- 特集 6月に「わくわく授業」を創り出すネタ開発
- 巻頭論文
- 「5分」のために1日かける熱意があるか?
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- 「わくわく授業」と聞いてイメージすることは?
- 五感を働かせた生き生き授業
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- 子どもたちからアンコールの起こる授業
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- 新たな発見と感動が『わくわく』を呼び起こす
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- 新たな発見があること
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- 「先生、もっとやりたい!」
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- 頭や体をめいっぱい働かせることのできる教材を
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- 地域の季節感・素材を取り入れたわくわく授業
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- 二者択一を迫って「わくわく授業」をつくる
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- わたしが見た本物の「わくわく授業」
- 「ゲーム脳」と基礎学力
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- 有田学級に憧れて
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- 本質的な教材で「わくわく授業」を創る
- 国語/心と体で感じて学ぼう―「宇宙からツルを追う」6年東書―
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- 国語/音に耳をかたむけて!
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- 社会/参考図書からの教材化―六年「江戸の町づくり」―
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- 社会/酪農家を取り上げ、食料生産に携わる人々の工夫や努力の本質に迫りたい!
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- 算数/わくわくショッピング―三年「大きな数」の導入―
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- 算数/「わくわく」に「どきどき」をプラスワン
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- 理科/ものづくりを先にしては?
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- 理科/葉脈標本をラミネートしてみよう
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- 学習活動で「わくわく授業」を創る
- 国語/図解活動でわくわくする説明的文章の授業
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- 国語/季節をテーマにした授業創り
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- 社会/まるーい地図で、はてなと発見をたっぷりと
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- 社会/切実さと意外性を意識したい
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- 算数/一から一億までの整数の和
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- 算数/子どもの期待と好奇心が意欲と関心を高める
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- 理科/「空気と水」の学習はペットボトルロケットから
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- 理科/「種子は発芽して当たり前ではない」を実感させる授業
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- 生活科で「わくわく授業」を創る
- 「わくわく感」は自分で創りあげる喜びから
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- 「みんなであそぼう」校庭は、雨ふりだってゆめランド
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- 自然体験いっぱいのわくわく授業
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- 総合的学習で「わくわく授業」を創る
- 海よりも深い友情大作戦―未知との交流でわくわく授業―
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- 桜は散っても総合で実を結ぶ
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- 「わくわくする総合的な学習」をつくる三条件
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- 多様な活動で「わくわく授業」を創る
- 見学活動で
- 子どもたちの知的好奇心に火を点ける
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- 調べ活動で
- 国のシンボルで世界が見えてくる
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- 体験活動で
- 梅雨にぴったりの酒井式描画指導法―「水たまりに写った友だち」―
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- 表現活動で
- ツアコンになって観光コースをつくろう
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- 音読活動で
- 本を使って楽しく遊ぼう
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- ドリル活動で
- 手応えがあるから熱中する
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- 話し合い活動で
- 表現力を高める話し合い活動―地域の伝統・ソーラン節―
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- 子どもがときめきを感じる「物・資料」
- ユーモアと癒しと所属感を
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- 有田編集長のメッセージ
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- 授業にすぐ使えるクイズ
- ハイパーカード
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- 教材開発力を鍛える (第1回)
- [問題]平城京の復元写真をどう解釈するか?
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- 教材解釈
- 訪れた人はまずどこを通ったか
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- 都に住む人々の暮らしを通してごみ問題を考える
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- 授業につながる発問ベスト5
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- 都市問題から平城京を考える
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- 平城京を授業するなら「城郭」と「トイレ」
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- 平城京は防災都市
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- 平城京に住む人の宅地の広さは
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- [コメント]いずれもユニークな解釈で感動した
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- 日本国憲法の新教材開発 (第3回)
- 憲法に私たちを守る力はあるのか?
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- 琉球の風《総合・修学旅行の手引き》 (第6回)
- 沖縄のアメリカ軍基地@
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- 〜普天間基地の今と昔〜
- 面白い本みつけた
- 『家族で楽しむベランダビオトープ』他
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- 『ウォーター・ビジネス』
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- 授業の腕をあげる教材開発の方途 (第3回)
- 国語/音読力を身体化する(1)
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- 社会/出会いを求め冒険の旅に出発せよ!
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- 算数/問いの発生と教材開発
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- 理科/ひまわり向日葵日回り日輪草(その1)
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- 総合/「総合的な学習」の授業づくりの本質(1)
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- 〜目標(自らの学びの力)と内容(活動)の統合としての評価規準〜
- 子どもの心を明るくするユーモア小話
- 「ツイてる人生」を始めませんか!
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- 私の教材発掘 読者とのツーウエイ
- 国語科/柔軟な文章構成力を育てる―与えられた情報を基に説明文を書く
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- 生活科・国語科/ヤギをテーマに―活動して、話し合って、書いて、学び合い、高め合う
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- 教材・授業開発研究所情報
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- 手の内公開・教材研究と発問づくり (第39回)
- 小学校・古典の指導法(その3)
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- 〜良寛の和歌・音読指導(2)〜
- 授業力アップ術と教材開発 (第3回)
- 教材研究で専門性を高めよう
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- 編集後記
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- 教科・総合の教材開発 (第15回)
- 情報の質を見極めろ!「ザ・ベストチョイス!」
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有田編集長のメッセージ
今、NHK教育テレビで「わくわく授業」というのが、毎週放映されています。時間のある限り見ていますが、それこそ多種多様で、「わくわく授業とはこんなものだ」といった定義はできそうにもありません。
わたしも授業を依頼され、自分なりに考えざるを得ない状況に追い込まれました。
しかし、考えてみると、楽しくてしかたがありません。こんな授業をしてみようか、あんな授業をしてみようかと、思いをめぐらせました。
そこで、本誌でもこのテーマで特集を組んでみたくなりました。本誌に対するメールの中に、「時期が合わない教材がある」とか、「だんだんむずかしくなってきている」「教科が広がりすぎて焦点がボケている」といったご意見をいただきました。
そこで「6月に」と、六月頃に使える教材に焦点をあてて、「わくわく授業」を創り出すネタを開発しようと考えました。
教科書や地域によって多少違いがあると思いますが、一応「6月」というところにしぼって考えることにしました。
多くの授業を見せていただいていますが、わくわくするような授業は、本当に少ないです。子どもたちが可愛そうな授業が多いです。
とにかく、教師も、子どもも、わくわく、うきうき、にこにこするような、笑いのある授業を創り出そうではありませんか。
それには、何といっても「よい教材は、よい授業を創る」という考え方が必要です。よい教材とは、子どもが「わくわく」するような面白い教材です。
それに、学習活動も大切です。子どもが活動できなくては、楽しいはずがありません。
さらに、子どもが、何かしら新しいことを学べなくてはわくわくしません。学びたいと思いません。
子どもがあっと驚き、面白い、もっとやりたいという授業を創り出したいものです。このことが今、求められているのです。
授業の質も上がってくるようにしなければ、わくわく授業とはいえないでしょう。
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- 明治図書