特別活動研究 2000年9月号
特活と総合はどうかかわるべきか

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特別活動研究 2000年9月号特活と総合はどうかかわるべきか

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ジャンル:
特別活動
刊行:
2000年8月
対象:
小・中
仕様:
A5判 116頁
状態:
絶版
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目次

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特集 特活と総合はどうかかわるべきか
1ページ提言・両者の特質を生かしたかかわり方はと問われたら
まずは、特別活動の自己像の確立を
天笠 茂
相互補完的で、相互還流的な関連を
山口 満
共に「トラベラーづくり」として
新富 康央
特別活動での体験を生かす
成田 國英
類似性を生かし、相乗効果を図る
渡部 邦雄
特活と総合的学習の適切なかかわりを考えるポイント
両者はねらいでどうかかわるか
古山 弘志
両者は学習課題でどうかかわるか
寺崎 千秋
両者は学習方法でどうかかわるか
浦田 一幸
両者は指導の運営でどうかかわるか
丹野 伸裕
特活発・総合的学習へのかかわり方を考えるポイント
学級活動からの立ち上げアイデア
稲垣 孝章
児童会・生徒会活動からの立ち上げアイデア
大庭 豊
クラブ活動からの立ち上げアイデア
梶 千枝子
学校行事からの立ち上げアイデア
松本 忠史
特活と総合的学習の一押し関連実践事例
小学校/総合の成果を特活で深める工夫
和泉 知子
小学校/四年総合実践「一日自由学校」
木村 恵美子
小学校/集会活動と関連付けて、双方にメリットを
高丸 美津子
小学校/活動を通して学び成長する子供
都築 眞美子
小学校/安達太良っ子のボランティア―地域に密着して
安齋 憲治
小学校/感動体験の中での自主的実践の保障
山下 真弓
中学校/合唱と栽培を通して平和を考える
高木 勇人
中学校/総合学習から見る特別活動の課題
本田 広行
中学校/環境教育を取り入れた林間学習の実践―24時間フリータイムの実践を通して
蟹江 修
中学校/望ましい人間関係をつくるために
吉本 眞也
今、参観おすすめ・特活と総合的学習の関連研究校情報
上原 行義
今、一読おすすめ・特活と総合的学習の関連研究書情報
山内 隆之
現地発研究会情報 (第6回)
名古屋市特別活動研究会
鈴木 勝彦
月替わり特別活動実践情報/わが学級のイチ押し活動 (第6回)
じい〜っと見つめてみると…
前田 育代
月替わり特別活動実践情報/わが校のイチ押し実践 (第6回)
学校の「宝物」を探そう
岸本 勝義
月替わり特別活動実践情報/わがサークルのイチ押し研究 (第6回)
鳥取でもおもしろげなことやっとるで!
豊福 聡
特別活動伝言板
塩澤 ちかげ横手 宏公小林 照幸
特別活動研究図書・私を動かした一冊 (第6回)
特別活動の教育的意義を明示
鈎 治雄
〜千秋一夫著『子どものこころにひびく特別活動』(明治図書・平成6年)〜
学級活動指導見直しのとっておきヒント集 (第6回)
話合い活動/話合いを開く
橋本 定男
係活動/組織の縄張りを崩す
丸山 正博
集会活動/工夫の誕生「教師・日常」
松永 昌幸
学級活動の実践/自発的、自治的活動の効果的展開【低学年】 (第6回)
学級生活を見直してステップアップ
遠矢 三佳
学級活動の実践/自発的、自治的活動の効果的展開【中学年】 (第6回)
夏休み明けのセレモニー
上田 淑子
学級活動の実践/自発的、自治的活動の効果的展開【高学年】 (第6回)
子どもの笑顔をよりどころに!! その1
並木 昌和
学級活動の実践/自発的、自治的活動の効果的展開【中学校】 (第6回)
より大きな活動の中で自発性を育てる
石井 孝行
小学校特別活動の新研究課題は何か (第6回)
クラブ活動の教育的意義と運営
宮川 八岐
中学校特別活動の新研究課題は何か (第6回)
生徒の主体性を育てる特別活動の実践
森嶋 昭伸
特色ある学校づくりと特別活動 (第6回)
学校文化・学校の実態と特色ある学校づくり
児島 邦宏
編集後記
安藤

編集後記

 特別活動と総合的学習は、他に比べて類似している点が多くあるといわれています。

 それは、@ねらいにかかわっては、問題解決力の育成や生き方の充実、A内容に関わっては、現代的課題や課題や学校・地域の課題と子どもの興味・関心の課題の追究、B方法にかかわっては、問題解決的学習や体験的学習の重視、C運営にかかわっては、グループ学習や異年令集団学習、家庭・地域との連携、などであるといわれています。

 ところで、特別活動と総合的学習の関連を考えるうえで、二つの立場があるように考えられます。一つは、こうした類似点を生かして、授業時数が削減された現状を克服していくため、学習内容を豊かにするため積極的に関連を図っていくべきだ、とする立場です。もう一つは、特別活動の教育的特質を明確にしていくことが先決で、安易な関連は問題を生むのではないか、とする立場です。

 本号では、こうした状況をふまえて、どのような関連のあり方が望ましいのか、明らかにしていただきたいと考えました。

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