- 特集 21世紀型能力とアクティブ・ラーニング
- 提言 21世紀型能力から見る国語授業とは
- これから求められる資質・能力を踏まえた国語授業にむけての期待
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- 未来を生きる子供たちのための授業改革を
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- 21世紀型スキルを育てるには問題発見・解決的な授業をしよう
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- 提案 実践力を育てるアクティブな国語授業づくり
- 授業づくりは「実践力」の理解から
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- 実践 実践力を育てるアクティブな国語授業づくり
- 【低学年】実生活に生きてはたらく『実践力』
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- 【中学年】目的をもった交流が子供を動かす
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- 【高学年】子どもが課題意識を明確にもつ
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- 【中学校】説明する力を高める指導の工夫
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- 提案 思考力を育てるアクティブな国語授業づくり
- 思考力の具体を意識した授業づくりへ
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- 実践 思考力を育てるアクティブな国語授業づくり
- 【低学年】〈説明力〉を鍛えて〈思考力〉を身につける
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- 【中学年】想像力をはたらかせ、作品の魅力を探る文学の授業
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- 【高学年】クリティカルに読む説明文の授業
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- 【中学校】「瞬発的な思考・判断・表現」に働く「メタ認知力」を高める「聞くこと」の授業づくり
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- 提案 基礎力を育てるアクティブな国語授業づくり
- 21世紀型能力に応じた基礎力の育成とアクティブ・ラーニングの方法
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- 実践 基礎力を育てるアクティブな国語授業づくり
- 【低学年】記録する力を育てる
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- 【中学年】言語リテラシーを高め、読解力を育てる
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- 【高学年】読む力を育てる授業づくり
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- 【中学校】中学校における「基礎力」―「書かない」から「書ける」へ
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- 【特別寄稿】本当の言葉の力はこうして身につけよう!
- アクティブな活動型授業で先生も生徒も楽しくなる!
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- 小特集 平成二十七年度全国学力テストを授業にこう生かそう!
- 小学校国語の出題問題とその分析
- 実生活の様々な場面への活用を視野に入れた指導事項の習得を図る
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- 中学校国語の出題問題とその分析
- 授業の現状の課題を踏まえた出題
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- 学力テストを生かした授業づくり
- 【低学年】場面の様子を想像を広げて読む
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- 【中学年】書き方のポイントを活用して書く
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- 【高学年】内容や要旨をとらえて読む
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- 【中学校】生徒が主体的に学ぶ授業づくり
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- 【中学校】意見を支える根拠を明確にした読み取りの力の育成
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- “言葉の魔術”見える化―言語と思考道場 (第6回)
- 『海のいのち』抽象のハシゴ〜作品の多声をひらく物差し〜
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- 次期指導要領で明言してほしいこと (第6回)
- 主体的な学びを励ますために
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- 授業が盛り上がる今月の“教材の急所”【国語教材の事例】 (第6回)
- 小学1年/導入の一工夫で、読む必要性を高める
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- 〜だれが、たべたのでしょう(教出)〜
- 小学2年/単元を貫く問いをもたせる読み
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- 〜どうぶつ園のじゅうい(光村)〜
- 小学3年/詩のリズムを楽しみ、詩を創作する
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- 〜詩を楽しもう(光村)〜
- 小学4年/文章のジャンルを意識する
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- 〜広告と説明書を読みくらべよう(東書)〜
- 小学5年/詩を味わおう
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- 〜「紙風船」「水のこころ」(東書)〜
- 小学6年/おもしろさを感じて親しみを
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- 〜狂言「盆山」(学図)〜
- 中学1年/「戸部君」視点で書き換えて、作品を読み深めよう!
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- 〜星の花が降るころに(光村)〜
- 中学2年/新しい 「読み方」学び 探究す
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- 〜走れメロス(各社)〜
- 中学3年/21世紀型能力の育成を目指した授業の提案E〜論理的な鑑賞・批評の型と人間性の育成〜
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- 〜「俳句の可能性」「俳句十六句」(光村)〜
- 読解力評価―自信が持てる観点と技法 (第6回)
- 活用場面での読解力を評価するパフォーマンス評価
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- 国語授業に1000ルクス!アイテム 魔法の憲ちゃんグッズ大公開 (第6回)
- グッズE 「故事成語カルタと面白ワーク」のセットが大活躍!!
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- 図解で早わかり! 国語教材研究 フィッシュ型など多様な型を提案する (第6回)
- 「詩」は魚の刺身にして分析する!
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- 国語授業が目指す“スキルの先の雲”―トレーニング論と修業論の間には (第6回)
- 日々の授業の過程を身を委ねて
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- 〜大事なものは事後に見えてくる〜
- 国語のアクティブ・ラーニング―授業を日常生活に活かす教室づくり― (第6回)
- 学校図書館活動を広げる
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- 小学校 国語実践研究のここに“ハイライト” (第18回)
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- 中学校 国語実践研究のここに“ハイライト” (第18回)
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- わが県の国語ソムリエ (第41回)
- 奈良県
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- 高知県
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- 編集後記
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- 国語学習をこう可視化―知識をストックできる授業アイデア (第6回)
- 「伝統的な言語文化」の授業の板書のあり方を考える
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編集後記
国立教育政策研究所は、平成24年度のプロジェクト研究「教育課程の編成に関する基礎的研究」の報告書において、「思考力」を中核とし、それを支える「基礎力」、その使い方を方向付ける「実践力」という三層構造で構成される「21世紀型能力」を提案しています。この三層の力は、「生きる力」に必要な資質・能力をより明確にするために整理されたもので、変化が激しく予測が難しい現代社会を生き抜くための実践的な問題解決力などを身につけるために、それぞれ独立するのではなく、授業で有機的に関連付けていくことが大切とされています。
また、中央教育審議会初等中等教育分科会では「知識の習得のみならず、思考力・判断力・表現力等や、主体性を持って多様な人々と協働する態度を養う」アクティブ・ラーニングの充実が検討されています。
今号では、「21世紀型能力」とはどのようなものなのか、また国語科ではどのようにとらえ、どのような授業づくりが考えられるのか、アクティブ・ラーニングを充実させる視点も取り入れながら、相互に関連する三層それぞれの力の育成についての提案と実践をご紹介いただければと思い、特集を企画いたしました。
小特集では、平成27年4月に実施された全国学力・学習状況調査を取り上げ、小学校、中学校の出題問題についての分析と、出題された問題をどのように取り上げたり、生かしたりすることができるのか、A・B問題を教材にした小・中学校での授業例や言語活動例などについて、ご提案いただきました。
『国語教育』編集部/木山 麻衣子
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- 明治図書