- 特集 主体性を引き出す!思考と判断を問う課題づくり40選
- 主体性を引き出す!思考と判断を問う課題づくりのポイント
- 資料で子どもたちをゆさぶる
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- 予想と違う「へぇー」を引き出す
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- 「つけたい力」から考える学習課題設定の工夫と活動例
- 「情報を基に考察する・表現する力」学習課題設定の工夫と活動例
- シンキングツールで情報を整理して説明する
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- 「社会的事象への関心・社会参加への意欲」学習課題設定の工夫と活動例
- 若者の意識調査から見える身近な問題への動機付けが鍵!
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- “旬の話題・社会問題”を授業に取り入れる 「この切り口」思考を活性化させる課題づくりのポイント
- 資源・エネルギー 「この切り口」がやる気と主体性を引き出す
- 石油価格の乱高下はなぜ起きるのか
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- 国際関係・領土 「この切り口」がやる気と主体性を引き出す
- 子どもの素朴理論「国際司法裁判所で議論すべき」を揺さぶろう
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- 社会保障 「この切り口」がやる気と主体性を引き出す
- マイナンバーを切り口に社会保障について議論する!
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- 政治 「この切り口」がやる気と主体性を引き出す
- 「ジャーナリストになる」がやる気と主体性を引き出す
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- 地球環境の危機・防災 「この切り口」がやる気と主体性を引き出す
- 現在進行形の災害をどのように扱うことができるか
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- この定番教材をこう変える! 私のおすすめアレンジ術
- 地域教材
- 地域の見方・考え方を養うために
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- 地理教材
- 「基礎的学習」と「発展的学習」,「必修課題」と「選択課題」を有機的に関連付けて「定番」地誌的地理学習からの脱皮を図る
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- 歴史教材
- 「ペリー来航」を読む遠近法
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- 公民教材
- 社会諸科学を基礎に定番教材の適切な指導を
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- 地図で調べたくなる! 輝く地理教材&課題づくりのポイント―“地理的な視点”を意識する
- 身近な地域
- 地図を活用してテーマの設定を
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- 日本の地域構成
- 常識と異なる事例の教材化
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- 日本の諸地域
- ご当地キャラクターの活用で諸地域の生産物を知る
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- 世界と比べた日本の特色
- 日本は本当に「小さい島国」「狭い国」なのだろうか
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- 世界の地域構成
- 境界のない世界地図・地球儀で、一つの世界・地球を区分してみると
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- 世界各地の人々の生活と環境
- 世界各地の様子を想像して地図上で様々な社会を創造する
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- 世界の諸地域
- 地図で調べ・分析・考察
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- 歴史を読み解きたくなる! 輝く歴史教材&課題づくりのポイント―“歴史につながる自分”を意識する
- 古代
- 遠い昔を等身大で考えてみよう
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- 中世
- 内容面と方法面から考える“歴史につながる自分”
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- 近世
- 古地図を手がかりに江戸時代を探ろう!
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- 近代
- 身近なところから見える
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- 現代
- 家族と憲法=自分と現代史の視点
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- 社会の仕組みを知りたくなる! 輝く公民教材&課題づくりのポイント―“社会に参画する”視点から
- 経済・産業
- ウルグアイのクボタから北海道のランボルギーニまで
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- 政治
- 議員としてルールづくり―FBI対Appleを事例に―
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- 人権
- 人権問題の理性的・論理的理解を
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- 環境
- ごみ問題に注目して
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- 法律
- 社会科における法的参加の学習の授業づくりのあり方
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- 福祉
- 福祉の先人を掘り起こそう
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- 「この課題」で主体性を引き出す! 思考と判断を問うアクティブな授業モデル
- 小学3・4年
- グローカル教材が子どもたちの住む地域と世界をつなぐ
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- 小学5年
- 協同による準備と発表、省察としての相互評価―批判的思考力と情報リテラシーを育成する授業モデル―
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- 小学6年
- 広重と月岑と家康と小名木川
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- 中学地理
- グラフを活用した課題設定の場面をとおして
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- 中学歴史
- 博物館は教材の宝庫!
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- 中学公民
- 「○○をどうしたいか?」から始まる授業づくり
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- 高校地理
- ジグソー学習を活用して構造的に知識をとらえる力を養う―ヨーロッパ地誌分野を事例として
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- 高校歴史
- 知識を活用して統計資料を読み解く授業
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- 高校公民
- 日本の近未来のエネルギーを考える
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- 子どもの社会科やる気スイッチを入れる! 夏の宿題・自由研究テーマ例
- 夏休みは3つのテーマで自由研究
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- 小特集 2016年夏〜冬の研究集会テーマ一覧
- 未来社会につなぐ! 現代社会の課題と社会科授業デザイン (第4回)
- 「生きる力」は「生きられた社会」が培う 「資質・能力」を省みることから(1)
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- 最新情報で語る! どうなる・どうする社会科教育 (第4回)
- 次期改訂に向けたワーキンググループ等での検討(1)
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- 追究の鬼を育てる! アクティブ・ラーニング時代の社会科教材開発 (第4回)
- 地方史から中央史へ
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- スペシャリスト直伝! アクティブな社会科授業づくりの基礎基本 (第4回)
- 実社会との関わりを見直しているか
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- 子ども熱中! 中学社会「アクティブ・ラーニング」授業モデル (第4回)
- 【地理的分野 九州地方】敵か味方かシラス台地
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- 〜石鹸からシラスを考える〜
- 社会科教育改革のマスターキー―社会科で育てるべき力と授業改革の道筋― (第4回)
- コンピテンシーと「知識」
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- 社会科授業づくりの課題と取り組み―指導要領改訂を見据えて― (第4回)
- 社会形成への主体的参加を考える
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- 「公共」を教える社会科授業デザイン (第4回)
- 社会形成への積極性をもった自律的に社会参加できる主体としての個の育成
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- 「実物写真」でよくわかる! 板書で見る社会科授業 (第4回)
- 小学4年/わたしたちの住んでいる県
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- 〜予想を仮設に高めることを意図した板書〜
- 中学1年/経済発展から見る南アジア:インドを例に
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- 〜予想を仮説に高めることを意図した板書〜
- 社会科で育てる資質・能力の評価問題 (第4回)
- 「合理的な意思決定力」をみる評価問題
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- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第220回)
- 北海道の巻
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- 編集後記
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- 写真で世界を読み解く! 旅する社会科授業 (第4回)
- 授業の導入「おすすめ資料」
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編集後記
○…次期学習指導要領改訂に向けての議論の中で、共通の課題としてあげられているものに、「学習活動の工夫」があります。
アクティブ・ラーニングでは「主体的な学び」が一つのキーワードとされていますが、実現に向けた様々な学習活動のアイデアが求められるということだと思います。
学習活動において子どもが「主体的」になるには、子ども自身がそれを必要と感じたり、「学びたい」と思うことが何より大切です。そのためには、子どもたちにとって魅力的な教材づくり、課題の設定は必須と言えるものかもしれません。
飯村友和先生は、著書『やる気スイッチ押してみよう!』の中で、子どもたちのやる気の源として、次の四つを挙げられています。
@主体変容・率先垂範:子どもに言っていることは、まずは教師がやる。
A事前指導:活動する前の指導こそが大切。そこで心構えをもたせます。
B輝く教材:子どもが夢中になる教材をたくさん手に入れます。
Cイイ関係:良好な人間関係の中でこそ、子どもたちは安心して力を発揮することができます。
教師が「事前指導」をしっかりすることで、子どもたちはゴールに向かって主体的に動き出せます。また、夢中になるように工夫された「輝く教材」を用いることで、学びたい意欲を引き出すことができるのだと思います。
本号では、子どもの「やる気」を引き出し「主体性」を生む課題づくりというところに焦点をあてて、どのようなアイデアがあるか、先生方の様々な取り組みをご提案いただきました。子どもが主体的に活動する中では、「思考と判断」を問われる場面設定が必須でもあります。そのようなねらいも含めた課題づくりの妙をおまとめいただきました。
/社会科教育編集部
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