研究会情報
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はじめてみました・やってますMIM−初期段階での確認と軌道修正−
開催地域
オンライン
日程
2022/8/8(※要申込:8/6まで)
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
海津 亜希子 先生(明治学院大学心理学部教育発達学科 教授)
栗原 光世 先生(東京都西東京市立住吉小学校 主任教諭)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
特別支援教育/国語/授業全般

はじめてみました・やってますMIM−初期段階での確認と軌道修正−

▼ 開催日時
2022年8月8日(月) 9:30〜16:00

▼ お申込・詳細はこちらから
https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_summer2022_information

<担当講師>
海津 亜希子 先生(明治学院大学心理学部教育発達学科 教授)
栗原 光世 先生(東京都西東京市立住吉小学校 主任教諭)

<講師からのメッセージ>
多層指導モデルMIM(ミム)とは、通常の学級において、異なる学力層の子どものニーズに対応した指導・支援を提供していこうとする学力指導モデルです。数年にわたる研究をもとに開発しました。このモデルでは、子どもが学習につまずく前に、また、つまずきが深刻化する前に、指導・支援を行うことを目指しています。

そこで、通常の学級の中で、簡便に実施可能なアセスメントとリンクさせながら、いつもの授業の中で、質の高い、科学的根拠(エビデンス)に基づいた指導を、いかに実施していくのかについて焦点を当てます。特に、学習の入門期でもあり、その後の学習の土台を築く上で重要である低学年での読みの指導を取り上げ、教材などもご紹介していきます。

このセミナーは、4月から実際にMIMをはじめられた先生方に向けて企画をしました。MIMの基本的な理念を再度確認するとともに、効果をあげる上で欠かせないMIM−PMアセスメントについて重点的に学ぶ機会とします。アセスメント結果をどう見取り、指導につなげていくか学んでいきます。

また、2学期から本格的に開始される2nd・3rdステージ指導に向けてのポイントについても取り上げます。なお、最初にMIMの基本についてもおさらいしますので、2学期からMIMをはじめてみたいと思っておられる先生方も大歓迎です。

▼海津先生プロフィール
東京都生まれ。博士(教育学)。特別支援教育士スーパーバイザー、臨床心理士、公認心理師、学校心理士。文部科学省「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」協力者会議特別協力者。独立行政法人大学入試センター 配慮事項部会委員。東京都教育委員会「発達障害のある児童・生徒の指導方法の研究・開発事業」検討委員会委員。日本LD学会副理事長。著書は『多層指導モデルMIM読みのアセスメント・指導パッケージ』(学研教育みらい)、『個別の指導計画作成と評価ハンドブック:学習障害(LD)のある小学生・中学生・高校生を支援する』(学研教育みらい)など著書論文多数。

▼栗原先生プロフィール
東京都生まれ。修士(教育学)。特別支援教育士。東京都公立小学校教諭。MIM開発初期より研究に参加。MIMの考えに基づく、通常の学級における効果的な指導方法について実践。MIMの研修会講師多数。『多層指導モデルMIM読みのアセスメント・指導パッケージ』(学研教育みらい)、『多層指導モデルMIMアセスメントと連動した効果的な読みの指導』(学研教育みらい)にて分担執筆、MIM特殊音節指導の工夫DVD(東京書籍)。