- 刊行のことば
- まえがき
- 第1章 いま,なぜ社会体験学習なのか
- ―教育改革の方向を探ると
- 1 全国子どもプランが投げかけたもの
- 2 中学生が行った職場体験の教育的効果
- 第2章 社会体験学習の意義とQ&A
- 1 社会体験学習の意義
- 2 社会体験学習Q&A
- Q1 社会体験学習は,具体的にどんな学習ですか
- Q2 受け入れ側は,どんな準備をしておいたらよいか
- Q3 受け入れ側は,生徒にどのように接したらよいか
- Q4 受け入れ側は,生徒の怪我や事故が心配だが……
- Q5 受け入れ側は,受け入れの手順をどのようにしたらよいか
- 第3章 社会体験学習で子どもはこう変わる
- 1 何をするんだろう
- 2 職業体験学習実施まで
- 3 職業体験を実施して
- 4 いま,なぜ職業体験か
- 第4章 やってよかった社会体験学習
- 1 さつき園での介護体験(木更津第一中学校3年生)
- 2 お店でのトレーニング(木更津第一中学校3年生)
- 3 保育士に魅力を感じる(木更津第二中学校2年生)
- 4 農作業をしてみて(木更津第二中学校2年生)
- 5 豆腐屋さんの仕事は楽だと思っていたのに(木更津第三中学校2年生)
- 6 患者さんとふれあって(木更津第三中学校2年生)
- 7 郵便局で働いて(岩根中学校2年生)
- 8 働く事の「大変さ」を実感(岩根中学校2年生)
- 9 ホームセンターでの長い一日(鎌足中学校2年生)
- 10 小さな子たちと一緒に過ごして(鎌足中学校2年生)
- 11 「かもめメディカルケアセンター」に行って(金田中学校2年生)
- 12 「先生」と呼ばれて(金田中学校2年生)
- 13 会社の取引先に連れて行ってもらって(中郷中学校2年生)
- 14 仕事の大変さとやりがいを知る(中郷中学校2年生)
- 15 今大切なこと(富来田中学校2年生)
- 16 大人への一歩(富来田中学校2年生)
- 17 桜井保育園での実習を終えて(太田中学校1年生)
- 18 祇園保育園での体験学習を終えて(太田中学校1年生)
- 19 体験学習を通して生まれた疑問(畑沢中学校3年生)
- 20 ホテルでの修業(畑沢中学校3年生)
- 21 絶対保育士になりたい(岩根西中学校2年生)
- 22 笑顔で人に接することの大切さ(岩根西中学校2年生)
- 23 「お客様に背を向けない!」(波岡中学校2年生)
- 24 職業を選択する幅が広がる(波岡中学校2年生)
- 25 挨拶を大切にしていこう(清川中学校2年生)
- 26 園児の笑顔が見たくて(清川中学校2年生)
- 第5章 社会体験学習成功のコツとポイント
- 〔事業主からのアドバイス〕
- 1 その子の特性に応じた仕事を
- 2 褒めて励ます
- 3 生徒の社会体験学習に学ぶ
- 4 体験学習には目的意識をもって
- 5 職業人(プロ)としての大人に接する
- 6 体験学習の生徒に意欲をもって取り組む場を!そして,職員と話し合える雰囲気を!
- 7 各種事業主からのメッセージ
- 〔中学校の担当職員として〕
- 1 開かれた道,その成果を高めるために
- 2 生徒に職場体験の意義や目的を理解させるには
- 3 事業所と連絡を密接にとることの大切さ
- 4 年間指導計画に基づく職場体験学習の実施
- 〔小学校長からのメッセージ〕
- 1 小学校の社会体験学習を生かして
- 2 学ぶことと働くこと
- 3 地域から講師を招き入れるに当たって
- 第6章 教師も社会体験研修を(太田中学校)
- 1 なぜ,教師の社会体験(異職種体験)なの?
- 2 異職種体験研修の実際
- 3 異職種体験研修を終えて
- あとがき
刊行のことば
学校支援ボランティア,学校評議員,社会体験学習受け入れ事業主など様々な立場や形態で,地域住民が学校に協力したり学校運営に参画したりする機会が増えてきました。
学校教育法の一部を改正する法律(平成13年6月29日成立)による「社会奉仕体験活動」等の導入に伴い,この傾向は今後さらに強まることが予想されます。
「依頼する側」である学校教育関係者用の資料集や参考書はかなり出回るようになってきましたが,他方で,肝心の「依頼される側(活動する側)」のための参考資料はほとんど整備されていないのが実情です。
「それいけ!学校応援団」シリーズは,このような問題を少しでも解消することを目指すとともに,地域住民が,学校と直接かかわりを持つ際の参考書として,学校を正しく理解し,学校と地域の連携をさらに強めることを目的に刊行するものです。
平成14年3月 木更津市立教育センター所長 /多田 元樹
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- 明治図書