- 特集 新しい学級集団づくりと学級通信
- 学級集団づくりと授業文化の質
- /
- 「一枚文集で子どもたちをつなぎたい」
- /
- 教室の今を子どもの言葉で物語る
- /
- 「パレット」の上で
- /
- だから学級通信はやめられない!
- /
- その子らしさを育てよう
- /
- 一号一会、今学級通信が面白い
- /
- グラビアと解説
- Last FESPIC in Malaysia
- /
- 【コラム】ジェンダー論の練習問題 (第24回)
- 政治について
- /
- おもちゃばこ (第1回)
- 四月の緊張、ホクホク解きほぐしましょう
- /
- ふくおか発 今Doki子どもたち (第22回)
- 何とかすべきは何
- /
- 共生のトポス (第61回)
- 人間の内なる音律
- /
- 往復書簡 子どもと学級と人権文化◆WEST&EAST (第1回)
- /
- 新!子どもがつづる
- 担任・教室の悩み快消◆難デモ相談室 (第1回)
- /・
- アフガンの子どもたち (第1回)
- 「教育復興」て何だろう?
- /
- 元気のもとはつながる仲間 (第25回)
- 大変な時代だから、大切に生きたい
- /
- 〜つながる仲間からのメッセージ〜
- まいにち? マイニチ!
- 出会いは教師のビタミン剤 (第1回)
- 「島の夕日はもっときれいや」
- /
- 元気の出る学校! (第1回)
- 金川の教育実践と教育コミュニティ
- /
- 編集後記
- /・
編集後記
▽新学期は「最初の三日間が勝負だ」ともいわれています。子どもたちは新しい学年、新しいクラスメイト、そして新しい担任に対して期待値が高いだけに、四月のこの時期にこそ、さまざまな手立てを丁寧に、かつ有効に講じることが大切です。
▽しかし、不安感や寂寥感を抱きながら教室にそっと身を置いている子ども、相手に対して固定的イメージを持って振る舞いがちな子どもも少なくありません。したがって、この四月期は特に「学級づくりのための、大胆な学級くずしが必要な期間でもある」と考えられます。
▽また、仲間とハートフルにつながるよろこびが実感できる学級づくりをめざすこと。そのために学級通信の発行という方法も大変重要な一つです。そこで、今回の特集では学級集団づくり、そして学級通信の意味を改めて問い直し、子どもにとって居心地のよい楽しい学級・学校づくりのあり方について探りました。
▽特に、若い教職員の皆さんのための「応援誌」として、本誌が今後いっそう広く読まれることを願ってやみません。
(園田)
▼四月には、新しい教員の方たちがたくさん各地の学校に赴任することでしょう。教員養成系の大学に勤めている私の立場からすると、卒業生がお世話になるということです。昨年度私が卒業論文や修士論文を担当した学生さんたちは、それぞれに自分のこれまでの人生とこれからの人生を込めてテーマを決め、ある人はありがたいことに学校や施設の現場に長く入れていただき、ある人は全国をインタビューに飛び回りました。祖国へ帰ってそこで子どもたちに質問紙調査をした人もいます。それぞれの努力を知っているだけに、学校現場の皆さんが、新しい教員の人たちを温かく迎えてくださればうれしいです。卒業生のなかにそうしてもらえなかった人もいるだけに、私は強くそう願うものです。
▼お気づきでしょうか。本号から表紙が少し変わりました。部落解放教育を大切な原点に持ちつつ、それが同時にすべての人の解放教育であることを改めて追求します。いっそうのご支援をお願いします。
(森)
-
- 明治図書