授業力&学級経営力 2022年11月号
刺さる!言葉かけ

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授業力&学級経営力 2022年11月号刺さる!言葉かけ

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PDF
ジャンル:
授業全般
刊行:
2022年10月5日
対象:
小・中
仕様:
A5判 130頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2024年5月20日
定期購読

目次

もくじの詳細表示

特集 刺さる!言葉かけ
特集扉
教師なら知っておきたい,刺さる言葉の法則
山中 伸之
菊池省三本人が選ぶ深く刺さる価値語オールタイムベスト10
菊池 省三
【タイプ別】気になる子どもへのとっておきの言葉かけ
友達関係に悩んでいる子
鹿野 哲子
周囲とのトラブルが多い子
鹿野 哲子
周りの意見に左右されやすい子
南 惠介
空気が読めない子
南 惠介
友達に対して強引なところがある子
村田 正実
人付き合いが苦手な子
村田 正実
反抗的な態度を示しがちな子
浅野 英樹
教師に頼ってばかりいる子
浅野 英樹
何事にも自信がもてない子
水流 卓哉
いつも無気力な子
水流 卓哉
感情的になりやすい子
池末 恵理子
わがままで自我が強い子
池末 恵理子
無口で何を考えているかわからない子
広山 隆行
学校を休みがちな子
広山 隆行
部活動に悩んでいる子
千葉 孝司
進路に悩んでいる子
千葉 孝司
プロフェッショナルの技術に学ぶ@
1分でやる気を引き出すペップトーク入門
岩ア 由純
[場面別]使いがちなNGフレーズ ⇒ 変換フレーズはこれだ!
学級活動
柴田 大翔
生活指導
佐藤 丈
授業中
丸岡 慎弥
行事指導
友田 真
特別なニーズのある子どもにスッと入る言葉かけ
増田 謙太郎
プロフェッショナルの技術に学ぶA
アナウンサーのパッと惹きつける発声法
魚住 りえ
よかれと思って言ったのに… 予想外の反応への切り返し
山田 貞二
ミドルリーダーのための悩んでいる若手への言葉かけ
松尾 英明
言いにくいこともうまく伝える! 保護者とのコミュニケーション術
庄子 寛之
とっておき!学級経営ネタ&アイデア (第8回)
11月
低学年/「みつけカード」で自分と友だちを知ろう!
辰巳 明子
中学年/スッキリ解決!「トラブル対応」
高橋 朋彦
高学年/班で一致団結! 間違い探しゲーム
飯村 友和
中学/SNSのルールを「自分事」としてつくる
藤永 啓吾
レベル別全解説 教師のほめる技術 (第20回)
当たり前を本気でほめる
菊池 省三
教育問題24時 (第8回)
「特異な才能のある児童生徒」への指導・支援
藤川 大祐
プログラムデザインで考える“逆向き”学級経営学 (第8回)
フィードバックの価値を高めるには?
青山 雄太
トラブル防止につながる! 保護者の信頼をつかむあんしんフレーズ (第8回)
「うちの子,勉強大丈夫ですか?」にどう応える?
林 真未有田 りりこ
仕事を“楽”にするチートスキル ICT裏ハック (第8回)
ノートアプリ・メモアプリを使おう
前多 昌顕
教師のための著作権講座 (第8回)
人気キャラクターを学校で使う。良い場合とダメな場合があります。
宮武 久佳
名著を読む―教師人生を変える1冊 (第8回)
『山びこ学校』 無着成恭編(岩波書店)
山中 伸之
通常学級での特別支援Q&A 困っている子に寄り添う授業・学級づくり (第8回)
集団随伴性を利用した学級全体の支援(2)
菊池 哲平
二瓶弘行&国語“夢”塾プロデュース 言葉の力が育つ! 今月の国語授業ネタ (第8回)
話す・聞く
低学年/はてなマンとわくわくトークをしよう
手島 知美
中学年/本日のゲストごっこでインタビューをしよう!
比江嶋 哲
高学年/成長を感じながら話そう!聞こう!
渡部 雅憲
算数の個別最適な学びと協働的な学び (第8回)
「自立した学習者」をはぐくむための協働的な学びと個別最適な学びの実現を目指して
岡田 紘子
編集後記
茅野 現
1人1台端末を活用した図工授業のニューモデル (第8回)
「The Moving Pictures!」(第6学年)
岩本 紅葉

編集後記

 「君は,もっと自分勝手になりなさい」

 私が高校生の頃,先生に言われてガツンと刺さった言葉です。どちらかというと,私は周りに合わせることが多く,何事も調和を重んじるタイプでした。それゆえ,周りを気にし過ぎて,「やりたいこと」「やりたくないこと」も主張せず,教師や友達の意見に追従していました。そんなときに,「もっと自分勝手になれ」と言われて目が覚める思いでした。「自分勝手をするな」と怒られたことはあっても,「自分勝手になれ」と言われたことはなかったからです。もしあのとき,「もっと主張していいんだよ」「自分の意見を言いましょう」と優しく声をかけられていても,そこまで響いていなかったように感じます。

 性格や発達段階,その時の状況などを踏まえた言葉だったからこそ,響いたのだと思います。また,「自分勝手をしろ」という常識とは異なる工夫のある言葉かけだったからこそ,印象に残ったのだと思います。

 このように一つの言葉かけが,子どもの心に刺さり,その後の行動や思考にまで影響を与えることもあると思います。

 しかしながら,瞬間的にいい言葉が浮かぶということは稀ではないでしょうか。「刺さる」言葉かけをするには,普段から子どもをよく見ていることに加えて,言葉のバリエーションを増やしたり,場面に応じて効果があった言葉かけを蓄積したりしておくことが大切だと感じます。

 そこで,今回の特集では刺さる言葉かけをするための様々な方策を取り上げたいと考えました。「そもそもどのような言葉であれば子どもに刺さるのか」ということから,子どものタイプ別のかけたい言葉,場面別のNGフレーズと変換フレーズまで,様々にご紹介いただきました。


   /茅野 現

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      明治図書
    • いつも参考にさせてもらってます。勉強になる内容ばかりで助かっています。ありがとうございます
      2023/2/1620代・小学校教員

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