- 特集 いじめ阻止!子ども観察・調査の診断と活用
- すべての学校に具体的な指導計画を!
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- いじめ阻止は教師の使命
- いじめ発見から解決システムづくりへ
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- 負のサイクルを断ち切る
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- いじめ発見システム
- 【問診的調査】「いじめアンケート5」
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- 【問診的調査】アンケート実施の際は子どもへの配慮が重要だ。
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- 【診察的観察】いじめ阻止
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- 【診察的観察】いじめは、どの学級でも起きる
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- 【検査的調査】ひとりぼっちの子の調査
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- 【検査的調査】「ひとりぼっちの子の調査」こそ最上だ
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- いじめ対応システム
- 【発見して即座にやるべきこと】スピードある対応がすべてを決める
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- 【発見して即座にやるべきこと】誰が指導をするかの判断、複数で対応する体制が重要
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- 【一週間位対応してやるべきこと】周りから事実確認をする
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- 【一週間位対応してやるべきこと】いじめ対策委員会をその日に招集する
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- 【最後(解決)まで持続させるしくみ】いじめ解決の確認は校長があたる
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- 【解決後のフォロー】一・一・三の原則でフォローする
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- 【教育計画への文章化】「大塚の教育」のシステム化が必要だ
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- いじめアンケートの実例
- アンケート調査によって発見!
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- たった1分で終わるいじめアンケート
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- アンケートから実施し、明文化する
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- 「短時間」「具体的」にできるアンケートの実例
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- 子どもの訴えを親身になって受け入れる
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- 子ども観察・調査でいじめを解決した実例
- 発見から対決、解決まで。
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- 徹底していじめられた側の味方になる
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- いじめのアンケートは、抑止力になる
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- 「ひとりぼっちの子の調査」が生命線である!
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- わかってやれるのは、最後は担任である
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- 今だから思う子ども調査・観察で不足していたこと
- いじめの発見・対応はシステムで対処する
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- 高学年女子の不安な気持ちを取り除く大切さ
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- ひとりぼっちの子の調査からいじめを発見する
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- ミニ特集 新しい調べ学習
- 調べ学習の新しいステージ
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- 六年生社会科歴史学習で威力を発揮する「集合知」の授業
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- 「調べ方」を教え、必ず取り上げる
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- 向山型KJ法による「自己学習システム」の構築
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- 地域の観光資源について調べ、YOUTUBEにアップする。
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- 四年生のごみの学習
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- 楽しく調べる実験で盛り上がる理科
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- 授業の原則 (第4回)
- 一時一事の原則
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- 〜指示を分解し、順序よく組み立て、一つずつ示すこと〜
- 授業の力量をみがく (第4回)
- 危機に直面した時の「公務員」の行動規範が魂を奮い立たせる
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- 〜公務員である教師の活動が子どもの目に焼き付いている〜
- 編集前記
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- グラビア
- 全国からレポート審査を通過した精鋭が終結 教師ができる復興支援とは 他
- 佐藤式工作法 (第56回)
- 責任のある言葉で語る
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- 〜事前の教材試作によって〜
- 全国ペーパーチャレラン (第230回)
- ルール・応募方法
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- ランキング・(練習問題)タイルチャレラン
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- 協力型タイルチャレラン
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- 教科指導の基本
- 国語 (第4回)
- 作文指導はスモールステップで根気強く
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- 算数 (第4回)
- 導入がワンパターンになっていないか
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- 理科 (第4回)
- 理科室での授業のコツ
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- 社会 (第4回)
- 一枚の写真読み取り後の授業展開はこうする
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- 体育 (第4回)
- 肘や膝を伸ばし回転力をつける後方膝かけ後転の指導
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- 音楽 (第4回)
- リズム感は低学年期までにつける
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- 生活指導 (第4回)
- 指導前に「ワンクッション」
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- 道徳 (第4回)
- 発達障害の子に有効な道徳授業A
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- 英会話 (第4回)
- 工夫のつまった「繰り返し練習」で成功体験を与える
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- 続・向山洋一を追って (第82回)
- [第60巻]『日本一の教育企画実現の歩み十年間の記録』(1)
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- 〜『教室ツーウェイ』の「編集長日記」から探し出す向山実践〜
- 向山実践の原理・原則 (第208回)
- 勉強の本質
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- 〜効果のある指導とない指導〜
- 特別支援の授業
- 日本最先端 翔和学園 (第4回)
- 力のある文章を読んで聞かせる
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- 100名の教職員の校長として (第4回)
- 試練の連続から学ぶC
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- 中学で生まれたドラマ (第4回)
- 卒業のその日まで、利他の活動に取り組む中学生たち
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- 笑顔で教えて笑顔でほめる (第4回)
- セロトニン5を使いこなす
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- 医療連携での模擬授業 (第4回)
- 連携することで関係者の課題を浮き彫りにする。
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- 保護者・教師セミナーで訴えたこと (第4回)
- 宿題をたくさん出す教師は障がいのある子を苦しめている
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- そうだったのかとわかった授業 (第4回)
- 「大縄跳び」協応動作を身につけるための手だて
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- 社会貢献活動
- まちづくり活動展開中 (第4回)
- まちづくりを全国に発信
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- 〜同志は地域に必ずいる〜
- わが地域のまちづくり活動 (第4回)
- 社会貢献は教師こそできる
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- 食育・食卓教育 (第4回)
- 和食を支える「だし」「うま味」
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- 観光立国教育 (第4回)
- 「ふるさと検定」は目的ではなく手段である。
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- 〜対象となる親子がどのような活動をするのかをイメージすることで動きべきことが見えてくる。〜
- 子どものコミュニケーション能力を育てる郵便教育 (第4回)
- 一年生からでも、立派にあて名がかける
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- 環境教育最前線 (第4回)
- 何をおいても授業することが大切だ
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- 教科書・教具のユースウェア
- 算数教科書の使い方
- 奥が深い! 教科書通りに教える授業その2 【実態把握】
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- 〜誤答を記録しよう。次の一手が見えてくる。〜
- 算数スキルの使い方
- ベテラン教師が言った「未だかつて担任したことがない大変な子どもたち」にも算数スキル・ノートスキルは効果を発揮する。
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- 五色名句百選かるたの使い方
- 低学年の子でもすぐにできる!
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- スーパーとびなわの使い方
- 最高の力を発揮させるためには慣れ親しむことが重要
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- 新卒時代*挫折をのりこえてきた (第4回)
- 「道は必ずある」と信じて行動し続けること
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- 教師修業は人間修業
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- 学生時代 (第4回)
- 【TOSS学生の授業修業】教師修業の場は模擬授業!
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- 【TOSS学生の授業力】失敗を恐れず、挑戦し続けるTOSS学生
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- 全国サークル案内 (第4回)
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編集前記
▼いじめ発見の向山の方法を大きく報じたのは東京新聞(中日新聞)だった。
一九九五年五月二日である。
▼この中で私は、「三段階のいじめ調査」を主張している。
▼いじめは、最初は、机をほんの少し離すとかいう、ささいなことから始まる。このような小さな出来事のうちに見つけだすのが教師の仕事である。
▼医師がしている診断のように「三つのレベル」でやるといい。
▼第一は、「触診」である。担任が、教室で見たこと感じたことを判断するのである。
例えば「机を離している」「発言すると変な声がかかる」「給食の時、器をなげつけるようにする」。
このようなことをみんなで考え、五項目ぐらいをプリントとして、二週に一度くらい全員が教頭に提出するのである。これだけでも効果は大だ。
▼第二は、「問診」である。子ども達に対するアンケートである。
文章を書かせるのは駄目だ。書いている子にクラス中の注意が集まる。
五項目ぐらい、丸だけつけて出せるようにする。二か月に一度くらいの調査で、傾向がつかめるだろう。
▼以上のことでも、つかめないことがある。医師はそのため「検査」をする。
血圧検査、血液検査などだ。
教育界では、医学の「検査」にあたるような方法は、学校現場ではないと言ってよい。
▼私は「一人ぼっちの子」の調査が最もいいと思う。現在の所、検査は、この方法しか開発されてないと思う。
▼これは、中休み誰と何をしたかを一週間調べて「一週間一人ぼっちだった子」を発見する方法である。
▼教師の観察では発見できない。注意深く見ていても駄目である。発見できる方法をつくり出すしかないのである。
▼私の経験では、五パーセント位の一人ぼっちの子がいて、それぞれ問題をかかえている。しかし、誰が一人ぼっちか分れば、手がうてるのである。
(向山洋一)
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- 明治図書