松中学校での研究
- 1 自己学習能力育成の基本視点
- 2 自己評価の力を育成するために
- 3 学習の本質的な意義の理解
- 五 アメリカでの取り組みに学ぶ
- 1 自己教育性の強調と安易な発想への批判
- 2 実践的な取り組みについての提案
- (1)「学習契約」を用いる/ (2)「学習の自己管理段階」を用いる/ (3)「自己学習・自己評価チェックリスト」を用いる/ (4)「自己統制のための海がめテクニック」を用いる
- おわりに――自己教育性を育てる教育実践に取り組むために
- あとがき
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- 明治図書