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つまずき場面から考えるアセスメントと子どもの支援プログラム
開催地域
オンライン
日程
2022/8/4(※要申込:8/2まで)
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
霜田 浩信 先生(群馬大学共同教育学部特別支援教育講座 教授)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
特別支援教育/授業全般/学級経営

つまずき場面から考えるアセスメントと子どもの支援プログラム

▼ 開催日時
2022年8月4日(木) 9:30〜16:00

▼ お申込・詳細はこちらから
https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_summer2022_information

<担当講師>
霜田 浩信 先生(群馬大学共同教育学部特別支援教育講座 教授)

<講師からのメッセージ>
子どもが抱えるつまずきへの支援は、周囲の大人がそのつまずきに気づくところからはじまります。そこで大切なのが、ただ表面的な困難さに気づくだけではなく、「なぜつまずくのか」といったつまずきの原因を探ることです。たとえば、「指示通りに行動ができない…」といった表面的なつまずきにのみ着目するのではなく、その原因を探していくことが大切です。その原因は、「指示の内容が分からなかった」、「指示を聞き逃した」、「指示に従いたくない」などさまざまでしょう。つまずきの原因をアセスメントすることによって、適切な指導や具体的な支援の工夫につながります。

つまずきの原因を探るためには、標準化された検査がその1つの方法となります。しかし、このセミナーでは、そのような標準化された検査結果からではなく、学習面や日常生活などで子どもが示すつまずき場面を見ていくことから、その原因をアセスメントする視点やポイントをお話していきます。そして、つまずきの原因に基づいた支援方法のいくつかをご紹介します。子どもたちの「できた!」、「わかった!」を目指して、私たち自身の子どもを見る目を一緒に磨きましょう。

▼講師プロフィール
長野県生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修了。都内知的障害児通所施設指導員、東京学芸大学附属特別支援学校教諭、文教大学教育学部学校教育課程特別支援教育専修講師、准教授を経て、2009年より群馬大学教育学部准教授、2016年より現職。専門は、発達障害児者の自己管理行動の形成・要求言語行動の形成。自閉スペクトラム症のある子どもたち及び成人の心理・行動特性に基づいた指導など。著書は、『ちゃんと人とつきあいたい』(共著、エンパワメント研究所)他。