研究会情報
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自立活動における指導の実際 と 自己肯定感を高める授業づくり
開催地域
オンライン
日程
2022/8/12(※要申込:8/10まで)
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
小田 浩伸 先生(大阪大谷大学教育学部長 教授・同大学附属特別支援教育実践研究センター長)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
特別支援教育/評価・指導要録/授業全般

自立活動における指導の実際 と 自己肯定感を高める授業づくり

▼ 開催日時
2022年8月12日(金) 9:30〜16:00

▼ お申込・詳細はこちらから
https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_summer2022_information

<担当講師>
小田 浩伸 先生(大阪大谷大学教育学部長 教授・同大学附属特別支援教育実践研究センター長)

<講師からのメッセージ>
今年は、特別支援教育コーディネーターや管理職・指導主事向けの研修を企画しました。即ち、「通級・特別支援学級」と「通常の学級」の“担任”を支える際に必要な要点をまとめた内容です。

午前の部では、自立活動についてお話をさせていただきます。ご存じの通り、小中学校においても発達障害を含めた、複合化した多様なニーズのある児童生徒が多く学んでいる現状から、特別支援学級や通級指導教室による指導においても、自立活動の指導を取り入れる必要性が明記されました。この自立活動の指導にあたっては、的確なアセスメントのもと、指導目標を決めて、指導内容を6区分27項目から選定し、それらを相互に関連付けて具体的に設定した個別の指導計画を作成して展開することになっています。今回のセミナーでは、午前の時間を使い、自立活動の基本的な考え方と意義を整理し、実際の指導と評価について解説をしていく予定です。

午後の部では、授業改善についてお話をさせていただきます。我々教員の専門性や指導力を高め、すべての子どもにとって「わかる・できる」授業づくりや「安心できる集団づくり」を目指していくことが、特別支援教育の根幹の課題になっていると考えています。そこで、「クラスに在籍する誰もが認められ、大切にされているという実感を持てるような“安心できる集団づくり”」と、「わかった!できた!またやってみたい!と実感できる“自己肯定感が高まる授業づくり”」のあり方と具体的な工夫、支援の内容ついて皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

スクールカウンセラーや巡回相談を担当されている外部専門家の皆さんの参加も歓迎致します。この夏は、担任を支える皆さんと一緒に学びを深めながら、目の前の子どもたちの支援の一助になればと願っています。よろしくお願いします。

▼講師プロフィール
特別支援教育士SV、学校心理士SV。心理リハビリテイションSV、兵庫教育大学大学院学校教育研究科(障害児教育)修了。大阪府立支援学校に勤務。その後、大阪府教育センター指導主事を経て、現職。専門は、特別支援教育、発達障害、自立活動、授業改善。大阪府教育振興基本計画審議会(会長代理)、大阪府内外の教員研修会び学校巡回相談などの講師。主な著書に、『高等学校で学ぶ発達障がいのある生徒の「社会参加をみすえた自己理解 〜「よさ」を活かす指導・支援〜』(ジアース教育新社)他、著書論文多数。