学校運営研究 2002年4月号
日課表・時間割―ゆとり度チェック点30

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学校運営研究 2002年4月号日課表・時間割―ゆとり度チェック点30

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ジャンル:
学校経営
刊行:
2002年3月
対象:
小・中
仕様:
B5判 78頁
状態:
絶版
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目次

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特集 日課表・時間割―ゆとり度チェック点30
日課表・時間割:ゆとりある運用とは―と聞かれたら
学校新時代
小佐古 治
自分にあった着物を着る
小林 敢治郎
一単位時間の弾力的運用
小松 伸稔
完全5日制の“日課表・時間割”と柔軟な運用ポイント
指導時数を記録し、計画的に編成
今野 正保
緊張感とゆとりの持てる日課で
阿部 惣一
子どもの学びに合ったものになっているか
塚田 亮
新教育課程の特色を生かす“日課表・時間割”と柔軟な運用ポイント
学校午前五時間制の導入
吉永 順一
時間割が学校経営になげかけるもの
渡邉 正裕
日課表の弾力化を図る
根本 正雄
突発的な問題発生と“日課表・時間割”への対応:工夫点はここだ!
子どもや専科担当の視点も大事に
梶井 貢
総合や教科が組みやすく、学びやすく
宮本 均
ムリ・ムダを無くすための具体例
藤田 哲夫
チョットした時間の操作で出来る柔軟な運用
落合 静男
教科進度の差が出ないインターネットを
舘野 健三
対応に要する時間を考えて、敏速な処理を!
那賀島 彰一
わが校の“日課表・時間割”の目玉と運用システムの特色
基礎・基本を視野に入れた日課の工夫
錦 英幸
いつでも「学年T・T」が可能な時間割表の作成を
河合 剛英
確かな学力を培い、学校文化を拓く
渡邊 義實
朝の時間にゆとりを―授業時間の確保は学力の保障へ―
上田 保明
特色ある教育課程編成と“日課表・時間割”運用のポイント
確かな学力の向上を保障するために
槙田 健
学校教育目標の具現化と教育活動の創造
袴田 さとる
子どもたちの主体性を育てる日課づくり
天野 広子
“日課表・時間割”の評価チェック点と見なおしシステムの開発
校長として考える
「地域の中の学校」を意識して
矢野 俊一
時間表は学校の自主性・自律性の顔!
森 康伸
教頭として考える
「ゆとり」は、「やる気」を育てる
宮永 正行
子供の活動から本気でチェック
小川 勉
教務主任として考える
条件は、「指導要領に従う」ということだけでよい
石黒 修
学びの必要感に柔軟に対応していたか
青柳 滋
学級担任として考える
いかに生活を安定させるかを優先させる
吉川 誠仁
「授業時間」が確保されているか
廣野 毅
わが校のIT戦略 (第1回)
登別市立鷲別小学校
大島 克己
学校ボランティア―こんな活動こう創る (第1回)
「共創」の力で地域の夢の学校を
加藤 良孝
本当にこれがよい授業か (第1回)
“放任授業”でよいか
小関 熙純
予備校に聞こえてくる“学校への不満” (第1回)
もっと、勉強のしがいのある作問を!
鈴木 晟
学校運営のためのプロジェクトマネジメント (第1回)
教育とプロジェクト、そしてマネジメント
酒井 弘一
校長・教頭のための著作権の基礎知識 (第1回)
「すべての人々のもの」になった著作権
岡本 薫
人が人として育つために―学校歯科医からの教育発信 (第1回)
教育目標と健康教育(総論)―ちょっと異見です!
丸山 進一郎
教育改革への私のビジョン (第1回)
なぜ今、教育改革なのか
石井 昌浩
教育改革関連六法成立と教育改革の方向
坂井 康宣
学校でする“絶対評価”への切り換えポイント (第1回)
教師の「評価」への考えを切り換える
陣川 桂三
戦後教育が“善意”で犯した罪 (第1回)
競争と平等について
子どもに競争を強いた無競争の教師
向山 洋一
日本国憲法と教育基本法を読め
大森 修
「子供を成長させる厳しい環境」としての「競争」や「不平等」
杉田 久信
続・校内研究会の戦略と戦術 (第13回)
熱心な研究会と不熱心な研究会
志水 廣
文教ニュース
学校経営にかかわる予算案/学力向上で文科相アピール
安達 拓二
編集後記
樋口 雅子江部 満
修学旅行の新ネタ“知っている?” こんな京都 (第1回)
7桁郵便番号の京都問題
水山 光春中西 仁

編集後記

○…いま、教務主任王というソフトが人気だと聞きます。このソフトは、十四年度から、完全週五日制が実施されるだけでなく、新教育課程も完全実施になるわけですから、手っ取り早く時数計算をする上でも便利―ということで助っ人として重宝がられていると言う訳です。

 たしかに、物理的な事項だけでも、教科によっては、各週に配列すると端数が出る―というのもあり、一校時の授業時間をどうするかということも含め、教務主任職にある方にとっては、大変な問題が山積しているわけです。

 また、新設された「総合的学習」をどういう方向ですすめていくかによっても、学校全体の時間割編成も変わってくる部分が少なくないのではないか、と思います。

 勿論、もう多くの学校では当然、十四年度の日課表・時間割は作成済みだと思いますが、本号が出る新学期を目前にした時、今一度、「果たして、この日課表・時間割でうまくいくのか」ということを見なおしてみることが必要ではないか―そんな問題提起をしてみたいと願いました。

(樋口雅子)

○…完全学校週五日制の実施により「学力低下」への不安が広がり、学校現場でも学力重視の方向を打ち出すところが目立っていると新聞は報じています。戦後何回もくり返してきた学力論争はいったい何を提起してきたのでしょうか。

○…文部科学省の「学びのすすめ」の大臣アピールを呼んで然としました。アピールでは宿題、補習を奨励しているではありませんか。宿題や課題を適切に与えることにより、家庭における学びの充実を図り、学校と家庭が協力して、子どもたちに「学ぶ習慣」をしっかりと身に付けさせたい、としています。

○…家庭学習と宿題は、これまでも「自主学習」の観点からしばしば論じられてきたことです。これまでの宿題は、復習的なもの、練習的なもの、予習的なものに限られていたようです。家庭学習と授業とが決定的に異なる点は何か、これを解明する時期がきているようです。

(江部 満)

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