きょういくじん会議
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外見よりも中身で勝負! だけど気になる中学受験の服装
kyoikujin
2009/2/2 掲載
笑って合格する!「中学受験」必勝法

 2月に入り、今年も中学受験のシーズンがやってきました。景気の悪化が連日報道されている今日この頃ですが、1月21日の産経新聞によると、中学受験をする小学生はこれまでで最も多くなる見通しだそうです。
 中学受験をするにあたり、志望校をしぼるのに苦労された方はたくさんいらっしゃることでしょう。もう一つ心配なのが、「当日の服装について」ではないでしょうか。

 事実、中学受験を題材にしたインターネット掲示板をのぞいてみると、服装についての多くの質問や悩みが書き込まれています。「女の子ですが、ズボンにトレーナーのような服でも大丈夫ですか」「ブランドのスカートの方がよいのでしょうか」などなど。子どもの印象は大切にしたいが、普段とあまりにもかけ離れた格好で受験させるのはかえって負担になるのではないか?という保護者の方の心配が目に見えるようです。
 それに対して、「普段と同じ格好で受験したが合格した」「あからさまなブランドは避けたほうがよい」「小学校の卒業式のときの服装が無難」「スカートにブラウスなどシンプルだが知的に見えるかっこうで」などさまざまなアドバイスが寄せられています。なかには、「ジャケットよりも、カーディガンやセーターなど体温調節しやすいものを選んだほうがよい」など、思わずなるほどと感心してしまうような細やかなアドバイスも見られました。確かに、暖房の効いた教室で体温調節のできない格好をしていると、頭がボーっとして実力が発揮できないかもしれませんね。

 そんな中、多くの受験生は塾の先生やデパートの店員さんなどからアドバイスを受けているのではないでしょうか。
 一例として、総合情報サイトAll Aboutの中にある「中学受験面接対策」という項目では、自らも中学受験についてのさまざまな情報を発信しているという野倉学氏によって以下のようなアドバイスが掲載されているのでご紹介します。

 服装は、「ふだんの服装で」という学校が多く、これもことさら気にする必要はありません。一般的な服装として、女子はブラウス・ブレザー・スカート、男子はシャツ・セーター・長ズボン。ズボンはジーンズなどカジュアルなものは避けたほうがいいでしょう。服装に迷った場合は、その学校の制服を見て参考にしてください。
 母親はグレーや紺のスーツ、父親はダークグレーや紺のシングルのスーツが一般的。父母とも華美な印象でないものをオススメします。

 これが必ずしも模範の服装ではないでしょうが、一つの例として参考にはなるかもしれません。

 受験生のみなさんは、本番を前にして緊張と不安が入り混じっていることと思います。今回、ご紹介した服装はあくまでも“外見”のお話しです。本当の勝負は中身です!
 最低限の身だしなみを整える必要はあるかと思いますが、服装はあくまでも、これまでの努力を最大限に発揮するための“道具”にすぎません。
 あまり気負いすることなく、中身で中学受験を乗り切ってもらえたらと思います。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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