社会科教育 2020年4月号
1年の8割が決まる!とっておき授業開き大事典

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社会科教育 2020年4月号1年の8割が決まる!とっておき授業開き大事典

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ジャンル:
社会
刊行:
2020年3月9日
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 132頁
状態:
絶版
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目次

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特集 1年の8割が決まる!とっておき授業開き大事典
1 1年の8割が決まる!授業開き成功のポイント
子どもたちへの「学びに対する意味づけ」の重要性
新谷 和幸
2 授業開きでおさえておきたい! 社会科授業づくりの「基礎・基本」
(1)学習意欲がアップする!教材づくりのポイント
教師の指導性と子供の主体性を意識して
吉村 潔
(2)見方・考え方を鍛える!発問・指示のポイント
見方・考え方を鍛えて社会認識を広げよう!
土井 謙次
(3)魅力的な「わかる」板書づくりの工夫
明日から板書が変わる!6つの技術
井出 祐史
(4)教科書・資料の使い方 プラスαの一工夫
教科書をどのように使っていくかを考える第一歩
松本 大介
(5)ユニバーサルな授業デザイン
「全員がわかる・できる」ための教材理解と子ども理解
石田 航平
3 ロケットスタートを決める! 「主体的・対話的で深い学び」はじめの一歩
小学校/導入ネタ・クイズで惹き付け,学習技能を鍛える
峯 明秀
中学校/「問い」の発見・共有・深化による中学校社会科授業づくり
加藤 寿朗
高等学校/「問い」を大切にした学習のスタートを
加納 隆徳
4 教室が盛り上がる!授業開き 子ども心をつかむ特選クイズ&ゲーム
3年/「地図記号クイズ」で,愉しく,深まりのある授業を!
三野 英利
5年/社会科の世界へ誘うクイズ&ゲーム
松森 靖行
6年/子どもたちの意表をつき,歴史を学ぶことに期待を高めよう!
古川 光弘
中学/シルエットクイズからパズル,さらに年表へ
南畑 好伸
5 小学校新教科書 改訂のポイントとオススメ活用法はこれだ!
東京書籍『新しい社会』
見方・考え方を働かせた問題解決的な学習
香川 貴男
教育出版『小学社会』
一貫した追究に活用できる教科書をめざして
丑山 修
日本文教出版『小学社会』
子どもと本気で取り組む問題解決学習を
日本文教出版 編集部
6 【授業最前線】1年の8割が決まる! 私のお薦め授業開きプラン 小学校
3年/社会形成力の育成を図る中学年社会科の授業づくりのポイント
尾崎 智佳
4年/「地図」と「目次」で一年間を大きく描く
糟谷 友子
5年/児童と教師の思いを大切にした授業開きを
浜下 洋之
6年/一年の学びを見通しためあて学習のすすめかた!
長坂 光一郎
7 【授業最前線】1年の8割が決まる! 私のお薦め授業開きプラン 中学校
地理的分野/学ぶ目的を明らかにし,課題を解決するプロセスを見通す〜「日本の様々な地域」〜
上畑 直久
歴史的分野/歴史楽しい! 主体的・対話的な深い学びを体感する
藤田 幸美
公民的分野/ネタの工夫でワクワクいっぱいの授業開きに
早馬 忠広
8 【授業最前線】1年の8割が決まる! 私のお薦め授業開きプラン 高等学校
地理/身近なモノから学習の意義と目的を考える
泉 貴久
世界史/現代,日本,人間及び自己を考察する主題学習
土井 浩
公民/中学校での既習事項を生かしながら,生徒をゆさぶる場面設定を!
大塚 雅之
最新情報で徹底解説! どうなる・どうする社会科教育 (第13回)
4月:単元の評価規準
小倉 勝登
〜「知識・技能」〜
スペシャリスト直伝!授業がもっとうまくなる社会科授業スキル (第1回)
「解決したい」と思える学習問題をつくるスキル
佐藤 正寿
100万人が受けたい!見方・考え方を鍛える中学社会 大人もハマる最新授業ネタ (第1回)
地球の未来を変えるのは私たち
河原 和之
〜地理・公民(SDGs)/吊り広告とSDGs〜
新学習指導要領 社会科授業デザイン&評価のポイント (第1回)
新学習指導要領における学習評価(1)
澤井 陽介
ICTも有効活用!板書&資料でよくわかる授業づくりの教科書 (第13回)
新6年生/最初の1時間目はこれだ!
朝倉 一民
見方・考え方を働かせる!単元を貫く学習課題でつくる中学社会ワーク (第1回)
地図から規則性を見いだす学習
川端 裕介
〜中学地理「世界の国々の面積と人口」〜
地理大好きな子どもを育てる!見方・考え方を鍛える地理授業デザイン (第1回)
地球儀・地形模型からGISへ(位置,場所)
吉水 裕也
最新情報でしっかり解説!歴史教育はどう変わるか (第7回)
説明・論述などの力の育成は教員による課題,手立ての共通理解が必要。長期的な視点から歴史学習の役割は重要
藤野 敦
学びと社会がリアルにつながる!SDGsの視点でつくる公民授業 (第1回)
SDGsで公民授業は変わるか?
唐木 清志
社会科における深い学びの実現とは (第1回)
深い学びを実現できる社会科の魅力
木村 博一
銅像からわかる!つれづれ歴史散歩ガイド―目からウロコの教材づくり― (第1回)
太田道灌の働きにみる江戸・東京の黎明期
寺本 潔
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第265回)
鳥取県の巻
高橋 健司
【特別寄稿】東京都の取り組み
指導計画作成から副読本作成まで
吉藤 玲子
編集後記
及川 誠

編集後記

 菊池省三先生は,ご著書の中で,「授業開きは,教師の得意分野で行うべきである」と述べられています。授業開きで先生が大切にされていることは,その先生の「願い」「教育観」があらわれているとも言われ,子ども達にとって最初の出会いとなる「授業開き」の授業は,学習内容への興味・関心も含め,これから一年間の学習の流れを決めるものとも言えると思います。

 一年のスタートとなるこの授業開きで,子どもの気持ちをぎゅっとつかむ授業ができれば,意欲的な姿勢も高まります。そういった意味では,子どものやる気を十分に刺激する内容が必要です。楽しければよいというわけではありませんが,これからの学習への安心感を与えるものである必要もあります。

 また,これからの授業づくりのキーワードとも言える「主体的・対話的で深い学び」のスタートとして,その要素を入れ込む工夫も考えられます。そこから一年間の授業の見通しが立てば,その後の展開がスムースにもなります。

 そこで本号では,「1年の8割が決まる!とっておき授業開き大事典」を特集テーマとして,一年間を決める授業開きで最高のスタートをきるための成功のポイントから,授業開きにあたっておさえておきたいこと,「主体的・対話的で深い学び」でスタートダッシュを決めるポイント,教室が盛り上がるクイズ形式の取り組みやゲーム,具体的な授業プランまで。先生方が取り組まれている実践アイデアをご紹介いただきました。

   /及川 誠

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      明治図書
    • 今年度新たに教員となります。何をすればいいか不安でいっぱいですが、ほんの少し安心して臨めそうです。
      2020/6/2820代・中学校教員
    • 授業びらきのネタが数多く書かれていました。歴史の導入ネタをまずは、やってみたいと思いました。
      2020/4/1630代・小学校管理職

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