- 特集 教師の1年は「黄金の3日間」で決まる
- 教師の1年は「黄金の3日間」で決まる
- 黄金の三日間に全力をあげてこそ充実した教師生活ができる。ないがしろにすると苦痛の一年が待っている。
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- 実録 最初の3日間
- 騒乱状態からの脱却―担任としての統率力を毅然と示す
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- 無駄を削り、取り返しのつかない3日間に学級づくり・授業づくりの礎を仕込む
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- 出会いへの期待に応える三日間
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- 荒れるクラス荒れないクラス
- 荒れるクラスの担任はみんな似ていた
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- これでは荒れる
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- 教師との信頼関係をつくる
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- 学級のシステムつくり
- 集団維持システムを起動させる
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- その時、何をするのか、誰がするのかを意識せよ
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- 授業のシステムつくり
- 経路を決めて、ノートを持って来させる!
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- ミニ定規を使い、正しいノートのユースウエアを教える
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- 係り、当番のシステムつくり
- 一年生で係活動を実現させる
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- 当番には信頼感をもたせ、係には夢をもたせる
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- 向山型算数最初の3日間
- 向山型算数でアドバルーンに勝つ
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- TOSSノート指導をさりげなく、しつこく、ていねいに
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- ノートの書き方・教科書の学び方・計算スキルのシステム、3日間で三大学習モデルを教える
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- 向山型国語最初の3日間
- 実態をつかみ、ほめて、学習システムを教える
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- 基礎学力を保証する「教科書・ノート・あかねこ漢字スキル」の使い方を指導する
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- 声に出して読む。まずは音読10回を。
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- 1年間を見通した伏線システム
- 戦いの最適時期を見誤るな
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- 子どもの座席は教師が決める
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- 持ち上がり学級の点検修正
- 学級の目標、組織、ルールを再点検せよ
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- ワンランクアップと細かい詰めを
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- 私の最初の3日間
- 統率者は担任であることを示せ
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- 全員遊びを核に学級を開く
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- 地獄の学級崩壊から身を守ってくれた黄金の三日間!
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- ミニ特集 有名教材の正しい使い方
- 先人の授業の工夫を自分自身の実践と対比する
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- 「空書き」と「指書き」の違い
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- こうすれば成功する「五色百人一首」
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- 漢字スキル 一ミリの意識が、漢字を書けるようにする
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- 計算スキル後半部 我流を排し、力をつける
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- あかねこ漢字スキルはこう使う
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- 誌上演習 M社漢字スキルの使い方
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- イラストでみる「新教育課程」
- 短く指示できる教師ほど優秀
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- 授業上達論 追補 (第123回)
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- 編集前記
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- グラビア
- 漢字スキルの使い方一つにも教師の実力が表れる ほか
- これからの授業を創る
- 総合的学習/小学校英語の授業
- 英会話時代が叫び声をあげ教師を呑み込んできた
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- 総合的学習/地球環境の授業
- EMを活用した環境教育
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- 総合的学習/食と健康の授業
- 低血糖症、糖尿病の起こる仕組みをフラッシュのサイトで、授業する
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- 総合的学習/まちづくりの授業
- 総合的な学習の時間で行う新しい「まちづくり教育」
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- 医師からの提言・知能検査から指導へ
- 知能検査とは何か(その1)
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- 子どもの実像 (第1回)
- 半数の子どもが勉強は夕食前にする
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- 習熟度、少人数学級奮戦記
- 学習の状況が見えない!
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- 教師1年目の仕事術
- 授業/ノートはうっとりするほどきれいにかく
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- 学級経営/子どもは時に、天使にもなり悪魔にもなる
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- 向山型算数指導法で何が変わったか (第25回)
- 授業で、基礎学力をつけるようになった
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- 向山洋一を追って (第49回)
- 〔第18巻〕『跳び箱は誰でも跳ばせられる』(3)
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- 向山実践の原理・原則 (第97回)
- 名文・詩文 向山洋一の暗唱指導
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- 向山が選んだ三人の社会科授業研究バトル
- モノを準備する
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- 日本のシーレーンには海賊が出る。自衛艦の護衛はない。
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- 「戦争」を事実認識の立場に立って授業する
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- 酒井式ホット情報 (第1回)
- 三、四才児の新しい挑戦
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- TOSSインターネットML (第13回)
- 明確な計画の元にMLを立ち上げる 障害児「漢字指導」ML
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- 真理子のザ・宿題 (第133回)
- +αをザ・宿題で
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- TOSSインターネットランド (第85回)
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- 全国ペーパーチャレラン (第121回)
- ローマ字チャレラン
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- ドラマを創る教師たち
- 私の教師日記
- 素直に受ける
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- ライブで学んだこと
- 自分が納得し、やりたいことをやる!!
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- 授業のシステムにめざめたとき
- すぐれたシステムは教師の未熟さをカバーしてくれる
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- 漢字の学習構造
- 一年生でも名前は漢字で記名する
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- 読み先習の記憶の橋渡しに漢字文化
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- 『Let's study 漢字』
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- 五色百人一首で学級づくり
- お勧め! いいことずくめの五色百人一首
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- 若く名もなくこの地に教師として生きて
- 教師としての姿勢を教えてくださったTOSS長州教育サークル
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- サークルに参加して得たもの
- 女教師サークル「札幌リラ」誕生
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- 法則化中学・法則化高校の授業
- 「生まれ変わってもまた…」力のある資料で中学生を惹きつける
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- 全国ネットワーク活動中
- 向山洋一教育実践原理原則研究会にご入会を!
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- 中央事務局日誌
- 齋藤孝氏の講演があります
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- インターネット活用の授業参観
- 四十五分でできるホームページ作成
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- インターネットを使った授業研究
- 事実を事実として教えるインターネットの活用
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- TOSSニュース
編集前記
▼新学期、最初の三日間は、黄金の日々である。
子どもは天使の如く、教師の言うことを聞く。教室はシーンとしている。
「今年こそ大丈夫だ」と、教師ならみんな思う。
▼しかし、黄金の日々は、そんなに長く続かない。
三日間は大丈夫だが、長くて一週間だ。
次第にほころび始めるのである。
▼一ヶ月でクラスはガタガタになる。
連休あけには騒乱状態になっている。
学級崩壊が目の前でくり広げられる。
夜も寝られない日々が続く。
▼黄金の三日間にやるべきことをしなかった罪はその身に至る。
黄金の三日間に、やるべきことをきちんとやることこそ、教師にとって何よりも大切なことなのだ。
▼二月二十日、読売新聞東京版は、注
目すべき記事を発信した。
世田谷区教育委員会が『小中学校の教育目標に数値目標を求めた」という記事だ。
つまり、従来の「明るく元気な子」というような抽象的な目標は駄目であって、もっと具体化した数値が入る目標も付与せよというものである。
▼TOSSの各セミナーでは、近い将来、学校の説明責任、実行責任がきびしく問われると話されてきた。
目標の具体化、更には数値化がされる。
基礎学力の数値目標が問われる。
このようなことが、当然のこととなると話されてきたが、各地の教育委員会では次々と具体化されている。
▼基礎学力の保証がきびしく問われれば、算数の問題解決学習や国語の単元学習もきびしく批判されるだろう。
向山型算数、向山型国語の出番である。
「このような授業をして下さい」という各地の保護者の声が高まりつつある。
▼あかねこ漢字スキル、計算スキル、S社ワークテスト、発展学習スキルなども更に注目されるだろう。
▼二〇〇二年度、総合的学習が全面展開するとともに、基礎学力の保証がきびしく求められる年である。私たちにとって、願ってもない時代の到来である。
(向山)
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- 明治図書