楽しい理科授業 2002年4月号
新教科書―特徴を押さえた活用研究39

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楽しい理科授業 2002年4月号新教科書―特徴を押さえた活用研究39

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ジャンル:
理科
刊行:
2002年3月
対象:
小・中
仕様:
B5判 74頁
状態:
絶版
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目次

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特集 新教科書―特徴を押さえた活用研究39
新教科書を手に:子どもに発する最初の指示は―と聞かれたら
表紙だけで授業する
佐藤 陽一
最初の指示は表紙、次は目次を見る
水出 正一
最初の指示は写真を使って
竹内 健
最初の見開きページを活用する指示
山川 亨
新教科書の特徴:今までとどこが違うか―と聞かれたら
学び方の育成
川上 昭吾
より個性的な教科書出現の可能性とメリハリある単元構成
藤田 静作
課題の意識化と問題解決の重視
堀 哲夫
理科の授業で生きる力を
荘司 隆一
新教科書を手にして:教師が最初にすること―パラパラめくって私がメモすることのNo.3―
年間の学習内容をイメージしよう
大前 宣徳
教科書は教師にとっても参考書だ!
植村 誠
生物教材、単元最初の2ページ、発展学習に注目!
鈴木 豪紀
まずは改訂のポイントを点検することから
福田 修二
新教科書を手に―このページを活用するアイデア
“口絵写真”ページ活用のアイデア
森 康行
“教科書の読ませ方”ページ活用のアイデア
森 康行
“目次や索引”ページ活用のアイデア
迫田 一弘
“科学のトビラ”ページ活用のアイデア
迫田 一弘
“はてなマーク”ページ活用のアイデア
新川 荘六
“作業指示”ページ活用のアイデア
新川 荘六
“コラム”ページ活用のアイデア
千島 章
“注意事項”ページ活用のアイデア
千島 章
小学校 “確かめと応用”ページ活用のアイデア
和田 淳
中学校 “確かめと応用”ページ活用のアイデア
小林 輝明
小学校 “大切な用語”ページ活用のアイデア
和田 淳
中学校 “大切な用語”ページ活用のアイデア
小林 輝明
新教科書を手に:有効活用の研究スポット
“基礎基本事項抽出”の研究スポット
佐藤 正彦
“学習問題づくり”の研究スポット
岡田 篤
“発問づくり”の研究スポット
姫岩 弘治
“インターネット活用”の研究スポット
大堀 真
“観点別評価”に関わる研究スポット
河合 圭司
“ものづくり体験”に関わる研究スポット
富樫 正彦
新教科書を手に:年間プランをどう立てるか―刈り取る問題・発展教材プラスを見立てるヒント
3年の新教科書と年間プランづくりのヒント
ものづくりを核として
平 千力
4年の新教科書と年間プランづくりのヒント
電気のはたらき・月や星
尾崎 文雄
5年の新教科書と年間プランづくりのヒント
「ものづくり」「自然災害」の充実
原田 耕造
6年の新教科書と年間プランづくりのヒント
総合的な学習・地域教材との関連
伊藤 秀一
中1分野の新教科書と年間プランづくりのヒント
ものづくり・身近な環境からのアプローチ
辻本 昭彦
中2分野の新教科書と年間プランづくりのヒント
太陽の南中高度
堀田 清史
新教科書の“学び方スキル”が身につく活用ヒント
“予想の立て方”が身につく活用ヒント
山田 邦彦
“記録カードの書き方”が身につく活用ヒント
野々垣 春端
“レポートの書き方”が身につく活用ヒント
野々垣 春端
“まとめノートの書き方”が身につく活用ヒント
大野木 一雄
“わたしの研究”が身につく活用ヒント
岡 亮
小学校科学クラブのフレッシュネタ
ザ・念力に挑戦
小林 幸雄
中学校総合的学習で使えるフレッシュネタ
ポートフォリオ評価
田中 保樹
理科好きをつくる環境づくり
ワクワクする理科室を
小森 栄治
今月の本棚  わたしのお勧め本
『人の顔を変えたのは何か』原島博・馬場悠男著
関口 芳弘
理科における実現状況の評価をどう進めるか―改革のポイントはここだ (第1回)
新しい評価の考え方と評価の観点の解説
日置 光久
子どもは学習場面をどう考えているか (第1回)
小学生の好きな理科学習場面
松原 道男
自分の頭と体で考える到達度評価 (第1回)
主体的な評価
西川 純
新理科教科書+発展学習 (第1回)
3年/幼虫の足何本で【つながり学び】
福山 憲市
4年/季節と生き物、ツバメについて詳しくなる
岡田 篤
5年/「植物の発芽と成長」にプラスする
迫田 一弘
6年/燃える角砂糖とダイエット
小松 眞
中学1分野/ストローとクリップで簡単にできる浮沈子
伏島 均
中学2分野/実験を比較する
岡坂 愼二
編集後記
樋口 雅子
100円ショップで科学手品 (第1回)
バイブストローゴマで遊ぼう
三原 隆雄

編集後記

○…新教科書を手にして,何はともあれ,印刷がすばらしくゴージャスな感じがしました.また,皆さんがよく指摘されることではありますが,大事にして,書き込むなんてもってのほかだった―ひと昔前の体験者にいわせると,“色を塗りましょう”式で,まさに隔世の感がします.

 ところで,手元にあるT社の教科書を調べてみると,3年が1時間に1ページ,4年が1.1ページ,5年が約1ページ,6年が1.1ページとなります.中学はトータルすると1時間に1.5ページとなります.

 恐らく,教科書づくりのコンセプトも,1時間に1ページの感覚で作られているのではないかと思われます.

 ところで,最近,完全5日制の実施に伴い,「指導事項が削減されすぎた,これでは学力低下を招く……」ということがあちこちで叫ばれるようになりました.このような声を受けてでしょうか,指導要領は最低基準ということが強調されるようになりました.事実,文部科学省では,来年早々,発展学習の参考資料を発刊するようです.

 ということは,教科書で基礎基本を押さえた上で,その発展教材をも用意するということが期待されているということになるわけです…….

 が,教科書に縛られた理科なんて……と思っている先生方が今だに少なくないともいわれます.しかし,なんといっても,やはり教科書ぐらい学習事項が整理されているものはないはずです.活用しない手はないと思います.

 本号は,4月新学期に向けて,教科書のどこをどう研究していけばよいのかをはじめ,教科書を軸とした指導計画をどう立てていけばよいのか,アイデア・ヒントをご紹介いただきました.

(樋口雅子)

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