親と子の愛着形成の問題と対応 −愛着障害がこころと行動に与える影響−
【この研究会は終了済です】
- 開催地域
- オンライン
- 日程
- 2022/7/30(※要申込:7/28まで)
- 主催
- 神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
- 講師
- 宮本 信也 先生(白百合女子発達心理学科 教授・小児科医)
- 参加対象
- 幼児・保育/小学校/中学校
- ジャンル
- 特別支援教育/学級経営/教師力・仕事術
親と子の愛着形成の問題と対応 −愛着障害がこころと行動に与える影響−
▼ 開催日時
2022年7月30日(土) 9:30〜12:30
▼ お申込・詳細はこちらから
https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_summer2022_information
<担当講師>
宮本 信也 先生(白百合女子発達心理学科 教授・小児科医)
<講師からのメッセージ>
愛着は、もともとはほ乳類の子どもと母親が密着することで子どもの安全を保つ状況に対して使われたといわれていますが、今では、子どもと親、特に母親との間につくられる強い情緒的なつながり感を指す用語として使われることが多くなっています。親と子どもの愛着形成が阻害される背景にはいろいろなものがあり、最も深刻なものは子ども虐待です。子ども虐待まで行かなくても、親と子どもの物理的距離や心理的距離の拡大が持続する状況は、愛着形成を不安定にしがちです。
いずれにしても、心理的な意味での愛着は子どもの自尊心と密接に関連を持っており、そのため、結果として、さまざまなこころの問題と関連することになります。そのようなこころの問題の特徴は、不安定な自己コントロールであり、結果として、情緒の不安定さや、自分や他者を攻撃する行為が生じやすいということでしょう。具体的には、大きな感情起伏、両価的行動、自傷・他傷、反社会的行動、摂食障害、解離性障害などがその例です。このセミナーでは、皆さんとともに子どものこころの問題を理解する重要なキーワードとしての愛着問題について考えていきたいと思います。
▼講師プロフィール
青森県弘前市出身。金沢大学医学部卒業。医学博士。自治医科大学小児科入局、同助手、講師、筑波大学心身障害学系助教授、教授、附属聴覚特別支援学校校長、附属特別支援教育研究センター長、副学長を経て、2018年4月より現職。専門は、発達行動小児科学。子ども虐待への対応、ASDへの対応、小児心身症への対応を中心とした臨床研究活動を展開。趣味は、山歩きと日本各地の銘酒巡り。『アスペルガー症候群・高機能自閉症の本−じょうずなつきあい方がわかる』(主婦の友社)等著書・論文多数。
▼ 開催日時
2022年7月30日(土) 9:30〜12:30
▼ お申込・詳細はこちらから
https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_summer2022_information
<担当講師>
宮本 信也 先生(白百合女子発達心理学科 教授・小児科医)
<講師からのメッセージ>
愛着は、もともとはほ乳類の子どもと母親が密着することで子どもの安全を保つ状況に対して使われたといわれていますが、今では、子どもと親、特に母親との間につくられる強い情緒的なつながり感を指す用語として使われることが多くなっています。親と子どもの愛着形成が阻害される背景にはいろいろなものがあり、最も深刻なものは子ども虐待です。子ども虐待まで行かなくても、親と子どもの物理的距離や心理的距離の拡大が持続する状況は、愛着形成を不安定にしがちです。
いずれにしても、心理的な意味での愛着は子どもの自尊心と密接に関連を持っており、そのため、結果として、さまざまなこころの問題と関連することになります。そのようなこころの問題の特徴は、不安定な自己コントロールであり、結果として、情緒の不安定さや、自分や他者を攻撃する行為が生じやすいということでしょう。具体的には、大きな感情起伏、両価的行動、自傷・他傷、反社会的行動、摂食障害、解離性障害などがその例です。このセミナーでは、皆さんとともに子どものこころの問題を理解する重要なキーワードとしての愛着問題について考えていきたいと思います。
▼講師プロフィール
青森県弘前市出身。金沢大学医学部卒業。医学博士。自治医科大学小児科入局、同助手、講師、筑波大学心身障害学系助教授、教授、附属聴覚特別支援学校校長、附属特別支援教育研究センター長、副学長を経て、2018年4月より現職。専門は、発達行動小児科学。子ども虐待への対応、ASDへの対応、小児心身症への対応を中心とした臨床研究活動を展開。趣味は、山歩きと日本各地の銘酒巡り。『アスペルガー症候群・高機能自閉症の本−じょうずなつきあい方がわかる』(主婦の友社)等著書・論文多数。