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適切な支援をすればのびる子ども−ADHDの子どもへの実行機能の視点からの理解と支援−
開催地域
オンライン
日程
2022/8/28(※要申込:8/26まで)
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
霜田 浩信 先生(群馬大学共同教育学部特別支援教育講座 教授)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
特別支援教育/授業全般/学級経営

適切な支援をすればのびる子ども−ADHDの子どもへの実行機能の視点からの理解と支援−

▼ 開催日時
2022年8月28日(日) 13:30〜16:30

▼ お申込・詳細はこちらから
https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_summer2022_information

<担当講師>
霜田 浩信 先生(群馬大学共同教育学部特別支援教育講座 教授)

<講師からのメッセージ>
ADHDをはじめとして発達障害の子どもたちは、「思いついたままに行動する、しゃべる」「ついついやるべきことを忘れる」「すぐイライラする」「やる気スイッチが入らない」「すぐに飽きる」「同じ失敗を繰り返す」ことがあります。

このセミナーでは、このつまずきの背景を実行機能の視点から捉え、支援の工夫をお話します。実行機能は、ある目的を達成するために適切に問題処理を遂行していく過程ですが、そのなかで、ADHDをはじめとする発達障害の子どもは、情報源への注意の切り替え、行動の前の計画、手順等を頭にとどめての行動、自分を客観視したうえでの修正、丁寧な取り組み、感情のコントロール等、実行機能に関わる取り組みが苦手となります。

子どもの「できない」状態だけを捉えるのではなく、「なぜできないか」を考える視点を持つことによって、「指導がうまくいかず困った子ども」といった捉えから、「適切な支援をすればのびる子ども」といった捉えに変えてみましょう。

▼講師プロフィール
長野県生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修了。都内知的障害児通所施設指導員、東京学芸大学附属特別支援学校教諭、文教大学教育学部学校教育課程特別支援教育専修講師、准教授を経て、2009年より群馬大学教育学部准教授、2016年より現職。専門は、発達障害児者の自己管理行動の形成・要求言語行動の形成。自閉スペクトラム症のある子どもたち及び成人の心理・行動特性に基づいた指導など。著書は、『ちゃんと人とつきあいたい』(共著、エンパワメント研究所)他。